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SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary

見るだけでもうっとりと心が惹きつけられる美しい切削アルミニウムによる外装。高い品位と上質な質感を実現して所有する喜びを追求したSIGMA・Iシリーズから新たに超広角レンズ20mmが登場しました。

超広角レンズの広々した画角、近接撮影距離22cmにF2の明るさが作り出す大きなボケ量で被写体を浮き上がらせる表現力、多才な表現力も味わえます。重量は370g、全長70mm×最大径74.4mmと手のひらに乗るサイズでカメラにつけっぱなしにしたくなります。気軽にカメラに付けっぱなしにしてレンズの質感を楽しみながら撮影に出かけてみました。


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 河津桜満開の河津桜をF16まで絞り込んでパンフォーカスで写してみました。ピンク色の桜の花びらが超広角レンズの広々としたダイナミックな画角によって画面一杯に美しく広がります。一枚一枚の花びらがシャープに写し出され、シグマの本領を発揮した描写力だと感じます。
カメラ: α7R IV
絞り値:f18
露出時間:1/40秒
ISO:100
露出補正:+0.7ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 川辺空気感を感じるような広々した構図を狙ってみました。絞り込んだので空の雲からその下の樹木の枝も細微感に溢れています。超広角の空気感を捉える力は、風景撮影でつかってこそ真価を発揮することでしょう。携行にすぐれたコンパクトなサイズ感は持ち運びの負担が軽減されるので、ハイキングや登山などでも重宝しそうです。
カメラ: α7R IV
絞り値:f16
露出時間:1/100秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 野良猫
最短撮影距離22cm。空間を広く捉えるだけでなく狙った被写体に接近して、ダイナミックに存在感を強調する撮影も十分こなせます。陽だまりのベンチで寛ぐ野良猫に接近戦を挑んだどころ、ポカポカ陽気にまったりしていて逃げるそぶりはありません。

開放絞り値はF2ですが、これだけ近寄れば背景は大きくボケてくれます。ピント面の瞳周辺から背景に向かってなだらかに柔らかくボケています。可愛らしく撮れたかな、とモニター画面で確認すると穏やかに見えた野良猫の瞳に野性味あふれる力強さが満ちています。厳しい自然の中を生き抜いてきた迫力をレンズの描写力が写し取りました。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/2500秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 手すり
シグマの切れ味の鋭いシャープな描写力は近接撮影で一段と真価を発揮します。公園のありふれた手すりに接近して絞り開放でピントをあわせると、背景が大きくボケることによって一躍主役に躍り出たかのように存在感にインパクトが増しました。周辺減光補正をオフで撮影したので若干周辺が落ち気味ですが、かえって画面にメリハリがついて作品らしい雰囲気が出ました。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/320秒
ISO:250
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 日本丸
日を改めて横浜に出掛けました。
コンパクトなレンズゆえ歪曲収差はカメラ側の電子補正によって修正されます。rawデータ撮影では樽型の歪曲収差が若干目立ちますが、Jpeg撮影ではカメラ側の補正を効かせれば歪みは目立たなく修正されるので安心して使用できます。
カメラ: α7R IV
絞り値:f10
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 天后宮
高精度グラスモールド非球面レンズを3枚、SLDガラス1枚、FLDガラス1枚が最新の光学設計によって組み込まれ、諸収差を良好に抑制して隅々までシャープでヌケの良い描写力を発揮します。発色のバランスも良好です。
カメラ: α7R IV
絞り値:f8
露出時間:1/320秒
ISO:200
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 線香
広角レンズを持つと、つい被写体に接近したくなってしまいます。撮影時の雰囲気を損なわず豊かなボケ味で狙った主役の被写体をぐっと引き立たせてくれる表現力に魅了されているからなのかもしれません。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/320秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 天后宮2
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/4000秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary ボンネット
周辺に向かって滑らかにボケてゆくまろやかなボケ味が、クラシックカーのレトロ感とよくマッチしています。ピント面からアウトフォーカスまでの変化に味わいがあり画面全体が落ち着きを感じます。小型軽量ながら質の高いボケ味が楽しめるレンズです。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/1250秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary クラシックカーカメラの背面液晶モニターを覗きながらクラシックカーに接近する筆者がクラシックカーの金属部分に反射して映り込んでいたのですが、撮影に夢中になっていて気付きませんでした。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 柵の影
フォトグラフ(写真)の語源は、光(フォト)が描く(グラフ)という意味だそうですが、日の光によって壁や地面に投影された様々な影の形を見るとアートな雰囲気を感じて、ついシャッターを押したくなります。

逆光での撮影でしたがスーパーマルチレイヤーコートとナノポーラスコーティングの優れた逆光耐性が発揮され、アートを感じる写真が撮れました。
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/4000秒
ISO:100
露出補正:-1.7ステップ
露出モード:絞り優先

SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary タグボート
カメラ: α7R IV
絞り値:f2
露出時間:1/3200秒
ISO:250
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary 山下公園
カメラ: α7R IV
絞り値:f8
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:-1.3ステップ
露出モード:絞り優先


一言で言い表すなら、とにかくカッコいいレンズです。

金属をつかったレンズは他のメーカーにもありますが、シグマのIシリーズはメタル感が外見からも操作性からもずっしり伝わってきて、何か特別なギアを手に入れたんだな、という所有欲が満たされるのです。

手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズなのに手にするとひんやりする触感、金属の重厚感、外装だけでなく構造部品に至るまで金属部品が使われた極上の操作性を味わえます。肝心の描写力も作例の通り素晴らしいです。手に取って見つめるもよし、撮影するもよし、のビルドクオリティに満ちたレンズです。

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