ポール･ダンジャン･エ･フィス カルト･ノワール 750ml【シャンパン】

シャンパーニュ / 白 / 辛口
シャンパーニュ地方
使用品種：ピノ・ノワール

■メゾン・ポール・ダンジャン・エ・フィス
ダンジャン家は代々ブドウ栽培家の家系で、以前はモエ＆シャンドン(MOET＆CHANDON)やF1レースでおなじみのマム社(G.H.MUMM)といった大手メゾンへとブドウを供給していました。その高品質なブドウから、コストパフォーマンスに優れた自家シャンパーニュを生み出しています。職人的な栽培家にして英国王室から認められたシャンパーニュをも生み出すシャンパーニュメゾンです。栽培は自然に極力即した方法で、リュット･レゾネの一つ「同化農法」と言われるものです。 使用する肥料や防虫剤なども自然由来のもの。 科学的・人工的な薬品などは使用していません。

このキュヴェは、実際王室向けとしてポール･ダンジャンが納めているシャンパーニュと中身は一緒といわれています。ピノ･ノワール約100％。ボリューム感、そして通常ブラン･ド･ノワールに失われがちな酸がしっかりと味わいに芯を通しています。スグリ、青リンゴ、アプリコット、ピーチといったボリュームを感じる香り。輝きのある黄金色のシャンパーニュ。最初の一口はアクセントが強く、シャープな酸をまず感じますが、その奥にある果実味やかすかな苦み、旨みといった要素も感じられます。

これ単体で飲む場合はここまでの魅力しか味わえませんが、このシャンパーニュが真価を発揮するのはお食事と合わせた時です。王室御用達＝宴席・パーティでの使用を基に作られているシャンパーニュは、単体で飲んだ時にやや強いとも感じる酸が料理と一体となることで和らぎ、食材の味わいをクローズアップし引き立て、かつ食べ飽きさせない、食事の引き立て役として役割をこなします。決して派手な味わいを意味するものではなく、用途に合わせて飲まれたときに最高のパフォーマンスを発揮することと、「その味わい・品質を常に安定して再現できる技術」の裏付けを意味するもの、そう感じさせてくれる1本です。