ドメーヌ･ド･ラルロ ニュイ･サン･ジョルジュ プルミエ･クリュ キュヴェ モン･デ･ゾワゾー 2022 750ml【赤ワイン】

赤ワイン / ミディアム〜フルボディ
ブルゴーニュ地方 / ニュイ･サン･ジョルジュ地区
使用品種：ピノ･ノワール

■ドメーヌ・ド・ラルロ
ドメーヌ・ド・ラルロは1987年に、大手保険会社アクサ・ミレジムがネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を買い取り、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏のもとで働いていた、ジャン・ピエール・ド・スメ氏が責任者として加わり、スタートしました。創業時からビオディナミ農法によるぶどう栽培をスタートさせた生産者です。ドメーヌ・ド・ラルロでは、ブドウ栽培、醸造において、自然な手法が心がけられています。

15年ほど前からビオディナミによる栽培方法が模索され、1999年に所有畑の一部1.5ヘクタールに導入されました。そして2000年に3ヘクタール、2001年に6ヘクタール、2002年には10ヘクタールと着実にビオディナミによる栽培畑が増やされ、2003年産からは全ての畑においてビオディナミによる栽培が行われています。ブドウは収穫時と収穫後に徹底して選別されます。醗酵は天然酵母で30〜32度を超えないように保たれながら3週間以上にもわたって行われます。

ピジャージュは足で1日に3回おこなわれます。ワインを醗酵槽から樽に移すには重力が利用されます。ポンプを使うとワインに負担をかけるためです。このように全ての工程でワインが疲れないよう最大の注意を払い醸造されます。軽く澱引きが行われ、樽熟成の後、濾過して瓶詰されます。樽熟成に使用する樽には、香りのポテンシャルの高い木を自社で購入し2年以上乾燥したものが使用されます。

もともとの畑の『クロ・ド・ラルロ』のテノワールに由来するニュイ・サン・ジョルジュです。花、香辛料、タバコのタッチで非常に芳香なノーズ。フィネス、新鮮さと優雅さが感じられます。ストロベリーと甘草の香りを持つ口当たりの良い繊細なテクスチャーは、素晴らしく穏やかなタンニンで終わります。