R2S-JPV-IV キーボード　静音 REALFORCE アイボリー [USB /有線]

入力性能は評判通り、芸術の域といっていいほど申し分ない

今回初めてキーボードを単体で購入しました。
これは私が、キーの入力性能がお気に入りで長年愛用していた某社のノートＰＣを、今回事情があって選択できなかったためです。ですがそのお陰で、キーボードを任意の位置に置けるため姿勢が改善しましたし、また、今後ＰＣを買い替える際も、キーボードの入力性能を基準にしないで済むようになりました。有線接続であるのも問題はなく、むしろ反応速度を気にしないで済みますし、電池などの必要がない点でも楽です。

これらは別に本機に限らない外付けの利点と言えばそうですが、本機が素晴らしい製品でなければ、そんな風には思えなかったでしょう。さすがキーボードに特化して開発された高級機だけあって、大変満足しています。


長時間入力する人間にとって一番大事なのは、疲労や腱鞘炎のリスクの回避ですが、中で最も大きなファクターはキー入力の際の負荷です。
本品はキーの反発が少なく、反応が敏感で、指にかかる負荷がほとんどありません。今後の耐久性は分かりませんが、半年以上使ってみた現時点の体感として、芸術の域と言っていいほどの性能に、キー入力の負荷を意識することすらなくなりました。


スペック説明によると、本品は「静電容量無接点方式」です。言い換えるなら、キー入力が認識されるために、キーを最後まで深く押下する必要がないということです。

一般にキー入力は、熟練の人ほど底まで強く打ち込むように押下することが少なく、流れるように打つ人も多いと思います。ただしそれが可能となるには、応えるだけの性能がキーボードにないといけません。その性能を本機は満たしているということです。この方式はまた、キーの摩耗が少ないので、それが耐久性にも寄与するとされているようです。


ところで本機は静音タイプですが、静音タイプではないものも出ていて、そちらの方が打ちやすいという声もあります。その辺は使用者との相性ということになりそうですが、ここまでの使用感として、私のように指の力が弱く、極力負荷をかけないように打つタイプの人間であれば、こちらの方が向いているのではないかな・・と思っています。


今後に向けた要望があるとすれば、この品質を維持していただきたいというのが、最大の要望です。部品の製造元一つ変えるだけでも体感に影響しそうな緻密さは、日本製ならではのものという感じがします。海外製を悪く言いたいわけではないのですが、精密機器に関しては、公称性能と実際の使用感に乖離があることも経験していますので・・。国産を貫くのが難しい時代ですけど、それだけに品質維持はお願いしたいです。

さすがの東プレです

キーボードとしては高額ですが、非常に使いやすいです。
リモートワーク用として購入しましたが非常に満足しています。

大変打ちやすい

安いメカニカルキーボード(5000円)から、元々憧れだったリアルフォースに買い替えです。
購入当初はタイプミスが目立っていたものの、現在(1月10日現在)では殆どしなくなりました。慣れるまではミスが多いかもしれません。
それでも打鍵感、見た目ともに最高です。