ピュアオーディオをはじめよう！

ピュアオーディオを揃えよう

基本的なセットとしては、
音の入口である「CDプレーヤー」。
プレーヤーからの信号を増幅させ、スピーカーを駆動する「アンプ」。
そして、音の方向性を決める、出口でもある「スピーカー」となります。
音を読み込み、増幅して、出力する。意外と単純な構造なんですが、それゆえに一つ一つの機器が音に大きく影響してきます。

アンプ、スピーカー、プレーヤーを選ぼう

選び方のおすすめとしては、まず「スピーカー」から選ぶことです。
これはスピーカーがオーディオセットの音の方向性を決める重要なファクターだからです。
アンプのイコライザーなどで高音域や低音域を調整できるものもありますが、フラットな状態で音の出方や自分の好みに合うスピーカーを選びましょう。
その次に選ぶのは「アンプ」です。
好みのスピーカーをしっかり鳴らせるかは、アンプの駆動力が決め手になります。
同一メーカーなどでバランスが取られているものを選んだり、試聴ができるところで聴き比べて選ぶのが良いでしょう。 そして最後に「CDプレーヤー」や「レコードプレーヤー」を選びましょう。

ピュアオーディオの配線の仕方

1.アンプ⇔CDプレーヤーの配線

2.アンプ⇔スピーカーの配線

スピーカーはどのように置けばいい？

本来のスピーカーの音が聴けるポイントのことをスイートスポットと呼びます。
左右のスピーカーに対して、60度の角度で向き合う「正三角形配置」が基本的な配置となります。高さの目安は、目線の高さにツイーターが来るようにすると良いでしょう。
また、左右や後ろの壁からは30cm以上離して置くのが理想です。

とはいえ、あくまでも目安になるものですので、スピーカーの位置を変えたり自分が動いたりして一番よく聴こえるセッティングを楽しむのもピュアオーディオの醍醐味だと思います。

アンプとCDプレーヤーはどのように置けばいい？

スピーカーとCDプレーヤーはできれば、横並びに置くことをおすすめします。これは、天盤から放熱して内部温度の調整を行っているからです。
重ねて置く場合は、インシュレーターなどですきまを作って置くと良いでしょう。また、置き場所は水平な場所に置きましょう。

インシュレーターなどの防振アクセサリーは必要？

振動は、オーディオ機器にとって悩みの種と言っても良いかもしれません。振動をシャットアウトするために、防振アクセサリーはとても有効です。
アンプやCDプレーヤーも振動しますが、特に目に見えてスピーカーは振動しているのが分かるかと思います。
スピーカーの箱の部分をエンクロージャーと呼びますが、このエンクロージャーの振動をしっかり抑えてあげると、スピーカーユニットの本来の仕事が出来るので、音がクリアになります。
個人的にもスピーカーにはインシュレーターを使っています。実際に低音が締まり、音の輪郭がはっきりするのでこれはおすすめです。