エアコン早得 あと2日

カメラ・レンズの選び方や
カメラライフを楽しくする情報発信サイト

Bicphotostyle

SONY FE 600mm F4 GM OSS【第2弾】

手持ちでも撮影できるソニーのロクヨン「FE 600mm F4 GM OSS」。離れた被写体の表情や躍動する瞬間など、超望遠レンズでしか切り取れない世界を、高画質かつ立体感のある印象的な一枚に収めることができます。
第二弾は新幹線、野鳥、競走馬を撮影してきました。


FE 600mm F4 GM OSS_新幹線1
600mmといえば超望遠レンズと呼ぶのにふさわしい大きなレンズですが、ソニーから発売されたEマウントレンズの600mmは持った瞬間に軽いと思わず声を出してしまうほど見た目からは想像できない軽量です。ニコンの600mmも旧型に比べ大幅に軽量化しましたが、このレンズはさらに770gも軽量なのは驚きです。新横浜・品川間を走行する新幹線を軽々と手持ちで追い続けながら撮影できてしまうほどでした。(※体力的な個人差はあります)
肝心の性能はα9の動体追従能力を余すことなく発揮できるレンズで、スポーツ、野鳥、鉄道など動きある被写体を狙うことが楽しくなることでしょう。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/6.3
露出時間:1/2000秒
ISO:800
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_新幹線2
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/3200秒
ISO:800
露出補正:-1.0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_新幹線3
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/3200秒
ISO:800
露出補正:-1.0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_新幹線4
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/5
露出時間:1/3200秒
ISO:200
露出補正:-1.0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



FE 600mm F4 GM OSS_ゴシキセイガイインコ
雨が断続的に降り屋外での撮影が難しそうだったので600mmを持って野鳥の森に出かけました。カラフルな羽根を全身にまとうゴシキセイガイインコの鮮やかさに惹かれ手持ちで撮影。光量が少ない小屋の中だったので絞りは開放で被写界深度が浅く一部分にしかピントが合っていませんが、羽根の質感をキレのある描写力で捉えています。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1250秒
ISO:3200
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_ナナクサインコ
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/2000秒
ISO:12800
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_キンカチョウ
巣作りのため小枝をくちばしに挟んで飛び立とうとするキンカチョウ。小さな鳥ですが超望遠レンズの600mmはキンカチョウの健気に働く姿をしっかり捉えています。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1000秒
ISO:5000
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_オーストラリアイシチドリ1
仲良く並んで歩く陸生の鳥オーストラリアイシチドリ。人間に慣れていて近寄っても逃げないのですが、超望遠レンズの圧縮効果によるボケ味を生かすために少し距離を置いて撮影してみました。中望遠レンズとは異なる600mmが作り出すボケ味によってイシチドリの存在感が高まります。軽量な600mmだからこそポートレートで思い切った使い方もあるのではないでしょうか。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/640秒
ISO:640
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_オーストラリアイシチドリ2
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/800秒
ISO:6400
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



FE 600mm F4 GM OSS_照明灯
600mmレンズでスピーディーな被写体を狙ってみたくなり、ナイター競馬の行われている川崎競馬場に向かいました。到着したのは日没前でしたがすでに高さ10mほどあろう照明塔が灯り始めていました。何気なく照明部分に向けて撮影してみると肉眼ではまばゆい光の塊にしか見えなかったのに、モニターに映し出された撮影データには光の中に隠れていた電球や反射板の形がハレーションもなくクッキリと写し出されていました。逆光でもしっかり被写体を捉える能力が確認できました。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/3200秒
ISO:500
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



FE 600mm F4 GM OSS_川崎競馬レース1
競馬場の内側の観客席からスタートした瞬間を狙ってみました。距離も離れていて手前には植木やラチがあり被写体の馬が狙いにくい構図でしたが見事にピントが合いました。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:4000
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



FE 600mm F4 GM OSS_パドック1
やがて日が暮れてナイター競馬が始まりました。夜の照明下でどれぐらい能力を発揮できるのかワクワクしながら次のレースにむけパドックを周回する競走馬にレンズをむけてみました。次々と歩いてくる競走馬を手持ち撮影で追い続けました。軽量なので手持ち撮影でもそれほど疲労を感じることはなく撮影に集中できました。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:10000
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_パドック2
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:12800
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_パドック3
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:2500
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



FE 600mm F4 GM OSS_メインレース1
さあ、メインレースの発走です。この日のメインレースは中央競馬との交流レースなのでレースからは一段と迫力が伝わってきます。コーナーを回る競走馬が跳ね飛ばす砂粒も600mmの圧縮効果で迫力満点。スポーツ写真で600mmを使う場合、このような圧縮効果で迫力を増して見せる使い方があります。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:12800
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


FE 600mm F4 GM OSS_メインレース2
ゴールに向かって先頭に立った馬(右から二番目)にAFポイントが合致し追い続けます。α9のAF性能を余すことなくレンズが発揮していることを実感しました。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:12800
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先




FE 600mm F4 GM OSS_優勝馬
優勝を決め関係者との記念写真の場に向かおうとする競走馬の横顔のアップを600mmで撮影するとカッコいい雰囲気が漂う写真になりました。トリミングではなく撮影時にアップで撮影すると画面から迫力が満ち溢れる写真が撮れますが、超望遠レンズの力強さは格別です。
レンズ: FE 600mm F4 GM OSS
カメラ: α9
絞り値:f/4
露出時間:1/1250秒
ISO:12800
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



ソニー渾身の超望遠レンズは見た目以上に軽く、手持ち撮影でもしっかりと高いポテンシャルを発揮してくれました。GMならではのボケ味と高い解像力でダイナミックに描写する「600mm」は近い将来スポーツイベントの会場などでも見る機会が増えそうです。


  • ニコン
  • キヤノン
  • オリンパス
  • SONY
  • Panasonic
  • FUJIFILM
  • RICOH/PENTAX
  • SIGMA
  • TAMRON
  • CarlZeiss
  • Leica
  • Tokina
  • ハッセルブラッド