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SONY デジタル一眼カメラ「α7RVI」新製品イベント レポート

ついに発表された“α7R VI”の先行体験レポートをお届けします。
2026/05/15
SONY デジタル一眼カメラ「α7RVI」新製品イベント レポート

2026年5月7日にティザーバナーが公開され、ついに高画素機であるα7R Vの後継機がいよいよ発表されるのではとカメラファンの間で噂されていましたが、5月13日23時に“α7R VI”が正式発表となりました。 今回はそのα7R VIを中心とした新製品がいち早く試せるプレス向けの体験会に参加してきました。製品の外観や使用感、作例を中心にファーストインプレッションとしてお届けします。

歴代αシリーズと進化の実感

イベントは2部構成で行われました。前半のプレゼンテーションパートでは進化したα7R VIの機能や作例を中心に担当者から説明が行われました。後半パートでは、参加者がテーマごとに用意された被写体を自由に試すことが出来ました。会場には歴代のαシリーズも展示がされており、プライベートでα7R III、α7R IV、α7 Vと使い続けてきた筆者としては、懐かしさを感じるとともに今回のα7R VIの進化を実感することが出来ました。

外観・操作性

ではまずは外観から見ていきたいと思います。若干の差はありますがα7R Vやα7 Vなどと本体形状に大きな違いはなく、小型ながらしっかりと手におさまるホールド性は相変わらずよいと感じました。その他、細かい部分ではモードダイヤルの若干の変更、端子部分などに変更が見られます。

液晶画面はα7R Vに採用されている4軸マルチアングル液晶モニターで縦位置、横位置ともに自在なアングルでの撮影をアシストしてくれます。また、新たにイルミネーションボタンが採用され、ボタン自体が発光、暗所での撮影時の操作性が大幅に向上しました。

α7Vでも採用された光源の色推定処理にAIディープラーニング技術も引き継がれ、さらにα7R VIについては可視光+IRセンサーを搭載、様々な光源下でより安定した色再現を実現します。

動画撮影時の使い勝手にも配慮されタリーランプを搭載。デュアルゲイン撮影や8.2Kオーバーサンプリング8K 30p撮影など動画機としてもハイエンドな位置づけに。

新バッテリー NP-SA100

今回、バッテリーが刷新されてNP-SA100(写真左)になりました。従来品のNP-FZ100よりも約1.3倍の持続時間(容量アップ)とともにパフォーマンスの安定に繋がるアップデートがされたようです。そのため、充電器や縦位置グリップといったアクセサリーも一新されています。

マグネシウム合金ボディの鋼体
カメラの心臓部と頭脳ともいえる積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」と画像処理エンジン

実写レビュー

ここからは会場で特徴を体感できるブースで実写することが出来ましたので撮影してみました。
進化した有効画素数約6680万画素の解像力と最大16ストップの豊かな諧調表現と共にリアルタイム認識AF+や最高30コマ/秒の高速連写の実力の一部が伝われば幸いです。

6680万画素の圧倒的な解像感

物撮りコーナーでの一コマ。被写体の質感の再現、AIディープラーニング技術と可視光+IRセンサーの併用で忠実な色再現。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS
  • 絞り値:f/8
  • 露出時間:1/250秒
  • ISO:3200

 

上記画像をピクセル等倍にて。オレンジの質感、解像感など目を見張ります。さらにエクステンデッドRAW処理によって更なる解像感を得ることもできます。

狙った被写体をとらえるAF性能と追従性能

リアルタイム認識AF+により、リボンが顔を横切った際なども惑わされることなく、粘り強く確実に追い続けてくれました。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS
  • 絞り値:f/4.5
  • 露出時間:1/1000秒
  • ISO:3200

 

ダンサーのランダムな動きにも追従。リアルタイム認識AF+により瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置を高精度に認識するという事でダンサーが交差したりするシーンや横顔でも確実に追従してくれました。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS
  • 絞り値:f/4.5
  • 露出時間:1/1000秒
  • ISO:3200

 

有効最大約6680万画素で、最高約30コマ/秒連写、AF/AE追従によるブラックアウトフリー連写に対応。高精細に決定的瞬間を残すことが可能です。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS
  • 絞り値:f/4.5
  • 露出時間:1/1000秒
  • ISO:3200

 

望遠ズームレンズ FE 100-400mm F4.5 GM OSS

会場では同時に発表になったE 100-400mm F4.5 GM OSSも体験しました。実際に手にするとバランス、取り回し良く素早いフレミングが必要なシーンなどでその機動力を発揮してくれそうです。

手前の草を前ボケで入れても確実に野鳥を認識してくれました。FE 100-400mm F4.5 GM OSSの高速なAF、手持ちでも取り回しの良さも実感しました。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS
  • 絞り値:f/4.5
  • 露出時間:1/400秒
  • ISO:2500

 

被写体が小さなシーンでも確実に認識してくれました。確実にAF性能も進化しています。飛行機などほかの被写体でも試してみたいところです。

  • カメラ:SONY α7R VI
  • レンズ:SONY FE 100-400mm F4.5 GM OSS
  • 絞り値:f/4.5
  • 露出時間:1/400秒
  • ISO:800

 

限られた時間ではありましたが、撮影をしてみて解像度や色再現の高さや被写体を外さないAFは確実に旧機種からの進化を実感できました。α7R VIは多くのシーンにおいて活躍してくれるのではないでしょうか。
また、レポートの画像ではお伝え出来ないもののEVFの完成度にも驚きました。944万ドットDCI-P3相当の色域を実現した新開発ファインダーを搭載、その色再現性や明るさは撮影に集中するにあたり重要な部分だと感じました。

只今、ビックカメラ各店、ビックカメラ.COMにて予約受付中です。各店では5/29(金)より先行展示予定ですので、ぜひ店頭でお手に取ってお試しください。

 

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2024年1月までにビックカメラ.comで掲載された記事はこちらをご覧ください
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野村憲広
文・写真
野村憲広
学生時代よりカメラ・写真にのめりこみ入社してからもカメラ売場で腕を磨いていた。自身で購入して使い倒したカメラは数えきれず、給料の大半が会社に返納されているとの噂がある笑。よく撮る被写体は鉄道、飛行機。ラーメンも好きだけど自主規制中。
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