さあ、オンガクへ帰ろう。■最新SoCと新設計アンテナの組み合わせによるクラス最高レベルの接続安定性電波の混雑具合や音声のデータ量に応じて、転送ビットレートを可変させ、より高い接続安定性を実現し、低遅延性能をも併せ持つ新しいコーデックaptX Adaptiveを採用。
■より良い音を奏でるために厳選され、徹底的に調律されたマイクロスピーカー。チタン蒸着PU振動版と高磁束密度を誇るネオジウムマグネットを採用し、ハイスピード、低歪みを実現したマイクロスピーカーが搭載。
■テレワークなどにも快適にご使用いただける高性能・高感度マイク採用通話品質を高めるために、好感度MEMSマイクを採用。cVcノイズキャンセリング機能との相乗効果で、スクリーンの向こうへの環境ノイズやエコーの少ないクリアな音声が届きます。
■周囲の音もしっかりキャッチアンビエントマイク(外音取り込み)機能を搭載。内蔵マイクによりイヤホンを装着したまま、周囲の音を取り込めます。
■急な雨や、スポーツの汗にも耐える高い防水性能ジムでのワークアウトでかいた大量の汗や、外出中の急な雨などはもちろん、装着したままシャワーを浴びても平気なIPX7レベル*の高い防水性能を実現しました。*イヤホン本体のみ(チャージングケースは非防水です。)
■ドライバー:チタン蒸着PUメンブレン+ネオジウムマグネット使用φ6mmダイナミック型マイクロスピーカー
■搭載SoC:Qualcomm社製QCC3040
■防水規格:IPX7
■バッテリー容量:イヤホン片耳50mAh/ケース550mAh
■最大入力:5mW
■再生時間:最大連続11時間
■Bluetooth Version:5.2
■対応コーデック:AAC,SBC,aptX, aptX Adaptive
■対応プロファイル:A2DP,HFP,HSP,AVRCP
■充電ポート:USB Type C
驚愕の超高コスパ!大幅進化した1万円切り完全ワイヤレス
ベースモデル「TE-D01g」のサウンドと比較しつつ、試聴してみた。こと音質については、全く別クラスの製品といっても過言ではないくらい、クオリティが高まっている。
いちばんの魅力と思ったのが総合的なサウンドバランスの良さだ。実は、オリジナル「TE-D01g」も比較的音楽ジャンルを選ばない纏まりの良さを持ち合わせていた(これはこれで良かった)が、それはあくまでも音質調整を突っ込み過ぎずバランスを重視した結果のようにも感じられた。
対して「TE-D01gv」は、音のダイレクト感、メリハリ表現のキレの良さ、ディテール表現のきめ細やかさを重視しつつ、それらを高度にバランスさせた徹底追求形のサウンドに仕上がっているのだ。音楽ジャンルを選ばない、クラシックからJポップまで幅広く楽しめる懐の深さを実現している。
オリジナルモデルから価格クラスをひとつもふたつも上にシフトしたかのような、着実な進化を感じさせてくれる製品となっている。実売9000円前後という価格で、しかも1年あまりの期間でここまでのクオリティアップは驚くばかり。完全ワイヤレスイヤホン新たなるランドマーク誕生を、大いに歓迎したい。
文:野村ケンジ
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。