（クラシック）/ ロッシーニ：ピアノ作品全集 第8集 老いのいたずら 【CD】

若くして多大な成功を手にしたロッシーニがオペラの世界から引退を発表したのは、なんと37歳の時。その後は小さなピアノ曲や歌曲を折にふれ作曲し、内輪で演奏して楽しんでいました。これらの作品と、活動中に書き溜めたいくつかの小品やスケッチはすべて彼の2番目の妻オランプに権利を与え、無断で出版ができないような手段を講じました。この曲集『老いのいたずら』には本当にいろいろな作品が含まれており、最近になってまた新しい手稿が発見されるなど、ロッシーニ研究家にとっても、また愛好家にとっても重要な曲集です。とりわけこの第8集に収録されているのは、ヴァイオリンの小品や合唱曲などの世界初録音を多く含む大変珍しい作品ばかり。ピアノのマランゴーニを中心とした親密な演奏でお楽しみください。 （C）RS

【収録曲】
ディスク1
1．老いのいたずら 第9巻から パガニーニに寄せる一言（悲歌）-ヴァイオリンとピアノのための
2．Allegretto-ヴァイオリンとピアノのための （世界初録音）
3．Tema-ヴァイオリンとピアノのための （世界初録音）
4．Un mot pour basse et piano 低音とピアノに寄せる一言-チェロとピアノのための （世界初録音）
5．老いのいたずら 第14巻から Allegro agitato-チェロとピアノのための再構築
6．老いのいたずら 第9巻から 一滴の涙、主題と変奏-チェロとピアノのための
7．老いのいたずら 第8巻「館のアルバム」から 純血のタランテッラ（行列を横切る）-合唱、ハルモニウム、鈴とピアノのための （世界初録音）
8．主題と変奏 ホ短調-ピアノのための （世界初録音）
9．老いのいたずら 第9巻から 前奏曲、主題と変奏-ホルンとピアノのための Andante maestoso
10．老いのいたずら 第9巻から 前奏曲、主題と変奏-ホルンとピアノのための Allegro moderato
11．老いのいたずら 第9巻から 前奏曲、主題と変奏-ホルンとピアノのための Andante maestoso
12．ワルツ-ピアノのための （世界初録音）
13．l’Adagio du Trio d’Attilaによるリトルネッロ-ピアノのための （世界初録音）
14．Marlbrough s’en va-t-en guerre マールブルクは戦争に行く-ピアノのための （世界初録音）
15．老いのいたずら 第14巻から L’ultimo pensiero． Un rien 最後の考え-バリトンとピアノのための （世界初録音）
16．老いのいたずら 第14巻から メタスタージオ、アルバムのために-バリトンとピアノのための （世界初録音）
17．小さなおみやげ-ピアノのための （世界初録音）
18．老いのいたずら 第11巻 声楽のための雑曲 ジョヴァンナ・ダルコ-メゾ・ソプラノとピアノのための


録音年：2017年3月27日、28日、4月18日他