ハイブリッドプリメインアンプ MA352 [真空管]

・プリアンプ部は、12AX7a x 2本と12AT7 x 2本の真空管回路で構成され、それらの真空管はスタイリッシュな保護ケージに収められています。

・出力段はダイレクトカップルド構成のソリッドステート設計。

・200W+200W（8Ω）、320W+320W（4Ω）の最大出力。

・放熱効率を高めた“Mc”ロゴをあしらった新デザインのマッキントッシュ・モノグラム・ヒートシンク(McIntosh Monogrammed Heatsinks)を採用。

・マッキントッシュ独自のテクノロジーと機能(パワーガード、セントリーモニター、パワーコントロール)を採用。

・フロントパネルに5バンドイコライザー（30Hz, 125Hz, 500Hz, 2kHz、10kHz)を搭載。各周波数は、±12dBの範囲で増減可能です。また各入力でイコライザーのON/OFFを設定できます。

・MMカートリッジ対応フォノ入力を装備。極めてフラットな周波数レスポンスを達成し、誤差の少ない抵抗およびコンデンサーの採用により、ノイズ及び歪みを最小限に抑えます。

・マッキントッシュ伝統の鏡面仕上げのステンレス・スティール・シャーシと両サイドのアルミ・ダイキャスト・製品名バッジは、マッキントッシュ・システムに違和感なく溶け込みます。

・出力素子にはThermalTrak出力トランジスターを採用しています。これは、5ピンのバイポーラー・トランジスターになります。
このトランジスターは、検出用ダイオードを内蔵し、増えた2本のピンはそのダイオードの出力として機能します。温度変化により、流れる電流量が変化するトランジスターの特性を温度検出用ダイオードでリアルタイムに 素早く検知しバイアスを補正します。
これによりトランジスターのバイアス電流の安定性が高まります。(一般的な3ピンのトランジスターでは、ヒートシンクに外付け温度補正デバイスが別途必要になります。)

・大型電源トランスと60ジュールのエネルギーを蓄えられるフィルターコンデンサ―による大電流供給能力と、レギュレーテッド電源回路により、ACラインの電圧変動・ノイズから解放された安定動作を保証します。

・McIntosh特許取得済みの金メッキ出力端子により、大電流にも信号ロスを限りなく抑え、純度の高い信号伝送を実現します。

・広角LEDのフロントパネル照明:フロントパネルのイルミネーションは、照明を均一にするため、カスタムデザインの広角LEDを使用しています。
(従来製品は、ファイバー光拡散器とLEDを使用していました。当時は、照射角の広いLEDがなかったため、狭角のLED光を細い光ファイバーケーブル(数十本)で分散させ光源とし、拡散フィルムに照射して均一な面照明としていました。