毎日の睡眠にかかせないふとん・まくらなどの寝具や、お部屋を彩るインテリア。
正しいお手入れをすることで、常に清潔でお部屋の環境もよくなります。
間違ったお手入れは快眠の妨げになるだけでなく、寝具・インテリア用品の寿命も縮めてしまいます。
この機会に正しいお手入れ方法で快適なお部屋の環境・睡眠を手に入れましょう!

ベッド

意外と知られていないベッドのお手入れ方法。
重くて動かすのが大変なのでふとんのように簡単に干せないベッドですが、
きちんとしたメンテナンスで長持ちさせましょう。

お手入れ方法

マットレスは定期的にローテーションさせましょう

マットレスは体重がかかる腰やお尻の部分がどうしてもへたりやすくなってしまいます。
最初の1年は1ヶ月に1回程度、その後は3〜4ヶ月に1回マットレスの
上下を入れ替えたり、表と裏を裏返してください。
体重のかかる部分が変わることで部分的なへたりも起きにくくなります。
また風通しの良い部屋にマットレスを立てかけておけば、こもった湿気がとれます。

!注意点!

  • マットレスによっては片面仕様のものや上下がありローテーションが出来ないものもあります。

フレーム

天然杢

直射日光の当る場所や湿気の多い場所を避け、こまめに乾拭きしましょう。
※塗装面のツヤが消えたり、シミになる場合があるので化学ぞうきんは使用しないでください。

直射日光の当る場所や湿気の多い場所を避け、柔らかい布で表面を乾拭きしてください。
手あかなどの軽い汚れは、固く絞った蒸しタオルで拭き取った後乾拭きしてください。
※革が変色する恐れがあるので化学ぞうきんは使用しないでください。

合成皮革

柔らかい布で軽く乾拭きしてください。

掃除機でホコリを吸い取るか、柔らかいブラシでブラッシングしてください。

ベッドパッドは必ず使用してください

ベッドパッドはマットレスとシーツの間に敷き、カラダから出た汗を吸収したり
湿度調整の役割だけでなくマットレスを長持ちさせる役割もあります。
こまめな交換をするように心掛けましょう。

ベッドの下はこまめに掃除をしましょう

部屋の中を動き回るたびにホコリが移動し、ベッドの下は吹き溜まり状態になっています。
引き出しなど収納つきベッドでもホコリは溜まるので定期的な掃除が必要になります。

汚れてしまったら

マットレス

汚れが付いた場合はすぐに拭き取ってください
ひどい汚れは中性洗剤を浸した布で広がらないようにたたきながら拭き取り、
洗剤が残らないように水に濡らした布で拭き取ってください。
その後しっかりと乾燥させてください。

フレーム

天然杢 お湯で薄めた中性洗剤で汚れを軽く拭き取った後、よく水拭きしてから柔らかい布で乾拭きしてください。
お湯で薄めた中性洗剤で汚れを落とし、固く絞った蒸しタオルで洗剤分をよく拭き取った後、自然乾燥させてください。
市販の革専用クリーナーもオススメです。
合成皮革 お湯で薄めた中性洗剤で汚れを落とし、その後、よく水拭きしてから乾拭きで完全に水気を取ってください。
※ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますので注意してください。
お湯で薄めた中性洗剤やベンジンで軽く叩くようにして吸い出した後、水で浸した布で洗剤等をよく拭き取り自然乾燥させてください。
※毛足のあるパイル織りは、パイルが起きないことがあります。

寿命と買い替えの目安

◆寿命◆

環境や体質によって異なりますが平均的な寿命は約10年です。

◆買い替えの目安◆

中央部などに部分的なヘタリがでると正しい寝姿勢がたもてなくなるので買い替え時です。
また、フレームが破損してしまったり、マットレスのきしみ音や
側生地の汚れ・においが気になってきたら買い替えのタイミングです。

■ベッドを長持ちさせる為に・・・■

環境や使う方の体質により異なる為、一概には言い切れませんが

  • スプリングユニット損傷の原因となるのでマットレスは折り曲げないでください。
  • 湿気はマットレスの寿命を縮める原因となりますので水から保護しましょう。
    濡れてしまった場合は完全に乾くまでしっかり乾燥させましょう。
  • マットの上で飛び跳ねるのはやめましょう
  • がたついたフレームは破損に繋がるので、定期的に確認し、がたつきがある場合は緩んだボルトを締めるようにしましょう。