光氷櫓/ 心と身体をゆるめる音楽〜腰痛・肩こりの緩和をサポート 【CD】

定期的に行われる厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、有訴者率において腰痛・肩こりは例年上位を占めており、2022年の統計データから算出すると、約2千万人の日本人が、腰痛・肩こりに悩まされていることが推測されます。

最新の腰痛の研究では、ごく一部の重大な疾患や怪我を原因とする場合を除き、痛みの発症や慢性化には「心理・社会的ストレス」が関与していることが明らかになってきました。
そこでデラでは、音楽のリラクゼーション効果にフォーカスした腰痛・肩こり緩和のためのサポート音楽を企画制作しました。
ここに収録されている音楽には、健康増進に良いとされる、鳥のさえずりや水の流れる音などの自然音を散りばめています。
腰痛の症状を抱える3563人に行った音楽聴取アンケートでは、音楽を聴いた後は、聴く前よりも痛みの程度、ストレスの程度、リラックスの程度、心の状態のいずれも改善の方向を示すことが分かりました。
音楽に身を委ねて、今この瞬間の気持ちの良い感覚に意識を向けることが、腰痛・肩こり緩和への近道です。


◎監修：伊藤かよこ
1967年 大阪生まれ。東京都在住。鍼灸師。
会社員時代に「椎間板ヘルニアによる腰下肢痛」と診断され入退院を繰り返す。
2000年はり師・きゅう師免許取得後、神奈川県で鍼灸カウンセリング治療院を開業。
2016年認知行動療法のグループプログラムを小説化した『人生を変える幸せの腰痛学校』（プレジデント社）、2020年『「腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』（日経BP）を上梓。
現在は、慢性痛の心理療法家として、個別相談、グループ療法の開催、オンラインコミュニティの運営などを中心に活動している。

◎音楽：Mitsuhiro
1985年国立音楽大学作曲学科卒業。
環境音楽制作グループ、バイオシック音楽研究所に所属後、1991年永野音楽研究所を設立。
より良い音環境の充実を提唱しながら、音で環境を“整える”“演出する”“機能化する”ことをライフワークとしている。
自然と音楽のつながりを追求し、その視点から創造された自身の作曲法などを、執筆活動を通して表現している。


解説付