
尾張 津島の酒つくり 伝統の技術で醸す銘酒『我山』
尾張津島にて創業1873年の蔵元「鶴見酒造」。木曽の伏流水と兵庫県産特A地区の山田錦を使用した至高の清酒。
■鶴見酒造
「信長の台所」尾張津島の蔵元
「信長の台所」としても知られる尾張津島の湊町で、150年以上の歴史を誇る酒蔵。卓越した南部杜氏の技で仕込みます。

伝統の技
伝統的な手作りの良さを守りつつ近代的な品質管理とを巧みに調和させ、米の旨味を酒の中に充分生かしたコクのある酒造り。

伏流水
酒の味は水と米でほとんど決まると言われます。源流は、名水100選に出る木曽川の伏流水を使用。適度なミネラル分と、酒仕込みに適した柔らかい軟水です。

こだわりの酒米『兵庫県産 特A地区の山田錦 』

『兵庫県産 特A地区の山田錦』を使用
「米」と言われて「コシヒカリ」等食用で流通している「食用米」を思い浮かべた方は多いのではないでしょうか。日本にはこの「食用米」の他に「酒造好適米」と呼ばれる米が存在します。それが酒造好適米です。
特に、品質が高く良い香りを持つ酒米として知られている「山田錦」は、非常に栽培しにくい品種と言われ、高精度の土づくり、苗の育成、田植え時期の厳守、肥料の改善、病虫害防除、適切な水管理等が要求されます。背丈は他の稲と比べて格段に高く、湾曲して倒れやすいばかりか病気にもかかりやすく、栽培するのに非常に手間のかかる品種と言えます。
鶴見酒造では、最高峰として知られる『兵庫県産の特A地区山田錦』を使用。特A地区は兵庫県でもわずかな地区のみに限られており、非常に希少かつ品質の高い清酒を造るのには欠かせない酒米です。
木曽川の伏流水

酒造りに最適な木曽の伏流水を使用
日本酒作りで最も重要なもの、それが「水」です。米を洗ったり蒸したりする仕込みの行程から、器具の洗浄に至るまで莫大な量の水を消費します。「我山」が仕込まれる蔵元は、源流は名水 100選にも選ばれている木曽川からの伏流水を使用しています。
水質は軟水。この「硬い」「軟らかい」はその水のミネラルの含有量、主にカルシウムやマグネシウムの量で判断されます。これらが多いと硬水、少ないと軟水と言われます。清酒ではほとんどの蔵元が軟水を使用しており、吟醸香と呼ばれる特有の香りを引き出します。また、軟水はなめらかでキレイな味わいの清酒に適した酒造りに向いています。
適度にミネラル分があり、口当たりが柔らかく、程よく旨味の乗った酒を醸すのに適した木曽の伏流水は、「我山」ならではの至高の味わいを生み出します。
『大吟醸 我山 』・『純米大吟醸 我山』について

[全国新酒鑑評会 2年連続金賞受賞]
大吟醸 我山
酒質:大吟醸
日本酒度:3 / 酸度:1.0
精米歩合:40%
使用米:兵庫県産特A地区 山田錦
じっくりと時間をかけて醸造、大吟醸酒ならではの切れ味と気品ある香りのお酒です。メロンやマスカットなどの香りが優しく広がります。淡麗で滑らかな質感が特徴。

【ワイングラスで美味しい日本酒アワード 金賞】
純米大吟醸 我山
酒質:純米大吟醸
日本酒度:-1 / 酸度:1.0
精米歩合:35%
使用米:兵庫県産特A地区 山田錦
山田錦を35%まで高精白した米を100%使用し、じっくりと時間をかけて醸造、果実を思わせる吟醸香とお米の旨味を最大限に引き出した芳醇な味わいのお酒。