■7ch フルディスクリート・パワーアンプ 高さ105mmのスリムなボディに実用最大出力100W(6 Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)のフルディスクリート・パワーアンプを搭載。
サラウンドバックを含む全7チャンネルを同一構成、同一クオリティとしています。
ディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、Hi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを行うことができます。
さらに、チャンネル間の温度差に起因する特性のばらつきを抑えるために、パワーアンプをヒートシンクに一列にマウントするインライン配置を採用。
つながりの良いサラウンド再生を実現しました。静寂に包まれたコンサートホールの空気感、ダイナミックな映画の迫力を存分に味わうことができます。
接続するスピーカーのインピーダンスは最低4 Ωまで対応。
サラウンドバックおよびオーバーヘッドスピーカーを使用しない場合には、フロントスピーカーをバイアンプ接続して高音質化する、
または2 組のフロントスピーカーを切り替えて使用することができます。
■最新サラウンドフォーマット、「Dolby Atmos」、「DTS:X」に対応 NR1607は新世代のオブジェクトオーディオ技術「Dolby Atmos」に対応。
Dolby Atmosは、チャンネルベースのサウンドトラックの上に制作者が自在に配置し、縦横無尽に動かすことができる独立した音響要素「オブジェクト」を重ね合わせることにより、
これまでにないリアルな音響体験を実現。
また、DTSによる最新のオブジェクトベース・サラウンドフォーマット「DTS:X」にも無償のオンライン・ファームウェア・アップデートで対応。
。DTS:Xは、従来のチャンネルベース方式のサラウンドサウンドに対し、音像の移動感を表現するオブジェクト信号を付加したサラウンドフォーマットです。
オブジェクト信号に記録されている音声情報と3次元の位置情報を再生環境に合わせてリアルタイムに演算して出力する為、
どのような再生環境でも最適化された豊かで臨場感あふれるサウンドを楽しむことができます。
■4K Ultra HD / HDCP 2.2に対応 HDMI入力は、毎秒最大60フレームの4Kビデオ信号に対応。
4K / 60p入力に対応したテレビと接続することで、4Kビデオのこれまでにない高精細かつスムーズな映像を楽しめます。
さらに、[ 4K / 60p / 4:4:4 / 24bit ]や[ 4K / 60p / 4:2:0 / 30bit ]、[ 4K / 60p / 4:2:2 / 36bit ]などの映像フォーマットに対応し、
色情報の密度と階調性のなめらかさを両立した映像表現を可能にしました。
また、最新のHDMIレシーバー/トランスミッターICにより8入力/1出力すべてのHDMI端子が4K映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.2」に対応しており、
衛星放送やインターネットを通して配信される4K Ultra HDコンテンツの超高精細映像を楽しむことができます。
■DSD & ハイレゾ音源対応ネットワーク機能 DSD(2.8 / 5.6 MHz)、FLAC / WAV / AIFF(192 kHz / 24 bit)、Apple Lossless(96 kHz / 24 bit)に対応。
■Wi-Fi、Bluetooth対応 NR1607は、Wi-Fi(無線LAN)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、
ネットワークオーディオ、インターネットラジオの再生やアプリでの操作が行えます。
また、iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどのBluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。
テレビ画面または本機のディスプレイに曲名、アルバム名、アーティスト名を表示することができます。
■使いやすさを徹底的に追求したインターフェース セットアップアシスタント、日本語対応GUI、接続しやすいスピーカーターミナルセットアップアシスタント、日本語対応GUI、接続しやすいスピーカーターミナル
多岐にわたるデジタルソースを統合的に楽しむのに、AVアンプはうってつけだ。しかし、最もその性能が活きるリビングでは、そのサイズが導入のハードルになっていたことは否めない。マランツの「NR1607」は、機能は省略せずにサイズを小型化、リビングでも快適なエンターテイメントを提供可能にした注目のAVアンプだ。
省スペースを実現するAVアンプを探している方だけでなく、コストパフォーマンスの高さで製品選びをしている人にとっても、本機は有力な選択肢になる。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。