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TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD

タムロンのソニーEマウントレンズ「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」は、APS-Cサイズミラーレス用のF2.8超広角ズームレンズです。開放F2.8の明るさを維持しながらもコンパクトなボディのため、APS-Cサイズのミラーレスカメラとのバランスもよく、普段使いできる超広角ズームとして撮影を楽しむことができます。
※撮影:2021年夏

@オフィスビル焦点距離11-20mm(フルサイズ換算16.5-30mm)F2.8通しの明るさもった本格的なズームレンズですが、全長86.2mm、重量335gの軽量コンパクトな本体は持ち運びが楽で、様々なシーンに活躍できる軽快なフットワークを生み出してくれることでしょう。
絞り値:f/6.3
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先


A都市風景超広角側の広いパースによって切り出されるダイナミックな都市風景。肉眼では見ることができない新たな世界との出会いにワクワクさせられるのも超広角ズームレンズならではの楽しみです。
絞り値:f/14
露出時間:1/30秒
ISO:320
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


B積まれた椅子焦点距離20mmはフルサイズ換算で30mm、自然な雰囲気で被写体を素直に切り取るスナップ撮影向きの使い勝手がよい画角で普段使いに重宝します。
絞り値:f/2.8
露出時間:1/30秒
ISO:125
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


C連絡通路カメラ: α7III
絞り値:f/11
露出時間:1/30秒
ISO:6400
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


D高速下カメラ: α7III
絞り値:f/8
露出時間:1/320秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


E土手の階段カメラ: α7III
絞り値:f/13
露出時間:1/100秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


F青空グラウンド広々とした空間を捉えてみましたが、画面の隅々までキレがある描写力を実感しました。特殊硝材を効果的に配置し諸収差を良好に補正した基本性能の高さが見て取れます。
絞り値:f/9
露出時間:1/800秒
ISO:100
露出補正:-0.3
露出モード:絞り優先


G飛び立つ鳩土手で羽休めをしていた鳩が一斉に飛び立った瞬間、サッとカメラを構えてシャッターを押したのですが、小気味よくAFが作動しシャッターチャンスをうまくとらえることができました。独自開発のステッピングモーターユニットRXDによる高速で精微なAFによってシャッターチャンスを逃さない機敏な撮影が可能です。
絞り値:f/3.2
露出時間:1/1250秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッター優先


H鉄橋下絞り開放から画面全体がシャープでキレのある描写です。絞り値に頼らずともクリアな画質と高解像性能が得られるのは、どんなシーンでの撮影でも大きな安心感が得られることでしょう。
絞り値:f/2.8
露出時間:1/2500秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


I鉄橋の影足元に鉄橋が作り出した影が長く連なっていました。超広角レンズのパースが生み出す奥行き感が、深みのある心象風景のような雰囲気を醸し出しています。
絞り値:f/13
露出時間:1/80秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先


J傘カメラ: α7III
絞り値:f/13
露出時間:1/60秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


K鉄門カメラ内の歪み補正も手伝って、超広角側での歪みはほとんど感じられません。縄文の柱がほぼ直線に再現されるのはシャキッとした姿勢の良さの様に何度見ても気持ちが良いです。
絞り値:f/5.6
露出時間:1/320秒
ISO:100
露出補正:-1.3ステップ
露出モード:絞り優先


L木目広角端の最短距離は0.15m。マクロレンズ並みに被写体に接近することができますが、単なる近接撮影とは違い、超広角によって接近しながら背景の雰囲気を広く写し込んで被写体を強調できることです。
カメラ: α7III
レンズ: TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD(Model B060)
絞り値:f/9
露出時間:1/30秒
ISO:250
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


N兜休憩のため入ったカフェに展示されていた兜に超広角側で接近してみました。
カメラ: α7III
レンズ: TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD(Model B060)
絞り値:f/5
露出時間:1/30秒
ISO:1600
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先

絞り値:f/11
露出時間:1/80
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


P案山子着物を着て微笑むような表情を浮かべている案山子をローアングルから超広角側で仰ぎ見るように撮影して、夏空に囲まれ生き生きと明るく溌溂とした雰囲気をまとうように撮影してみました。超広角は被写体に可能な限り接近して迫力を生み出す、一歩引いて広く雰囲気を捉える表現の他に、上下のアングルを工夫する表現も楽しめるのが魅力でもあります。
絞り値:f/11
露出時間:1/800秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


Q案山子のアップ1広角端での最短距離0.15mを生かして、目がぱっちり開いた愛嬌溢れる案山子に思いっきり迫ってみました。撮影倍率は超広角ズームとしては驚異的な1:4もあるので、ワイドマクロとしての表現が楽しめます。
絞り値:f/11
露出時間:1/200秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


R案山子のアップ2真夏の雰囲気を出そうと、案山子が被る麦わら帽子のつばに太陽の光が差し込むような構図を狙ったのですが、わずかにゴーストが出てしまいました。だが、写真としてみると違和感は感じず、かえって夏らしさが画面から伝わってきます。逆光撮影の時にゴーストを逆に表現として利用できるのも、超広角ズームの面白さではないでしょうか。
絞り値:f/2.8
露出時間:1/4000秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


筆者は超広角レンズを手にすると、つい迫力ある被写体を撮影しようと接近してしまいます。近接が0.15mでワイドマクロ的な使い方ができる点が大いに気に入りました。広々と風景を撮影するもよし、被写体に肉薄して迫力を追い求めるもよし、使いこなし方で多彩な表現力をもっている超広角ズームレンズを携行すると、街歩きや旅行の楽しみがグーンと広がること間違いなしです。軽量コンパクトな超広角ズームレンズを旅のお供にお連れしてみてはいかがでしょうか。


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