毎日の睡眠にかかせないふとん・まくらなどの寝具や、お部屋を彩るインテリア。
正しいお手入れをすることで、常に清潔でお部屋の環境もよくなります。
間違ったお手入れは快眠の妨げになるだけでなく、寝具・インテリア用品の寿命も縮めてしまいます。
この機会に正しいお手入れ方法で快適なお部屋の環境・睡眠を手に入れましょう!

カーペット

普段手入れを怠りがちなカーペット。
しかし放置しておくとホコリが溜まってしまったり、身体へ悪影響にもなります。
日頃のお手入れでキレイなお部屋環境も作り出しましょう。

お手入れ方法

日頃のお手入れ

細かなゴミやホコリをとるために週に1〜2回、毛並みの反対方向に掃除機をかけてください。
ホコリやごみがカーペットの中に入り込んで掃除機だけでは吸い取れない時はナイロンのタワシでカーペットをブラッシングするようにして、ごみをかき出してから掃除機で吸い取ってください。

月一回のお手入れ

バケツ一杯のぬるま湯にキャップ1〜2杯の中性洗剤を溶かし、
雑巾を固めに絞り、毛並みの反対方向に強く拭いてください。

年一回のお手入れ

年に一度は外に持ちだし、カーペットの裏側から棒などで軽くたたき、ゴミやホコリをたたき出して下さい。
その後2〜3時間裏返しのまま陰干しして下さい。

!注意点!

  • フローリングの上に敷く場合、裏材の成分が反応しフローリングが変色したり、
    裏面のゴムが床面に付着することがあります。
  • 月に一度は使用場所を変えたり床材を拭いたりしますと変色しにくくなります。
  • ワックスや艶出し剤を床面に使用された場合、完全に床面が乾燥してからカーペットを敷き込んでください。

■パイルが飛び出したときは・・・■

引き抜いたりせずに、ハサミで丁寧に切りそろえてください。

■あらゆる場所にいるダニを防ぐには・・・■

日頃のお手入れと換気で繁殖は防げます。
風通しを良くし、吸引力の大きい掃除機で週に2回は掃除しましょう。

保管方法

パイプを芯にして巻き、横にして保管してください

パイルが寝る方を手前にして必ず内巻きにしてください。巻くことにより型崩れを防げます。
ホコリよけにはポリシートか新聞紙でくるんでおけば十分です。
タイルカーペットはパイル面どうしを合わせて収納してください。

!注意点!

立てた状態での保管や、上にものを置くのは型くずれのもととなります。

汚れてしまったら

汚れ落としはすぐに処置することが一番です

クリーニング店へ依頼するのが一番正確ですが、部分汚れは市販のクリーナーでも十分落とせます
汚れをとった後は必ず毛並みをそろえてよく乾かしてください。

!注意点!

色落ちしないことを確かめてからお使いください。

【汚れ別シミの取り方・補修方法】

ジュース・果汁

シミが広がらないように乾いたタオルで拭き取ってください。古いシミは濡れタオルで何度も拭き取った後、中性の洗濯用洗剤をぬるま湯に溶かし、布に浸してたたき拭きをします。

紅茶・コーヒー類

水で固く絞ったタオルで拭いてください。古いシミは、レモン片か酢で拭くと効果的です。

ビール・洋酒・日本酒

水またはぬるま湯を、布か綿棒に含ませて、シミを吸い取らせるような感じでたたいてください。ぬるま湯でも落ちないときは、中性洗剤をご使用ください。

あめ

お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭きとってください。

ケチャップ

紙でとり、酢で拭いてください。色が残ったらオキシドールで拭いてください。

しょう油・ソース

ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。古いシミはオキシドールで漂白してください。

牛乳・ヨーグルト

ぬるま湯で、くり返し拭いてください。古いシミは乾いた歯ブラシでブラッシングをし、乾いたタオルで拭いた後、念入りに掃除機をかけます。

バター・マヨネーズ

お湯を含ませた布で拭いた後、洗剤液で拭いてください。

カレー

ぬるま湯に浸した布でつまむように拭き取ってください。古いシミは中性の洗濯用洗剤をぬるま湯に溶かし、布に浸して拭きます。

口紅

アルコールでこすり取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。

香水・化粧水

石鹸水で拭いてください。

クレヨン・靴ズミ

ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取った後ぬるま湯で拭いてください。

ふん(犬、猫など)

漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、べとべとしたものを吸い取らせてください。乾いてから掃除機の隙間ノズルで吸引してください。漂白剤は殺菌作用があり臭気も消えます。

よく乾かして指先で落としてからブラッシングしてください。その後、洗剤を入れたぬるま湯を含ませた布でたたき落としてから水で拭いてください。

焼け焦げ

焦げ部分をはさみでカットします。カットした部分が少ない場合目立たなくするために、廻りの毛をカットした部分に寄せてくるように、ならします。カットした部分が多い場合同色の毛糸を適当な長さに切り、木工用ボンドで貼り付けます。

ガム

氷で冷やして固めてから取り除いてください。

部分的なへこみ

へこみ部分にスチームアイロンをあて、蒸してください。

目がたおれている

20倍ぐらいに薄めた、洗濯用柔軟材をカーペットの目のたおれた部分全体にスプレーし、ドライヤーを当てながら、ブラシで目を立てるようにといでください。

■日焼け防止のために■

日当たりの良い部屋のカーペットは日焼けで変色してしまうので、
少しでも変色を予防するには、掃除をする時、毛先が窓の方向に向くように掃除機をかけましょう。

■シミ防止のために■

買ってきてすぐ、真新しいときに防水スプレーをすることで
シミや食べこぼしなどの汚れから守ることができます。
また防水スプレーの効果がきれる前に、さらに上塗りするのがこつです。

寿命と買い替えの目安

◆買い替えの目安◆

使用しているうちに手触りがゴワゴワしてきたり、どうしても落ちない汚れやシミが目立ってきたり、ーペットの毛先が寝て起きない時が買い替えの目安になります。
また、引越しや新生活を始める際にも買い替えの時期としてはオススメです。