イヤホン インナーイヤー型 FIO-IEM-FF1-B [φ3.5mm ミニプラグ]

大口径14.2mmダイナミックドライバー搭載

FF1は大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載しています。上位モデルに使用されている素材を使用しながら、新たな音響設計と組み合わせ、FFシリーズの第2世代ダイナミックドライバーとして生み出されました。低域の再生限界は更に伸び、強靭な低音と開放感溢れる中高域を表現しました。

新設計PUガスケットとベリリウムコーティングを組み合わせたダイヤフラム

FF1では、クラスを超えた高音質を提供するために、高剛性・軽量・高ダンピング性能*1を持たせたベリリウムコーティングを採用し、ダイヤフラムの動きをよりスムーズにするためにFF1専用設計の特殊なポリウレタン製ガスケットを採用しました。その結果、重厚な低域再生、甘美な中域とボーカル再現を実現し、臨場感あふれる音楽再生を可能にしました。

*1：ベリリウムコーティング・ダイヤフラムは高剛性かつ軽量で、不要な分割振動を抑え、歪みを低減しました。歪率の実測値は0.2%未満@94dB（150Hz~20kHz）となり、高い応答性と優れた過渡特性を実現しています。

*2：上記テストデータはFIIO Audio Labsによるものです。

優れた低域再生能力を確保する音響抵抗管

FF1ではイヤーステム上部から後方に向かって細長い音響抵抗管を設けました。筐体デザインに溶け込む様に格納された音響抵抗管は、単に外観デザインをエレガントに見せるだけでなく、イヤホン内部の空気の流れをスムーズに流れるようにしています。

この音響抵抗管により、イヤホン本体の共振を抑制し低音の損失を抑えることで、より深く、より純度の高い上質な低域再生を実現しています。

構造起因で音が抜けてしまうことにより、低域はカナル型に一歩譲る部分もあるイントラコンカ型ですが、FF1ではオープン装着*3した実使用時の再生能力を表す有効周波数帯域*4の下限が38Hzに達し、音楽に包み込まれるような感覚を得ることができます。さらに低域のパフォーマンスを優先する場合は、付属のスポンジカバーを使用することをお勧めします。

*3：オープン装着とはスポンジカバーなしで音漏れのある状態で装着することを指します。

*4：有効周波数帯域は、最低共振周波数の音圧レベルに対し-10dBのポイントの周波数を示します。

*5：上記テストデータはFIIO Audio Labsによるものです。

*6：テスト装置：APオーディオアナライザーx555B+B&Kヘッド＆トルソ・シミュレータ4128C

小型軽量化により、長時間使用でも快適な装着感を実現

FF1では、より快適な装着感を実現するため、耳と接触するイヤホン・シェルの直径を16.5mmから16.2mmに小径化しました。さらに、重量はイヤホン単体わずか3.2g（片側）で耳への負担が小さく、長時間装着しても快適です。

スポーツやレジャーで使用可能な滑り止めシリコンリング、シリコンウィングフック付属

FF1は3組の異なるサイズの滑り止めシリコンリングが付属するため、耳の大きさに関係なく、快適に装着することができます。また、シリコン製のウイングフックを使用すれば高いホールド感を得られ、トレーニングやスポーツなどのアクティビティ中にHiFiサウンドで音楽を楽しめます。

音調を変更可能な2種類のスポンジカバー付属

スポンジカバーを交換することで、お好みに合わせてサウンドチューニングができます。

・穴無し：ボーカル重視

・穴空き：高域重視

快適な通話を提供するインライン・コントロール付きマイク搭載

FF1は、ケーブルに装着されたインライン・コントロール付きマイクが搭載され、オンライン会議やゲーミングなど、さまざまな使用シーンでご利用いただけます。

独自形状の0.78mm 2ピンコネクターで着脱が可能なケーブルを採用

FF1は独自形状の0.78mm 2ピンコネクター着脱式ケーブルを採用しており、ケーブル断線時の交換対応が可能です。左コネクターには左右チャンネルを簡単に区別できる便利な触覚インジケーターも付いています。

*本コネクターは独自形状を採用しており、市販の0.78mm 2ピンコネクターとの互換性はございません。

豊富な付属品

1.イヤホン本体

2.着脱式ケーブル

3.高域重視（穴空き）スポンジ

4.ボーカル重視（穴無し）スポンジ

5.シリコンリングMサイズ

6.シリコンリングLサイズ

7.シリコンウイングフック

8.USB Type-C→3.5mmメス変換アダプター

9.クイックスタートガイド

10.外箱