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SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art【ソニーEマウント】

たびたびご紹介させていただいているシグマ「Artライン」のプロダクト。今更ですが、シグマの交換レンズは、Contemporary、Art、Sportsと、明確なコンセプトにより3つのプロダクトラインに分けられています。その中で、最高の光学性能と表現力によりSIGMAを愛する写真家の方々の高水準な芸術性を支えているのが、この「Artライン」。SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art、50mm F1.4 DG HSM | Artで培ってきたノウハウを駆使し、収差を徹底的に補正。合焦部の圧倒的な描写性能と美しいボケ描写は、大きな魅力の1つです。6月に発売されたばかりの、Eマウントユーザーのための大口径広角レンズ「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art【ソニーEマウント】」。さて、F1.4で描くArtライン24mmはどんなでしょう。今週も、撮影スポットのたくさん詰まった海へと出かけてまいりました。それでは、作例をご覧ください。



カメラ: α7II
絞り値:f/5
露出時間:1/1000秒
ISO:100
広々と開けた空間を、少し絞って撮影してみました。これが、24mm広角レンズの画角ですね。いつも、この地点まで来ると、心の中で「着いた!海だ〜!」と、子供のようにはしゃでいる自分を発見します。ドライブしていたら、隠れていた水平線がちょっとだけ見えて来たという、そんなアングルです。坂になっているため、海の水平線が盛り上がって見えるのがユニークで面白いと思います。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/4000秒
ISO:50
港付近で車から降りると、バイクに乗った若者が風のように通り抜けていきます。幸い、首からカメラを提げていたので、高速AFで訪れたシャッターチャンスを捉えることができました。超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化やスムーズなAFが可能になりました。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/6400秒
ISO:50
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM|Art【ソニーEマウント】で捉えた、父子と広大な太平洋。十分なスケール感が表現できたように思います。手前の岩辺りにピントを合わせているので、人物や遠くの海へと次第に移行する自然なボケ具合が、さらに奥行き感を表現してくれています。また、開放値において四隅に発生する周辺減光は、ほとんど見受けられません。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/8000秒
ISO:50
眩しい逆光でのシーンでしたが、後からファイルを見ると、本当の記憶が曖昧になってしまうほどに落ち着いた画像で驚きました。レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っているとのこと。さらに、スーパーマルチレイヤーコートを採用しているので、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写が可能です。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/8000秒
ISO:50



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/6400秒
ISO:50
大きな建物です。下からのアングルで、しかも広角レンズなので当然、強いパースはつきますが、直線の歪みはほとんど認められません。広角レンズで発生しやすいディストーション(歪曲収差)は、絞りを絞り込んでも改善しないため設計段階からの補正が必要です。「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM|Art【ソニーEマウント】」では、レンズ第一面から光の入射角度を緩やかに調整し、非球面レンズを適切に配置するなどして、画面全域で歪みのない描写を可能にしています。また、開放値での撮影にもかかわらず、周辺減光もほとんど認められません。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/6400秒
ISO:50
画角が広いため、たくさんの情報を取り込んでいるにもかかわらず、合焦部の前後のボケ味が非常に大きいため、画面はシンプルに整理されています。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/6400秒
ISO:100
一番手前の花にピントを当てて。ボケ味による丁度良い塩梅の背景描写で、主役を引き立てます。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/6400秒
ISO:50
手前に被写体があって、手前をただ切り取るだけの表現であれば、開放値1.4はいらないですよね。でも、手前から背景へと繋がる繊細な表現に、「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM|Art」のボケ味は生きてきます。さらに、F1.4からの絞り調整範囲は広く、ちょうど良い加減を選択できるので、積極的で明確な画面構成が可能ということでしょうか。背景のための環境や条件をさらに絞り込んでゆけば、巧みな表現が可能ですね。そして、こんな時、AF駆動中でもフォーカスリングを回転させることでマニュアルフォーカスに切り替わる新フルタイムマニュアル機構は嬉しい機能です。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4で
露出時間:1/2000秒
ISO:50
猛暑の夏。気温までが、画像から伝わってきますね。背景の置き去りにされた不要物が大きくボケることで、手前の緑や蜘蛛の糸などが、シャープな描写により程よく浮き上がり、状況描写が自然に表現されたように思います。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/400秒
ISO:50
ソニーEマウントでも、合焦部のシャープで高精細な描写と諧調を伴なう美しいボケ描写は顕在のようです。高い描写性能の実現に不可欠な要素が収差の補正ですが、SIGMA 24mm F1.4 DG HSM|Art【ソニーEマウント】 では、FLDガラス、SLDガラスを採用し、画面の周辺部で目立つ倍率色収差を徹底的に補正しています。また、レンズパワー配置により軸上色収差を良好に補正します。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/60秒
ISO:400



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/400秒
ISO:100
暮れかかった夕方。ちょっと気の早いドライバーがヘッドライトを点灯していたので、ライトの写りがどうなるか気になりシャッターを切りました。実際のところ、かなり眩しく肉眼で認識できなかった車の形態でしたが、しっかりと描写されており驚くばかりです。逆光のみならず強い光の影響を受けにくい設計となっています。



カメラ: α7II
絞り値:f/1.4
露出時間:1/30秒
ISO:6400
野良猫達の夜の集会に遭遇。カメラを取り出そうとすると、10匹ぐらいの猫ちゃん達に何故か取り囲まれてしまいました。お腹が空いていて、何かもらえると思ったのでしょうか。残念ながら、飴しか…食べませんよね。それでも、ゾロゾロと付いてくる不思議な猫ちゃん達。やけに人間臭く堂々としていて、ミュージカル「キャッツ」の野良猫の集会シーンを彷彿とさせます。かなり暗い場所でしたが、F1.4の恩恵にあずかり、なんとか撮影が可能となりました。また、AF補助光ONにて、ソニーEマウントにしっかりと対応。ミラーレスカメラ専用レンズと同等のAF性能を実感。暗所でも瞳に素早くフォーカスしてくれました。



サジタルコマフレア、色収差、歪曲収差、周辺減光などを良好に補正し、滲みや歪みのほとんどないクラス最高レベルの性能を実現。広大な風景、都市景観、イルミネーションや星景などの厳しい描写性能が求められる被写体から、低照度下における撮影、ボケを生かした撮影において、最高のパフォーマンスを発揮します。また、マウントコンバーターMC-11では対応できなかったAF-Cモードなどにも対応。ソニーEマウントユーザーの方に、是非、このレンズの圧倒的な光学性能をお楽しみいただきたいと思います。おすすめの素晴らしいレンズです!



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