時津賢児 新・空手理論 【DVD】

フランスに渡り30年、時津賢児は遂に新・空手理論を完成させた。「自成道」。
自ら成す、自らを成す武道。伝統的な空手の稽古体系に疑問を呈し、自ら検証することによって、
物理的、身体生理学的に理にかなった、50歳、60歳になっても勝てる、まったく新たな理論を構築した。
空手界の抱えた問題点を鋭く抉り、組手理論を打ち立て、それを実践する。
生涯を通じて行う武道とは、実戦の技術とは、その理念とは何か。先にビデオで発売された
［基本篇］［組手編］の2作品を2枚組のDVD-BOXで新発売。

【収録内容】
■ 立禅 Ritsuzen
矢山式小周天気功法 The Yayama Shoshuten Ki Method
振り子の運動 Pendulum Motion
鳥の型 Cho no Kata（Bird Kata）
亀の型Kame no Kata（Turtle Kata）
龍の型Ryu no Kata（Dragon Kata）
熊の型 Kuma no Kata（Bear Kata）
正しい姿勢とは Correct stance
身体の有効な使い方 How to effectively use the body
突き技 Punching Techniques
平突き Hiratsuki
投げ突き Nagetsuki
縦突き Tatetsuki
裏突き Uratsuki
鈎鉤突き Kagitsuki
上げ突き Agetsuki
肘打ち Elbow Strike
開手 Kaishu
突き技の練習 Punch training
なぜ技を極めないか Why there is no snap stop finishes with punches
歩法Hohou （Footwork）
寄り足 Yoriashi （Gather Step）
継ぎ足 Tsugiashi （Hopping Step）
受け Blocks
前後 Forward and Backward
上下 Up and Down
左右 Left and Right
外回し Outward Rotations
内回し Inward Rotation
歩法を使った受け Footwork for Blocks
掛かり稽古 Kakari Practice（Sparring）
自由組手 Free Kumite
蹴り Kicking

【出演】
時津賢児（ときつけんじ）
1947年、山口県出身。高校時代から空手を始め、一橋大学進学後、
本格的な修行の道に入る。1971年、一橋大学社会学部を卒業し、フランス・パリに渡る。
空手修行に励むと共に、文武両道の人生を築くことを目標とする。
1974年、パリ第五大学社会学部修士課程修了。1982年、同博士課程修了。
1994年、フランス国立大学における助教授資格を得、パリ大学ソルボンヌ文化人類学研究所研究員となる。
1983年、既成の空手に飽きたらず、自ら小林門空手道を創設。伝統的な空手の稽古体系に疑問を呈し、
自ら検証することによって、物理的、身体生理学的に理にかなった、新たな理論を構築してきた。
その過程で中国拳法、さらには剣道の理合いをも取り入れ、
1997年、「自ら成す武によって自らを成す」という意味を込めて自成道と名付ける。
ヨーロッパを中心に、世界各地に多数の弟子を持ち、精力的な指導を行っている。