ホームプロジェクター　CineBeam　(シネビーム)　PF50KS PF50KS ホワイト

コンパクトさと解像度は正義かも

1週間使用での感想。コンテンツは、ipad経由のamazonprime。
高画質のダウンロード版を視聴。または、youtubeのストリーミング。
有線接続。

1.価格
ひと昔前のFullHDの機種は20万を超えるものばかりで全く手が届かなかったが、この商品は値段が5万円代と比較的手が届きやすい価格帯だったので購入を検討。60から50インチくらいで投影できればと思っていたが、一方、50インチのテレビが5万円すこしで買えそうで悩んだが、テレビが2台あっても無駄なので、より大画面が体験できることを重視した。

2.明るさ
別のネット通販では、3万円以下のFullHD中華プロジェクターがあり、明るさも5000AL等超高輝度を語っているものある。この商品は明るさ600ALとかなり低い数字なので悩んだが、LGはプロジェクターの老舗であり、明るさの定義づけは大丈夫だろうと信じて、実際使ってみると想像以上。暗所でカーテンをかけライトを消した状態だとかなり明るい。蛍光灯下ではしんどいもののそれなりに見える。ニュースを見る程度なら明所でも十分使える。

3.解像度　FullHD
使っているテレビが40インチFullHDなので、これ以上のサイズをみるには最低必要な解像度。ここは妥協しないでよかった。髪の毛や肌感も自然に出ている。

4.小型
この点は特にあまり希望はしてはいなかったが、実際設置してみると、場所をとらない、いざとなったら片手で簡単に移動できるのはすばらしい。

5.台形補正
理想的には正面スペースを開けたかったので、垂直方向ではなく水平方向の補正が欲しかったが、設置してみると、小型なのでスペースをとらない。一旦動かしてまた戻すこともできるので、我慢できるとわかった。

6.画質
デフォルトで入っている、ダイナミックとシネマは、設定が振られすぎだったので、独自に設定した。
輝度がそれなりに出ているので色味調整幅は広く好みの色にできる。
DLPはもともと黄色が出にくく、若干緑がかって見えるところもあるので、肌色の調整は難しい。
輝度は出ているが、ダイナミック設定だと白つぶれしているところがあるので、
コントラストの調整はすこし緩めがよいと思われる。
ipadの液晶とプロジェクターでは画質に大きな違いがあり、画面を見ながら同じ色味、質感、コントラストを再現するのはあきらめたほうがよい。
長時間見ても疲れないプロジェクター画質を自分で作り上げたほうが良い。
日々調整しています。これこそはプロジェクターの楽しみかもしれません。
ただ、気に入らないのは、設定が一個一個設定押しては次にいく感じで、戻るのもめんどうなのでもっと感覚的に調整できる画質調整GUIを作ってほしい。

7.Android　GUI
もっさりしており1クッションおかないと反応が返ってこない。リモコンのクリック感があるので、押し間違いはない。youtubeアプリは使っていないのでわからない。
入力端子の反応(HDMIへの入力映像への反応）がだいぶ遅い。
アイコンが自然に消えてくれない。

8.騒音
消費電力を3段階で調整でき、その設定によって大きな差が出る。
高にすると明るくなるが、音が気になる。低にすると明るさが出ない、
中だとあまり気にならない。

9.内臓スピーカー
中高音だけしか出ないスピーカー。あくまで確認用であり、普段使いにはおすすめしない。
私はTVのスピーカーで代用しているが、予算があえば別建てしたい。

総評：
FullHDで、小型で、この明るさで、この価格のプロジェクターは今までなかったし、非常にお買い得感がある。3脚用の穴もついており、将来的に天吊りやアームでの固定もできるので設置の面でも不安はない。GUIが重く使いづらいところは不満だが、いらいらせず待つことが必要。今後のソフトウェアアップデートを大いに期待したい。価格で仕様をそぎ落とすのではなく、カスタマイズしていくといろいろできそうな可能性を残してくれているので、しばらくあれこれいじって楽しみたい。

HDMI入力が認識しない

HDMI入力にブルーレイレコーダーの出力やスマホの出力を接続しても、接続されていないと表示されてしまいます。入力の1と2どちらも同じです。
何度か色々やっているうちに認識する事もある。
原因が不明で気持ち悪い。
また、台形補正も効いたり効かなかったりする。
まだまだ使い始めたばかりで、何が悪いのか、製品不良なのかわからない。
ファンの音も思ったよりうるさい。
省電力調整をしてもファンの音が小さくならない場合がある。