マザーボード(LGA1851) MEG Z890 ACE [ATX]

機能性、拡張性、組やすさなど高い次元で完成された逸品

ハイエンドレベル帯のマザーボードは各社高機能だが、まだ選択肢のあまり多くないZ890系統の中でも完成度の高い品だと思う
m.2はGen5x1、Gen4x3、Gen5/4x1と必要十分でマザーボード上で大量のデータを扱うことが出来る
LANは10gbと早く、USBもA、C共に充実しているのでiPhoneなどを繋いでパソコン上にデータバックアップする場合でもかなりストレスなく行える
ツールレスのm.2機構やパワーコネクターの配置なども組みやすさに配慮しており感心させられた。　Flash　bios機能も装備しておりCPUに依存することなくbiosの更新も行える
マニュアルはWEB上に英語版だけなので多少の英語力は必要だが、最低限自作の基礎知識があれば特に問題にはならないだろう
見た目も格好良く最近流行りのピラーレスケースなどとの相性も良い

ツールレスで楽々組み立てられる

10GbE　LAN搭載やM.2　SSDが5個搭載できるなど、10万円台前半で買えるマザーボードの中でも群を抜いて機能性、拡張性が高い。
またM.2　SSDは他社製でもほぼ同じ機能があるが、ツールレスかつワンタッチで装着でき、簡単に増設ができるため、自作初心者にも優しい設計。CPU補助電源は左上にあるとケースによっては挿しにくかったが、このマザーボードでは右上にあるため、広いスペースが確保されているので挿すのが簡単だった。これも初心者には地味に嬉しいポイントだろう。ただ現時点ではマニュアルが入っておらず、ネット上にも英語マニュアルしかないため、ここはマイナスポイントだった。

あとはCPUの問題だろうが、Windows11　24H2を新規インストールするとブラックアウトが発生する場合がある。解決策として事前にBIOSをアップデートすることをおすすめする。