新次元の光学性能「Zマウントシステム」
素晴らしい映像を生み出すカギは「光」。それゆえに光は、より純粋な形で撮像素子へと導かなければならない。ニコンが、映像表現の新たな可能性を目指して、ミラーレスカメラシステムのあるべき姿を追求したとき、初めに重視したのはレンズマウントでした。ミラーボックスをなくすことで、薄くシャープなボディーが実現。しかし、撮像素子とレンズの間には欠くことのできないいくつもの機構があり、これらの精度を十分確保するには然るべき空間が必要。導き出されたフランジバックは16mm。そして、この短さを活かしf/1.0を切る明るさを目指してあらゆる可能性を検証した結果、内径55 mmの大口径マウントにたどり着きました。