キーボード REALFORCE R3 変荷重・テンキーレス(Android/iPadOS/iOS/Mac/Windows) スーパーホワイト R3HC22 [有線・ワイヤレス /Bluetooth・USB]

iPadOSでJIS配列のまま動作する数少ないメカニカルキーボード

○iPadだと大半のJIS配列外部キーボードは強制的にUS配列動作となってしまいますが、コレはきちんとJIS配列で動作する数少ないキーボードです。JIS配列のMagic　Keyboard以外でJIS配列動作するサードパーティのキーボードは、あってもモバイルキーボード系なのですが、コレは確実にJIS配列で動作します。
　説明書ではiPad接続の方法は、「背面トグルスイッチをMac側にしてBluetooth接続して使用する。」旨しか記載されていませんので、USB接続だとUS配列での動作になってしまうのかな？と思いましたが、USB接続でもJIS配列で動作しました。
　iPadでサードパーティ製のJIS配列キーボードをJIS配列のまま使いたい場合には、iPadのキーボード設定などを変更しても無理で、JIS配列のMagicKeyboardを接続していれば、大体の他社のJIS配列キーボードを接続してもUS配列にならずにJIS配列のまま使用出来ます。（ロジクールG913は無理でした。）
　つまり、MagicKeyboardの配列に依存する形になります。そこに来て、サードパーティのキーボード『単体』でJIS配列で動作してくれるものは、モバイルキーボードや低価格帯のキーボードばかりなので、それなりのキーボードを使いたくても諦めるしかなく、US配列を買うしかないのですが、コレは単体でJIS配列動作するので、iPadでもJIS配列の高級メカニカルキーボードを使いたいという人にはうってつけだと思います。
　更にMagicKeyboard同様に、このキーボードを接続中にサードパーティ製JIS配列キーボードを追加接続すれば、大体のサードパーティ製キーボードもJIS配列動作します。（こちらもロジクールG913は無理でした。）
　なので、今、JIS配列キーボードを持っている人も、今のキーボードと両方活かして使う事が可能です。また今後、高価格帯のJIS配列キーボードを他にも買う予定のある人にも良いと思います。iPadだと強制的にUS配列になってしまう事から、最近はずっとUS配列のメカニカルキーボードを買っていましたが、やはり日本語ローマ字入力はJIS配列の方が打ちやすいので、今後はメカニカルキーボードでもJIS配列が使えるので嬉しいです。
　私は、リアルフォースは旧バージョンの荷重30gや45g、60gを持っていますが、よくある動画レビューだと「打刻感の違いは旧リアルフォースと大して変わらない。」と言っていますが、確実に良くなっています。静電容量無接点方式独特のスコスコ感とクリック感がより明確で気持ち良くなっています。
　本体形状も「旧リアルフォースの方が良かった。」というレビューが良くありますが、実際に使うと、少しだけ大きくなった本体から生まれる重量感が静寂性と剛性感に相当貢献しています。
　また、キーボード上面ボディ部分がガッチリとして広い造りなので、上面ボディでもタイピング音を吸収しているようで、他の高級キーボードの様な、本体側面と底盤部分だけに剛性があるのとは全く異質の剛性感があります。静電容量無接点方式の独特の気持ち良いタイピング感が過去一番感じられる仕様です。キークロンQ1も使用していますが、キークロンQ1がスポーツカーの様な剛性感だとすると、リアルフォースR3は高級スポーツセダン車の様な感じです。
　あと、旧リアルフォースもそうでしたが、キーキャップは黒色よりも何故か白色の方が角が立ってなく（丸みを帯びている。）ソフト且つしっかり感が強く感じられ、個人的にはこちらの方が好みです。
　あと、キーの底付もとても良いです。衝撃が無いのですが、柔らかく吸収というありきたりの感じではなく、スコッと吸収します。打ちやすさは過去最強ですね。毎日多様なキーボードを取っ替え引っ換え使うと良く分かります。
　相当の研究の末に発売した、正にリアルフォース正常進化版と言えます。最高に打ちやすい、配置も考えられている、ずっと打っていられる最強キーボードです。