ソニー 交換レンズ FE 50mm F1.8【ソニーEマウント】
2016年は多数のEマウントレンズがリリースされておりますが、待望の
フルサイズ対応の50mm画角の標準単焦点レンズが発売されました。
人間の目に最も近い画角で撮影出来るのですから、目で見た感動をそのまま残す事が出来るのです。F1.8とF値は控えめですが、その分、小振りになり普段使いに手軽に使え、+1本、単焦点入門にもお勧めです。
オープンカフェ

ふと立ち寄った建物の窓から見下ろすと、カフェスペースがありました。都会に相応しい、シルバーカラーのお洒落な椅子とテーブルなので少々絞って全体的にシャープに仕上げました。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/8
露出時間:1/15秒
ISO:100
露出補正:-0.7
おやつタイム

上の写真ではオープンスペースでしたが、実際に私が立ち寄ったのは屋内のカフェ……ここで注文したスイーツですが、拡大して見るとなんとクッキーにかかった粉まで細かく描写出来ています。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/2.8
露出時間:1/100秒
ISO:400
露出補正:+0.3
ターミナル

逆光気味のいやらしいカットですが、ゴーストやフレアも見受けられず、むしろ空の明るさと建物のフレームのディテールも美しい一枚に仕上げられました。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/5.6
露出時間:1/1000秒
ISO:100
露出補正:-0.7
バーのウインドウ

ウィンドウショッピング時に見かけたシャンパンボトル達。手前の一本にピントを合わせ、背景をボカしてみました。柔らかいボケが美しいです。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/200秒
ISO:100
露出補正:−
ロッドと動輪

動輪を動かすロッドの質感も見事に再現、ピントを合わせた部分はしっかりシャープでロッド表面の細かい傷も描写されており良いアクセント。まるで、触った時のひんやりとした感触が想像出来るかのようです。美しいぼけ味で立体感も見事です。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/1250秒
ISO:400
露出補正:-1.3
長距離列車の面影

博物館に眠っている車両ですが、かつては深夜の線路上をひた走っていたのでしょうか。拡大すれば、経年を感じさせる標識の塗装剥げの細かい部分まで確認出来ます。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/2.2
露出時間:1/1600秒
ISO:400
露出補正:-1
提灯

大口径単焦点ならではの美しい背景ボケです。ピントの合っている提灯がきれいに浮かび上がっています。街中のスナップにもすすめの1本です。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/2
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.3
名優集う

日本の鉄道シーンをを支えていた銘車達。ピカピカに磨かれた車体の質感が良いです。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/500秒
ISO:400
露出補正:-1
路地から見上げる青空

絞りを調整することでボケ具合もコントロール出来ます。開放より若干絞って、視覚に近いボケ味に。
カメラ:
ソニー α7II
レンズ:
ソニー FE 50mm F1.8
絞り値:f/5.6
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.7
単焦点入門レンズにピッタリ
50mmという画角は、先述の通り人間の目とほぼ同じとされています。写し方によっても、広角のようにも、望遠のようにも見せられる、そして適度なボケ味の明るいF1.8の大口径単焦点、ボケを作りやすいこのレンズは、そういう意味でも幅広くお勧めしたいと思います。ぜひ、このレンズで写真撮影を楽しんで頂きたいです。もちろん、プロやハイアマチュアの方も満足の描写性能なので、カメラバッグに一本入れておくだけで撮影時の表現の幅が広がりますので、Eマウントユーザーなら持っていて損はありません。