電源ケーブル（2.0m） PL3800-2.0

使いやすい

壁コンセントと電源タップの間で使用。
コードがしなやかで扱いやすく、安っぽさもなく、使い勝手の面で満足してます。

PL3800-2.0

PCのパワーサプライ用に購入しました。

本製品はケーブル皮膜に『耐熱性ポリオレフィン』が採用されているとの事。
ポリオレフィンとは原料の化合物がオレフィンである樹脂を総称するもので、
例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどがあります。
電源ケーブルならば絶縁材料や電線被覆などの用途に適した、
ポリエチレンであると思われます。
採用したポリエチレンの密度や耐熱性を実現するための合成材料が、
不明なので何とも言えませんが、
塩化ビニール樹脂やABS樹脂と比較して、
ポリエチレンは比誘電率が小さく、
高周波領域での絶縁体として使用できるらしいので、
簡易的ではありますがシールドの様な役割としても期待できるのかもしれません。
これは企画開発したSAECさんの担当者のみぞ知るといったところでしょうか。

PCケースのサイドパネルがアクリルやガラス、
オープンフレームやベンチテーブル、
LED電飾を激しく明滅させている環境、
PC関連のガジェットのACアダプターが散乱している環境、
CPUの低電圧化やメインメモリのレイテンシや電圧を調整している環境、
その他様々な環境にてシステムが不安定な人は、
まず、片っ端からフェライトコアを付けてみては？
次に冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、エアコンは、
アース線にて処理をする事が望ましいと思われます。

その上で予算に余裕がある人は、
PL-3800の様な電源ケーブルを購入するのも良いかもしれません。
HWiNFO64というソフトウェアにて表示される数値を見れば、
電力(W)、電圧(V)、電流(A)の安定性に関して確認ができると思います。
PC　Triple　C導体は電源ケーブルとの相性が非常に良いと個人的に感じました。
（＊PL-3800にはフェライトコアはつけていません。）

当方の環境は、
・AMD　Ryzen　7　5700X
・MSI　MPG　X570S　EDGE　MAX　WIFI
・CORSAIR　HX850　CP-9020138-JP（80PLUS　PLATINUM認証取得　850W）
となります。

次に、電気用品安全法について。

PL-3800には、
・プラグ部：＜PS＞E　JET
・インレット部：＜PS＞E　JET
・ケーブル部：＜PS＞E　JCT
という表記があります。

経済産業省ホームページの「電気用品安全法の概要」には、
電気用品に付される表示にて『＜PS＞E』の表記例や説明が見当たりませんでした。
この為、関東経済産業局　産業部消費経済課　製品安全室に電話をしてみました。
PSEという英文字を菱形の図形にて囲むマークが一般的であるが、
製品に表記するスペースが狭い場合などには、
簡略表記である『＜PS＞E』が使用される場合もあるという認識を
私は持っているがこの認識で間違いありませんか？
という問いに対して間違いないという回答をもらいました。
しかし、経済産業省ホームページの「電気用品安全法の概要」には、
簡略表記である『＜PS＞E』の表記例や説明が見当たらなかった為、
『＜PS＞E』の表記例や説明についても追加するように、
お願いしておきました。（2022/05/23の電話時点）

これに関連して、
SAECさんに限らずオーディオ業界全体にお願いしたいのですが、
各社公式ホームページの製品情報やカタログには、
電気用品安全法についての記載を各製品個々（仕様）に必ずお願いしたいです。
プラグ、インレット、ケーブルといった部材を個別に購入して、
自分好みの電源ケーブルを自作する人もいるわけですから、
電気用品安全法に関する記載や注意書きは非常に重要であると考えます。

使い勝手がいい

太さの割に曲げやすいので取り回しがいいです