ブルックリンラガー 350ml 24本【ビール】

ブルックリンブルワリー（Brooklyn Brewery）

■ブランドヒストリー

中東で出会った、味わい深いビールに魅了され、アメリカに帰国後、ブルックリンで新聞の編集者として働きながら、自宅でビール製造を開始。その後、近所の銀行員トム・ポッターとともに設立したのが、「ブルックリン・ブルワリー」です。

今でこそ、アートと起業の街・流行の発信地として世界から注目されるブルックリンですが、当時はあまり活気がなく、治安も悪い地域でした。

19世紀のブルックリンは、多種多様な移民のための個性豊かなブルワリーが多数存在し、アメリカ最大のビール生産地のひとつでした。しかし、20世紀に入ると原料価格高騰や法改正の影響を受け衰退。多数あったブルワリーも次々と撤退していきました。

そんなブルックリンのビール産業復権と街の活性化を目指して、あえてこの場所でブルワリーを設立。フラッグシップブランド「ブルックリンラガー」は、そんなスティーブの街への想いから生まれたビールです。

■多様なコミュニティを元気で楽しくするビールへ

ブルックリンラガーのレシピのベースになっているのは、19世紀当時、ブルックリンで人気があったウィーンスタイルのラガー。

軽くて爽快な味わいのビールが主流であった当時のアメリカに、豊かな味わいの「ブルックリンラガー」は衝撃を与えました。

スティーブ達が配達を始めると、瞬く間に噂が広がり、ファンが増えていきました。豊かな味わいのビールを復権したスティーブ達は、地元のアーティスト・ミュージシャン・飲食店とともに、ビールとカルチャーのイベントを実施。ブルワリーの発展とともに街は活気を取り戻していきました。

最初は誰もが上手くいくわけがないと反対していましたが、それでも、地元とビールへの情熱がついに認められ、大盛況を迎えたのです。

■ブルックリンブルワリーのキーポイント

ブルックリンブルワリーのビジョン

「ビールで街を元気にしたい」と考える「ブルックリン・ブルワリー」は、「ローカル」「小規模」「コミュニティ」をキーワードに世界各地でコラボレーションを積み重ねながら、着実にファンを増やし続けています。

ブリューマスター『ギャレット・オリバー』氏

「音楽に例えると、ビールもシングルだけじゃなくて、アルバムのように楽しんで欲しい」との事から飲まれるビールも多様で、一緒に楽しむ食や気分も想像しながら、レシピ作成に取り組んでいます。

デザインは『ミルトン・グレイザー』氏

商品のラベルをデザインしたのは、かの有名な「INY」のロゴの生みの親、「ブルックリン・ブルワリー」のビールを一生無料で飲める権利」を報酬に、デザインを引き受けました。

■ブルックリンラガー

米国の代表的なクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリー社が造る、ブルックリンブルワリーの看板商品。

19世紀、45以上ものブルワリーによる多彩なビールが存在したブルックリン。その中でも、ひときわ人気であったウィーンスタイルのラガーのレシピをベースに生まれた、アメリカのクラフトビール革命のパイオニア的存在です。

琥珀色で麦芽の苦味とホップの華やかな香りが際立ち、フィニッシュにカラメル麦芽の風味も感じられます。香りをより一層引き立たせるため、ビールの発酵・熟成工程で、厳選したホップを入れる手法を用いています。

こうしてつくられた「ブルックリンラガー」は味わい深く、さわやかかつなめらかな口当たりで、様々な食事との相性も抜群です。