バーン･ヴィンヤーズ シドニー･ウィルコックス オークド･シャルドネ 750ml【白ワイン】

白ワイン / 辛口
南オーストラリア地方
使用品種：シャルドネ

■バーン・ヴィンヤーズ
1960年に最初のブドウを植えて以来、少しずつ畑を増やしながら成長してきたバーン･ファミリーのワイナリー。設立後は他の有名なワイナリーへブドウを供給し続けていましたが、2008年から自家ブドウを使ったワインを造り始めるようになりました。2010年には、その品質、味わいに惹かれたマスター･オブ･ワインの一人、フィル･リードマン氏が参画することになり、現在もバーン･ヴィンヤーズのワイン造りやブレンドに関わり、重要な役割を果たしています。2018年には、「ダークホースワイナリー」としてトップ10に入賞するまでに成長を遂げました。

＜シドニー・ウィルコックス＞
かつてのオーストラリア開拓時代に大きな役割を果たしたシドニー･ウィルコックス･ホームステッド（牧場と農地と邸宅が一緒になったような施設）は、当時アデレード等の近隣の大きな町へ食料を供給する倉庫のような存在でした。毎日、大都市のレストランへ新鮮な野菜、魚介類、肉類、そしてワインが届けられていました。その中には、食事を楽しむために造られた、リヴァーランドの上質なワインも含まれていました。このシドニー･ウィルコックス･ホームステッドは、現在バーン･ヴィンヤーズの一部となっています。このシリーズは、そんなサウス･オーストラリアの豊富な食材をもっと楽しむために、ワイン造りの段階からそれぞれの食材にマッチすることを目的に造られたシリーズです。ラベルに描かれるのは、そのワインを合わせるべき食材です。なお、ワイン造りには、世界で最も難関といわれるワイン資格「マスター･オブ･ワイン」のフィル･リードマン氏が関わります。

サウス･オーストラリア州リヴァーランドで植樹されたシャルドネの畑のブドウを使用。はるか昔の、牡蠣など貝類の殻が大量に含まれた石灰岩土壌の上に、赤砂が堆積した非常に痩せた土壌で、ブドウの収穫量はとても低く抑えられ、凝縮度があがります。収穫した果実は、時間をかけながら優しくプレスし、低温で発酵されます。大部分はステンレスタンクでの発酵を行い、シャープな酸、活き活きしたフレッシュな味わいを表現しますが、全体のうち僅かな量だけ、フレンチオーク樽を使って複雑味を与えます。リッチな質感、クリーミーな舌触りの滑らかなワインにするために、発酵後は澱とともに、アメリカンオーク、フレンチオークの樽で熟成させます。

丸みのあるリッチなボディのワインで、柑橘の引き締まった酸に、黄桃のようなボリューム感、余韻にバニラ香が香りクリーミーな質感を持つので、ロブスターにバターやクリームソースを添えた料理や、鶏肉のクリーム煮、たっぷりのバターを使った魚介のムニエル、タルタルソースを添えた、シーフードフリットなどがお勧めです。