DHG　UV　49mm

薄くて安い。

マルミは国産なので安心感があります。安価な割に薄枠なので満足しています。

長年使用すると差が出ます

他社のフィルターは長年使用すると、枠止めが緩みガラス面が外れたり、フィルター枠がゆがんで外しにくくなる事がありますが、同シリーズは10年以上使用してもこのような傾向が現れる事はありません。
また、実験的に他社のUVフィルターと比較したのですが、とある透過率0.3％がウリのフィルターより、解像や色収差が良好であった事から、ほとんどの保有レンズをこのシリーズで統一しています。

常用しています

メーカー発表反射率は0.5％以下ですが、他メーカーの0.3％品より透明感があり、付けている感覚が無いほどに感じます。
また、発売当初（10年くらい）から使用していますが、同期に購入した他メーカーのフィルターはガラス面にガタが出て片ボケを起こす物もありますが、マルミさんのフィルターは問題なく、しっかりとした仕様です。
当方、フィルム時代からのカメラ好きなので、保護＝UVの感覚がありました。ただ、デジタル時代になってからローパスフィルターがあることから、「UVフィルターは不要」という意見が多く、普通のプロテクターが主流になっています。
あくまで個人の好みの問題ですが、ローパスレスフィルターの機種には上記の概念は当てはまりませんし、現在のレンズの接合はUV硬化樹脂が使われているので、プロテクターだけではバルサムの劣化（黄色変色やバルサム切れ）が起こりやすいので、レンズ内部保護の意味でもUVは有効かと思います（事実、海外ではプロテクターはあまり売れず、レンズ保護はUVが主流のようです）。
フィルム時代は、UVは特に紫色で微妙な色表現が崩れたので、このような場合のみ外していましたが、デジタルは色調整が簡単に出来るので、付けっ放しに出来るので便利ですね。