自宅を見渡すと、いつの間にか増えた不要なものが目につくことはありませんか？　使わなくなった服や趣味の道具、型落ちのカメラなど、処分したいけれど捨てるのはもったいないし、売るのも面倒……。

そんな悩みを解決するのが「ラクウル」だ。ビックカメラグループが提供する買取総合サービスで、家電に限らずさまざまなアイテムを手軽に売ることができるのだ。

部屋が狭くなったと感じたら、不要品をラクに処分して快適な空間を取り戻そうではないか！

自宅を見渡せば、どうしたって不要なものが目につく。いつか買ったけれど、やがて着なくなった服や、一時期ハマって買い揃えた趣味のもの、新たなものが出たので型落ちしたカメラなど。捨てればいいけれど、もったいない気がして放置してしまうのだ。

このような不要なものを売ってお金にすればいいのではないだろうか。いや、これは誰もが思いつくことだけれど、面倒と思ってしまうのも、また人間。

そこで「ラクウル」だ。買取総合サービスで、名前に「ラク」とついているからラクなのだ。

部屋が小さくなった

子どもの頃に通っていた小学校に大人になってから行くと、すべてが小さく見えて驚く。子どもの頃は小さいなんて思わなかったけれど、体が大きくなると、小さく見えるのだ。それを人々は成長と呼ぶ。

部屋が小さくなった。大人になってから住み始めた家だけれど、間違いなく年々、確実に部屋が小さくなっている。引っ越した当時はもっと広かったのだ。それがいまでは足の踏み場がなく、部屋が小さくなったと感じる。成長した証だろうか。

成長ではないのだ。部屋にモノが増えただけなのだ。成長という喜ばしいものではなく、不要なものをそのままにした結果だ。不要なものは不思議なことにどんどん増える。そろそろどうにかしなければならない。私の家の一部屋が埋まりつつある。

捨てると思うと面倒で腰が重い。売るにしても面倒で腰が重い。すべては面倒だから部屋が小さくなったのだ。ラクに高値でモノを処分したい。そこで「ラクウル」の登場だ。ビックカメラグループの買取総合サービスで電化製品でなくても買い取 ってくれる。

ラクウルの素晴らしい点は、とりあえず箱に詰めて送れば査定してくれること。一点ずつ、これはなんという商品でなどと自分で調べなくていいのだ。箱に入れて送りさえすれば、ラクウル側で調べて査定してくれる。ラク、めっちゃラク。名前の通りだ。

箱の準備すら面倒だと思ってしまう。しかし、ラクウルは必要なサイズの箱を選べば3箱まで無料で届けてくれる。もちろん集荷にも来てくれる。自宅に箱がある場合はその箱に詰めれば集荷にきてくれる。送料は無料だ。マジでラクなのだ。

申し込みもスマホからラクにできる。ここまで褒めまくっているけれど、これと言って不満がない。ラク！　という言葉しか浮かばない。ちなみに出張買取や店舗で売るなどの方法もある。また「かんたん買取キット」なども売っているそうだ。今回は使わなかったけれど。

現代の宝探し

これを書いているいまは、自分が売ったモノの買取価格を知っている。なので、いまにして思えば、何を売ろうかと部屋を漁っているのは、宝探しだったと言える。時代は21世紀。もはやこの世に大航海時代のような宝はないように思えるけれど、違う。宝とは身近にあるのだ。自宅にあるのだ。

もちろんこのときは値段を知らないので、私は「100円でもいらないものばかりだな」と思っていた。自分には価値がなくなったから、使わなくなり部屋をただ占領するモノになっているのだ。こんなの売れるのかな、とひたすら疑問を思いつつ部屋を探索して売るモノを発掘した。

以前使っていたカメラのレンズが出てきた。いまはこれよりも新しいものが出ており、そちらを使っているので、まったく使う機会がなくなってしまった。最後に使ったのがいつなのか思い出せないレベルだ。捨てるにはもったいないので家にずっとある存在だった。

私はカメラを現在4台使っている。この4台は現役で使っているもので、もちろんその前にも使っているカメラがあって、それが上記の2台ということになる。主に動画用途で使っていたものだ。かなり使い込んでいて、へたり具合は写真からもわかると思う。売れるのか疑問だった。

釣竿もたくさん出てきた。短いけれど、どれもつなげると長くなるものだ。長く釣りをしているとだんだんと使うものが固定されてきて、写真のものはまったく出番がなくなってしまった。私にはもう必要ないモノだ。

買ったけれど、使っているうちに大きさだったり、自分の求める使い方ができなかったりで、やはり必要なくなったカバンたち。意外にかさ張るから部屋では邪魔な存在だった。驚いたけれど、わりとキレイ。たぶんそんなに使わなかったのだろうと思う。

なんでこの色を買ったのか、いまとなっては謎で着ることがなくなっていたダウンジャケット。モノはいいと思うけれど、買ったときの自分に問いただしたい。黒を買えと。無難に黒を買っておけと。でも、そのときの私はなんと言えばいいのかわからない色を買い、結果、着なくなってしまった。

知り合いに2.5次元舞台の原点と言われ、観てみたくなり買った『テニスの王子様』のミュージカル。とても原点だった。この作品から2.5次元の舞台は始まったのだ。最近は配信でも見ることができるので売ってもいい気がして今回売ることにした。

箱に詰める！

上記以外にもいろいろ発掘されたので箱に詰めることにした。買取対象のジャンルで、箱に入ればいくら送ってもいいのだ。そこがいい。しかも、自宅まで集荷に来てくれるので重さも気にしなくていい。とはいえ、箱は送るもので分かれていることもある。

カメラなどの精密機器を送る専門の箱がある。これももちろん無料だ。箱は注文するときに選ぶことができる。最近はプチプチとかではなく、上記のような箱なのだ。そこに驚きだった。精密機器をサンドして送る感じだ。

もう１箱には釣竿や洋服、カバンなどを入れて行く。期日ギリギリの引越しの準備のように箱を分けるわけでもなく、どんどんいろいろなジャンルのモノを入れていく。ラクだ。だって、詰めればいいだけなんだもん。

３箱目には知り合いからもらった服やお酒を入れた。お酒用の箱も注文できるのだけれど、今回は普通の箱を使い、割れないように服で包んで入れた。お酒は売るつもりはなかったのだけれど、箱に空きがあったから入れたのだ。気分で追加できるのも緊張感がなくラクなところだ。

これでほぼやることは終わった。集荷は箱を注文するときにお願いするシステムなので、家で待っていればいい。何を売ったのかもいまとなってはわからない。だって適当に箱に詰めただけだもの。ラクなのだ。

結果発表！

あとは自宅で査定が終わるのを待つだけ。ラクウルの取引履歴に箱ごとにそれぞれ査定待ちなどのアイコンがついている。箱ごとに査定され、終わると値段がわかる。私のときは１週間ほどで結果がわかった。

これは精密機器の箱の査定結果の一部だ。値段と査定結果の詳細が記されている。問題があると詳細に何かが書かれているシステム。キズがあるとか、電源が入るが撮影できなかったりすると値段がつかないこともあるそうだが、今回はライカだったせいか、「電源が入るが撮影できない」のに4,200円で買取してもらえた。

さらに素晴らしいのは「売る」「売らない」を選べるのだ。値段を見て「売らない」もありなのだ。現に私は『テニスの王子様』のミュージカルDVDを売るのをやめた。やはり原点だから手元に残しておきたかったのだ。私の中で『テニスの王子様』はザ・レギュラーなのだ。

売れたモノを見て、こんなモノも箱に入れていたのかと驚くし、こんなに高値でとやはり驚く。ありがたいし、ラクだった。そして、お金は銀行口座などに振り込んでもらえるが、一旦、ウォレットに入る。それが今回売った3箱の総額だ。

私にとっては100円でもいらないと思っていたものが84,503円！　すごい。おののく金額だ。発掘して箱に詰めただけなのに。ラクウルという名前に恥じない素晴らしきサービスだ。ちなみに「誕生日お祝いキャンペーン」など、クーポンが豊富で買取額を増額してくれるものもありがたい。ラクウル、最高だ。

ラクウルはラク！

家にあるモノは価値がないモノばかりと思っていた。それは私にとってで、ラクウル的にはそうではなかったらしい。ありがたいことだ。また本当にラクだった。こんなにラクなら今後も売りたい。84,503円で何を買おうか、が最近の悩みだ。モノは減っても結局増えるのだ。