●2000万画素COMSセンサー2基を搭載し、水平方向・垂直方向の全方位360度の画像を高画質で撮影・記録できる4K対応VRカメラ“OMNI shot(オムニショット)”です。
●4K(3840×1920)/30fpsに対応し、美しく滑らかな360度動画を撮影可能です。
●静止画は24.5M相当(7008×3504)のクリアで高精細な画質で撮影可能です。
●WDR(ワイドダイナミックレンジ)撮影機能を搭載し、黒つぶれ・白とびを防ぎ、美しく自然な色合いで撮影可能です。
●ちょっとした雨水や汗から保護する「JIS防水保護等級4(IPX4)」相当の防水性能を備えた設計で、使用中に雨が降ってきても安心してご使用いただけます。
●※IPX4:生活防水を目的とし、あらゆる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない構造条件を満たす製品に与えられる等級です。
●重さ約76gと非常に軽量なコンパクトサイズで、気軽に持ち運び可能です。
●撮影画像はmicroSDHCカードに保存可能です。※32GBまでに対応しており、4K動画で約1時間、静止画は13000枚を保存可能です。
●無料でダウンロードできる専用アプリ「OMNI shot」を使用して、スマートフォンからさまざまな操作が可能です。※専用アプリはAndroid、iOSに対応しています。
●スマートフォンと本体をワイヤレスで接続することで、スマートフォンから撮影の開始/停止、撮影画像の確認などが行えます。
●撮影画像は4つのビューモード(パノラマモード、ジャイロモード、スワイプモード、VRモード)で楽しめます。
●撮影した画像はLINEやFacebookなどで共有できます。
●専用アプリ「OMNI shot」から、YouTubeでは360度動画のライブ配信が可能です。
●持ち運びに便利で、本体をキズや汚れから守る専用ポーチが付属しています。
エレコムの4K対応VRカメラ「OMNI shot(OCAM-VRW01BK)」は、撮影者の360度周囲の動画・静止画を4K高画質で“誰でも・手軽に”撮影できるコンパクトな全天球カメラだ。
本機は引きの画角で撮影することがメインとなるだろうが、レンズ先端から最短10cmまでの距離感にある被写体に迫ることもできて、明るさも十分。静止画像は最大24.5MPまで3段階で画質設定が可能。動画は4Kと2Kが選べる。ファイル形式は静止画がJPEGで、動画がH.264/MPEG-4 AVC。4K動画はYouTubeにアップロードして楽しめるが、ストリーミング出力時のみ最大解像度は1440×720画素までとなる。
撮影時のホワイトバランスやISO感度の調整は自動処理されるので、難しいことを考えずに撮影できる。トリック撮影機能としてタイムラプス撮影機能もある。
撮影データはSDカードに記録され、Bluetooth/Wi-Fiで接続したスマホアプリで確認する。内蔵バッテリーは2時間のフル充電から、動画は最大解像度で約50分間の連続撮影が可能。また、IPX4相当の防滴仕様で雨天でも撮影できるし、濡れてしまったら拭き取っておけば心配ない。底面には三脚穴を備える。
撮影動画をiPhone Xで再生するとディテールの情報量にも富んでいて、明暗のコントラスト感や色合いも自然に再現されている。撮影現場の空気感もリアルに残せている。ハンドリングは手軽だが、画質はあなどれない。
ふたつのレンズで撮った映像の接合処理も違和感が少なく、引き込まれるような仕上がり。手持ちの簡易VRスコープでも再生してみたが、普段見慣れている風景だからこそ、いっそう生っぽい臨場感が肌身に染みて感じられた。
静止画もクオリティが高い。24.5M/7.3M/1.8Mと画質を変えて撮影してみたが、スマホの画面上やPCに取り込んで再生してみても、7.3M以上であれば遠くのビルの窓枠の輪郭などもシャープに再現できていた。
本機は、ふと訪れる“大切な思い出を記録しておきたい瞬間”をカジュアルに残せる新感覚のカメラだ。コンパクトだし、生活防水対応も万全。旅行に出かけるときや、アウトドアレジャーの時にも、さり気なくポケットに忍ばせておきたい。きっとあなたのクリエイティビティを刺激してくれるアイテムになるはずだ。
文:山本 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。