アヤラ ラ･ペルル 2012 750ml【シャンパン】

世界中で愛されるピュアでエレガントなシャンパーニュ

■シャンパーニュ　アヤラ

グラン・クリュ畑の広がるアイで1860年に誕生した「シャンパーニュ アヤラ」は、160年以上の歴史を持つシャンパーニュ地方でも最も古いメゾンの一つです。

独立した家族経営のメゾンとして創業者であるエドモンド・デ・アヤラの起業家精神はそのままに、世界中で愛されるピュアでエレガントなシャンパーニュを造り続けています。エドモンド・デ・アヤラにより1860年に創業したアヤラは、当時ドサージュ100g/lほどの甘口が主流の中、1865年にドサージュ21g/lのみの辛口シャンパーニュを先駆者としてリリースしています。

1908年には英国ロイヤルワラントの称号を獲得。2005年にはボランジェファミリーの一員に。醸造所はステンレスタンクに特化した最新鋭の設備に刷新され、シャープでスタイリッシュなブランドアイデンティティを確立。2017年には生産量100万本に到達しています。

■ クラフトマンシップ

アヤラは、コート・デ・ブランのグラン・クリュ、シュイィ、オジェ、そしてシャンヴォワジー、パッシー＝グリニー、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに畑を所有。

ぶどうの受け入れからデゴルジュマンまですべてをひとつの場所で行い、人の手をできる限り介在させないことで、ぶどうのポテンシャルを最大限引き出しています。ブレンドは芸術であり、ピュアリティー（純粋さ）がアヤラの象徴とも言えます。

アヤラがパイオニアであるわずかなドサージュ。甘みを控えることで、ぶどうの持つ個性をしっかりと表現し、巧みなブレンド技術と長期の澱との熟成により、素晴らしいアロマの複雑性とアヤラ固有の深さ、そしてまろやかさが生まれます。

■ 熟成とリザーヴワイン

長期の澱との熟成により、素晴らしいアロマの複雑性とアヤラ固有の深さ、そしてまろやかさが生まれます。リザーヴワインの追加により複雑味とストラクチャーがワインに与えられることで、永続的なアヤラスタイルが成り立つ。

■シャルドネの優位性

アヤラのスタイルのために欠かすことのできない、フレッシュさ、フィネス、まっすぐで軽快なキャラクターは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエにより、シャルドネを引き立てる事で、全体の調和を図ります。

■ブドウの個性を活かした醸造

多様性を尊重し、70のクリュ、それぞれの品種・ヴィンテージごとに、独立したサイズの異なるステンレスタンク（5〜200hl）120個を用い醸造します。

■ 差別化されたブランド

『シャンパーニュ　アヤラ』は、フレッシュでピュアなスタイルを貫くため樽熟成は行わない。また、歴史的に最高の『ピノ・ノワール』として称賛された生産地アイではピノ・ノワールを主体として使う生産者が多いなか、シャルドネ主体を貫く。

その理由は、アヤラのスタイルとして歴史的にシャルドネを主体としてきた事や、アイにはピノ・ノワールのイメージが強いが、実は良質なシャルドネも多く生産されているためだとしている。

『シャンパーニュ　アヤラ』では、一部の超長期熟成のキュヴェには王冠（クラウン）でなく、コルクを使用する。それにより、適度な酸化が加わり、複雑味が増すとされている。

これらの他のメゾンとの違いが『シャンパーニュ　アヤラ』のスタイルを確立していると言え、個性と品質を両立した素晴らしいシャンパーニュとなっている。