蛇口直結型浄水器 Cleansui(クリンスイ)CSPシリーズ CSP901-WT

コンパクトで使いやすい

使用した浄水のリットルかCCが目で見えて後どのくらいで交換するか分かりやすくて良い！またコンパクトで使いやすいので助かります。

モニター面の角度は要改善

長年使用してきたCSP601の水種切替えが不調となり、こちらのCSP901に買替えました。
601と901のカートリッジは同じHGC9Sなので、浄水機能そのものは変わりません。
601ではモニター機能が1L単位の浄水可能残量表示のみであるのに対し、901では浄水使用量も100cc単位で表示することが可能です。
指定水量500ccといった場合などに、計量カップなどを使わなくとも、蛇口からそのまま指定量を注ぐことができます。
100cc単位ということもあって、数百cc程度の少量を量るには不向きですし、あくまで目安ではありますが、流量を量る精度は思ったよりも高く、500cc以上であれば、カップ計量と比べても大差ありません。
ただ気になるのは、浄水残量と同じく累計使用量表示を基本としていることから、前回500cc使ったとすると、次回は600cc、700cc、、といった具合に加算されていき、900ccを超えると再度0に戻る仕組みになっていて、使用の度に0からスタートというわけではありません。
一旦、浄水残量表示に切り替えてから使用水量表示に戻すと、0スタートにできるものの、ワンボタンオペレーション故のこの操作仕様は、あまり使い勝手が良いとは思えませんでした。
表示モニターは、シンプルなモノクロ液晶地の上に黒色文字ではなく、黒地の上に白色文字なので、モニターとしての視認性は良好です。
ただそれなのに、蛇口に取り付けた状態では、どうにも見難い。
水栓の多くは、蛇口部分が奥から手前に向かって上向いた仰角状になっています。
しかし、浄水器の蛇口取付部とモニター面が平行になっていることから、そのような水栓に取付けると、モニターは奥側に向かって下向きに傾斜した伏角状となり、数字の下側が欠けた見え感となってしまいます。
モニター面の角度を手前側に傾斜させて設計すれば、仰角状だけでなく、水平状の水栓蛇口でも見え易くなると思うので、ここは要改善ポイントだと思います。
おやっと思ったのは、源水シャワーに切替えて使うと、旧機種に比べて水流が柔らかく感じること。
説明書を見ると、水ハネし難いように、いわゆる節水モードを標準化したと記されていました。
また、旧機種では注ぎ口を外せるのは源水側のみでしたが、浄水側も外せるようになったので、メンテナンス性も向上しています。
モニター角度さえ改善されれば、蛇口直結型の浄水器としては、文句無しだと思います。
なお、交換したCSP601を分解すると（いつのまにか13年も使用していました）、内部の水密用パッキンや弁などの、ゴム、軟質樹脂系部品がかなり劣化していました。
せっかくカートリッジで浄水しても、そのような経路で注いでいたのでは、本末転倒です。
カートリッジの定期交換はもちろん、浄水器本体も一定期間が経過したら交換したほうがよさそうです。

100ミリリットルずつ液晶で表示されるのが良い。

浄水器付きの推薦が難しい環境に使用しました。
コンパクトで、水の量も液晶に表示されるし、気に入っています。