ネットワークCDレシーバー ホワイト RCDN12W [Wi-Fi対応 /Bluetooth対応 /ハイレゾ対応 /ワイドFM対応]

素晴らしい

先々代のＲＣＤ−Ｎ９からの買い替えになります。性能的には隔世の感があります。これまでオーディオは、アンプはそこそこの性能でもスピーカーさえよければいいと思っていました。私は、クラシックジャズが好きで、スピーカーは、モニターオーディオのトールボーイ型のスピーカー使ってそれなりの音を出しておりましたが、この商品の広告、プロによるプレビューの記事を見てかなり力の入った製品だなあと思い買い換えを決心した次第です。結論は大正解でした。ズバリ音については、それぞれの楽器やボーカルそれぞれのつぶだちがはっきりしてライブ感たっぷりの音ながら耳障りなことは一切なく、これが同じスピーカーからの音かと驚きました。おかげで毎日、妻とともにオーディオを楽しむ時間が大幅に増えました。また、機能については使いきれないほど、まさにオールインワンの高性能アンプです。私がいまのところ使っている機能ですが、ＣＤ機能についてですが、以前の機種は音飛びが所々していたＣＤをかけたところ、呼び込みは早く、音飛びは一切なく、その素材の音を安定してトレースする能力に感心しました。全面パネルにあるＵＳＢ入力端子がありますが、ネット等でＵＳＢメモリにとりだめしたハイレゾの音源ですが、まず驚いたのは読み込みの時間が早いということです。前の機種は、メモリによっては数分かかることもありましたが、はっきり言ってこの製品は待ち時間はないと言えます。音質はすばらしいの一言。ネット関係ですが、日本に限らず、世界のインターネットラジオ局を以前から聞いておりましたが、ときどき途切れることがありました。これに対してこの製品は選局もあっという間に出来て途中で途切れることは一切ありません。また、搭載されているＨＥＯＳアプリをスマホにいれてみたところ、私が好みのルーマニアの放送局で２４時間ジャズを流している「ＪＡＺＺ　ＲＡＤＩＯ　ＣＬＡＳＳＩＣ
ＪＡＺＺ」を聞くと製品本体には放送局名、曲名が表示されますが、さらにスマホの画面では流れている曲のアルバムのレコードジャケット表示、音量、音質調整ができるようになっていて、もちろんリモコンでもできますが、目でも楽しめるようになっています。アナログレコードは、今まではオーディオテクニカのBluetooth送信機能のあるレコードプレーヤーで聞いておりました。今回はBluetoothは受信ばかりでなく送信機能もできるとのこと。また、直接有線で接続できるＭＭカートリッジ用のフォノ端子もあり、ありがたいです。また、プロジェクタースクリーンの左右にスピーカーを設置して映画などを視聴していますが、今回ＨＤＭＩ（ＡＲＣ）端子がついて高価なＡＶアンプと同じ機能が加わり、今まで別の装置で光出力に変換してアンプにつなげていたことから助かります。この製品の開発では、サウンドリマスターの方がエンジニアの方々とコラボして妥協のない製品開発をしてきたとのこと、スピーカー端子は一組しかない２チャンネルではあるものの、内部はＢＴＬ接続となっているそう。その他高価な半導体、電源、剛性強化などこの小さな筐体によくぞこの性能と機能を詰め込んだと感心します。価格については、私が買った従来の製品より倍の１０万前後となりましたが、私は当然のアップでコストパフォーマンス的には逆に大幅にアップして購入しても後悔のない製品であると断言します。