BicCamera Photo World

今回実施いたしました「BicCameraPhotoWorld2025フォトコンテスト」は、
自由部門・ネイチャー部門・U18部門・スマートフォン部門の4部門で作品を募集し、
カメラ、スマートフォンと機材は問わす、様々なジャンル・年代のお客様より、
応募総数53,785点と大変多くの作品をご応募いただきました。

審査員による厳正なる審査によっての最優秀賞・ゲスト審査員賞・各部門の受賞作品を決定いたしました。

スマートフォン部門 総評

山口 規子 先生

スマートフォン部門では、様々なジャンルの作品が集まりました。 何気ない日常をドラマチックに表現した作品、光と影を美しく表現した作品、気づきの瞬間を捉えた作品など、どれも甲乙つけがたく楽しい審査となりました。
共通して言えることは、スマートフォンという身近なツールが生み出す写真表現は、常にフットワークが良く、作者の感情が湧き出た瞬間からシャッターを押すまでの時間が短いことです。 よって、構図を考えるよりも、心の動きを優先して撮っているという点で、「なんか、この写真、いいよね」というような不思議な感覚で、見る人を魅了します。
昨今では電話をかけるよりも写真を撮る方が多いというスマートフォン。そこから生まれる写真表現に未来を感じるフォトコンテストでした。

スマートフォン部門
受賞作品

金賞

なつまつり | 河原 利花 さん

なつまつり

銀賞

アイシー ロード | 南百瀬 勇 さん

アイシー ロード

銀賞

氷の洞窟 | 園上 高敏 さん

氷の洞窟

銅賞

ばいばい。 | 曳地 正刀 さん

ばいばい。

銅賞

機窓から見た世界 | 花井 貴 さん

機窓から見た世界

佳作

鏡の世界 | 河内 俊介 さん

鏡の世界

佳作

美 | 堀木 大輔 さん

美

佳作

spiral | 石田 泰之 さん

spiral

佳作

お昼寝。 | 青池 竜希 さん

お昼寝。

佳作

逝去 | テイ ケン さん

逝去

佳作

夕焼けに染まる友情 | LIU YIXUAN さん

夕焼けに染まる友情

佳作

半島のぬくもり | 安藤 美津子 さん

半島のぬくもり

佳作

白黒猫と黒猫 | 森岡 淳 さん

白黒猫と黒猫

佳作

名残の時間のわがまま | 木下 琉嘉 さん

名残の時間のわがまま

佳作

何気ない日常 | 若松 里美 さん

何気ない日常

受賞作品展の
お知らせ

今回の受賞作品を展示した作品展を実施いたします。是非皆様お誘いあわせの上、ご来場ください。

日時:2025年6月12日(木)〜6月24日(火)
11時〜19時まで(最終日は16時まで) 水曜休館日
場所:ギャラリー 路草
東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東五号館14階
http://gallery-michikusa.jp/access/

ギャラリー 路草

審査員

熊切 大輔

審査員長
熊切 大輔

1969年東京生まれ。東京工芸大学短期大学部を卒業後、夕刊紙日刊ゲンダイ写真部に入社。その後フリーランスの写真家として独立。
雑誌や広告などでドキュメンタリー・ポートレート・食・舞台など「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影する。 作品は様々なテーマ、アプローチをもってスナップ写真で「東京の今」を切り撮りつづけている。
2023年5月に公益社団法人日本写真家協会第8代会長に就任。写真界の発展のため改革や新たな挑戦を始めている。
写真コンテストの審査や様々な写真講師なども務めており、学生への写真指導など未来の写真家の育成にも力を入れている。
公益社団法人日本写真家協会 会長

織作 峰子

審査員
織作 峰子

1982年より写真家・大竹省二氏に師事。 1987年独立。世界各国の風景や人物を、独自の視点と感性でとらえ続け、国内外で写真展を多数実施。
2018年・2021年・2024年には銀座・和光ホール(現セイコーハウスホール)にて展覧会を開催。 海外政府観光局から依頼された撮影のほか、テレビ・雑誌、講演でも幅広く活躍中。
大阪芸術大学教授、写真学科学科長
公益社団法人 日本広告写真家協会 業務執行常務理事
一般社団法人 日本写真著作権協会 理事

ハービー・山口

審査員
ハービー・山口

1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。
一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、 デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。 そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。 帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。
多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。 その優しく清楚な作風を好むファンは多く、 「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、 中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。
写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティーなど。

山口 規子

審査員
山口 規子

栃木県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。 文藝春秋写真部を経て独立。女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。
「イスタンブールの男」で第2回東京国際写真ビエンナーレ入選、「路上の芸人たち」で第16回日本雑誌写真記者会賞受賞。
近著に「トルタビ〜旅して撮って恋をして?〜」や写真集「柳行李」「I was there.」「KIKORI木は長い夢を見る」など。 その他、旅や暮らしに関する撮影書籍は多数。
公益社団法人日本写真家協会 副会長

COWCOW善し

ゲスト審査員
COWCOW善し

お笑いコンビCOWCOWのツッコミ担当。「R-1ぐらんぷり」では5回決勝に進出するなど個人でも活躍している。
カメラを趣味とし「よしもと写真部」を結成するなどの活動を行っている。

協賛

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