広範囲を明るく照らして在宅ワークでも日常生活でも活躍

デスクを自分好みの明るさに調節して
在宅ワークの集中力アップ

在宅ワークの普及にともない、自宅で仕事をする機会が増えたという人も多いことだろう。
一般の家屋は、オフィスほど照明が明るくないため、日常生活では支障がなくても作業をするには手元が暗く感じられるものだ。
そこで、手元をムラなく広範囲に照らしてくれる卓上スタンドライト「SWISH」を紹介しよう。

家電ライター湯浅顕人

家電ライター湯浅顕人

パソコンからAV・家電・アウトドア用品まで、幅広く解説や商品レビューを行なっている。重視するのは使い勝手のよさ。趣味は素潜りとアウトドアで、そこでもデジタルガジェットをフル活用している。

明るさと色合いを調整して目的に応じた光を灯す

明るさと色合いを調整して
目的に応じた光を灯す

「SWISH」の大きな特長は、明るさと色合いを多段階に調節できるということ。部屋の明るさや利用シーンなどに応じて、「明るい蛍光灯」や「暖かい色味の白熱球」など、さまざまな照明の役割をさせることができるのだ。前面には電源・調光・調色のスイッチがあり、軽く触れるだけで反応する。明るさは「20%」から「100%」まで、5段階に調節可能。

明るさは、最大1500ルーメンというだけあって日中は100%だと明るすぎるほど。
夜は100%の明るさにすれば、室内照明だけでは暗くなりがちな手元をまるで日中のように明るく照らしてくれる。

色合いは、青みがかった「昼光色」から白熱球のような「電球色」まで、11段階に変化させることができる。
スイッチの「NATURAL」ボタンで、太陽光のように自然な「昼白色」になる。
「COOL」ボタンで「昼光色」に近づいていき、逆に「WARM」ボタンで「電球色」に近づいていく。

在宅ワークには作業が捗る昼白色や昼光色

在宅ワークには
作業が捗る昼白色や昼光色

いよいよ、在宅ワークに使ってみよう。まずは筆記作業。
「昼白色」で点灯する。まず気付くのは、光が均一であること。
余計なムラが発生しないため、気持ちよく作業に集中できる。
また、「点」ではなく「面」の光であるためか、手先やペンの影が最小限に抑えられていることも快適だった。

ありがたかったのは、対象の色合いが正確にわかること。
これは、演色性が「Ra96」という高い値であるからだ。演色性とは、自然光(太陽光)での色の見え方を「Ra100」として、どのくらい再現性が高いかを示す値。JIS規格では、屋内での「超精密な視作業」では「Ra80」、手術室では「Ra90」が必要であると定められていることから、「Ra96」というのがいかに高い値かわかるだろう。写真や製品サンプルなどの色合いが、日中の自然光で見ているような再現性でチェックできるのはありがたい。

次に、パソコンで資料の作成をしてみよう。
書籍や新聞を傍らに広げ、「SWISH」で照らす。「昼光色」にすると文字の輪郭が際立ち、小さい文字も読みやすくなった。細かい工作をする場合にも役立つだろう。この場合にも、照射される範囲の広さが役に立った。新聞の見開きも全体が照らされるため、新聞を動かすことなくすみずみまで読むことができる。キーボードやマウスまでも明るく照らされ、快適に作業できた。

リラックスタイムを盛り上げる暖かい色味の電球色

リラックスタイムを盛り上げる
暖かい色味の電球色

次に、夜のリビングで使ってみた。
室内の照明は少し暗めにして、調色は「電球色」に。まるでランタンのような暖かい光が、疲れた心を癒やしてくれる。特長の1つである、広範囲をムラなく照らす光のおかげで、テーブルを広く使うことができるのも便利だ。
1日を終え、ベッドルームへ。ここでは「ナイトライト」機能が役に立つ。明るさを最小限に抑えた電球色で、寝る前のちょっとした整理や常夜灯に使うことができる。約10時間で自動的に消灯するため、翌朝うっかり消し忘れて出かけてしまっても安心だ。

きめ細かな付加機能と高いデザイン性で気持ちよく使える

きめ細かな付加機能と
高いデザイン性で気持ちよく使える

使っていて感じるのは、随所にちりばめられた親切設計だ。
明るさや色合いは、ボタンをタッチするごとに「ピッ」音とともに変化していくが、それ以上変えられない最小値や最大値に達すると、音が「ピピッ」に変わるのですぐわかる。「もう最大になったかな?と思いながらしばらくボタンを押し続ける」といった面倒がないのだ。この操作音も、いちいち鳴るのがうるさいと感じたら消すこともできる。
そして使い慣れてくると、「いつも使う明るさと色合い」が決まってくるものだ。その場合に便利なのが、明るさと色合いのメモリー機能。前回電源オフしたときの明るさと色合いでオンになるため、いちいち「いつもの明るさと色合い」に調整する必要がない。

さらに、しみじみありがたいと感じるのが、背面の電源コンセント。400Wまでの機器を接続できる。充電器を接続すればスマホやタブレットの充電ができるし、夏なら卓上扇風機を接続するにも便利だ。卓上に電源コンセントがあるという、オフィスやビジネスホテルのような便利さを味わうことができる。電源コンセントは背面にあるので、使わないときは見えない。挿したケーブルがねじれず水平に取り回せるよう、端子が縦に付いているという心配りも。

卓上スタンドライトは比較的目立つ場所に設置する製品なので、デザイン性の高さもうれしい。「電気スタンド」のイメージを覆す、スラリと立つ美しいフォルム。この「花瓶」(ベース)を思わせる細身のデザインは、実は「必要な設置面積が狭い」というメリットにもなっている。
アームを曲げることができるので、LEDライトを手元に近づけたり、離して視界の邪魔にならないようにしたり、自由に調整できる。LEDライトを支える部分は、中央ではなくやや左寄り。
このことにより、前方に設置したとき本体が視界のやや左側に位置することになるのも快適だ。

シンプルなのに
気配りの塊!
仕事中にも仕事後にも
上質感をもたらしてくれる

卓上スタンドライトは「手元を明るくする」という単機能な製品なので、どれを選んでも大差ないと思いがちだ。
しかし「SWISH」を使ってみると、製品によってこれほど違うのかということがよくわかる。明るさはもちろんだが、広範囲にムラなく照らされること、影ができにくいこと、調色できること、操作性が良いこと、それらによってどれほど作業の質が変わるのかを痛感するのだ。
考えてみると卓上スタンドライトというものは、作業中はほぼ常に使っている道具。
それだけに、作業の快適性や生産性を大きく左右するのだろう。在宅ワークを強力に支援し、そしてそのあとのリラクゼーションタイムまで寄り添ってくれる。「SWISH」とはそんな製品だ。

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