・打鍵強度の表示
ビジュアルインフォメーションバーには、打鍵の強弱を光の長さで表現する機能が搭載されています。
音を聴きながら、微妙な打鍵強度の違いを確認するのは難しいものですが、タッチの強弱を視覚的にも把握できます。例えば、同じフレーズでも表情の変化をつけたい場合、打鍵の強さにより変化がつけられているかを視覚的に表示することができ、一人で練習する時も客観的に自分の演奏を確認することが可能です。
デュエット機能を使って2人で弾くときは、バーが中央で左右に分割され、それぞれの打鍵の強弱が表示されます。また内蔵のMIDIレコーダーに録音された曲を再生する際に、ビジュアルインフォメーションバーに打鍵の強弱を表示させることもできます。例えば、曲全体の流れの中で強弱がつけられているかなど、弾きながらでは分かりにくいことも確認することができます。
・ダンパーペダル踏み込み量の表示
浅く踏む・深く踏むという感覚的になりがちなダンパーペダルの踏み込み量も、ビジュアルインフォメーションバーによって視覚的に確認できます。ダンパーペダルの踏み込み量が光の長さで表示され、演奏する人だけでなく教える人にも見えるため、より的確にペダルの踏み方を伝えることができます。
デュエット機能を使って2人で弾くときは、ビジュアルインフォメーションバーが中央で左右に分割され、それぞれのパートの踏み込み量に反応して表示されます。また内蔵のMIDIレコーダーに録音された曲の再生時にも、ペダルの踏み込み量が表示されます。例えばペダル操作のタイミングによる和音の響かせ方など、耳で聴くだけでは分かりにくいことも確認することができます。
・メトロノーム
ビジュアルインフォメーションバーを使うと、拍子のタイミングを光の動きによって前面のパネルに表示させ、メトロノームとして活用することができます。
光り方は5種類あり、用途や好みに合わせて選択できます。
・楽器の状態表示
デジタルピアノの設定状態を簡易的に表示させることも可能です。
インスタントリプレイヤーの再生時に再生位置の目安が表示されるほか、Bluetoothのペアリングやエラー、書き込みなどの状態や、設定内の複数項目の中でどの項目が選択されているのかなど、液晶画面がなくても楽器の設定状態がわかりやすくなっています。
・オーディオイルミネーション機能
デバイスをBluetoothで繋げて音楽を鳴らすと、ビジュアルインフォメーションバーが音楽に合わせて光るイルミネーション機能を搭載。
光り方は4パターンあり、楽しみながら音楽を聴くことができます。
※ビジュアルインフォメーションバーは消灯することもできます。