クリスマス特集2019

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タムロン 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)

『ポートレート撮影をもっと楽しむために』とタムロンが謳う「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」を持って様々なシーンでの作例を撮影してきました。ポートレートズームはどのような表現力を持っているのか楽しみです。(※梅雨明け前の6月〜7月撮影)


tamron_35-150mm_雨粒
今年の梅雨は毎日のように雨が降り、作例撮影のため外出しようと思って朝から雨が降り続いて何度出鼻をくじかれたことでしょう。この日も強い雨が断続的に降り続き外出を断念したのですが、ふとベランダに目をやると屋根から落ち大きく飛び散っている雨粒に目が留まりました。タムロン35-150mmの望遠側で、雨粒に飛び散る様子を狙って何度か失敗を繰り返すうちに、様になる画が撮れました。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/8000秒
ISO:6400
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



tamron_35-150mm_雨に打たれる椅子
窓から見える海が人気を集めるレストランにいったのですが、この日も雨。テラス席の椅子は片付けられて雨に打たれていました。このレンズはしっとりした描写が得意なのではないかと感じました。雨に打たれる椅子から感じる寂しさが写真を通して伝わってくるような気がします。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:98mm
絞り値:f/4
露出時間:1/640秒
ISO:320
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


tamron_35-150mm_窓の貝殻
テラス席での食事を断念しましたが窓に面した席を確保し注文した料理を待つ間、窓辺に置かれた貝を見つめてゆったりとした時間を楽しみました。最短撮影距離はズーム全域で45cmなので150mmでもこの写真のようなテーブルフォトにも活躍できるレンズです。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/400秒
ISO:320
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



tamron_35-150mm_雨にうたれるシーサー
沖縄に旅行した際も毎日雨続きでした。本当は青空をバックに撮影したかったシーサーも、雨に耐え忍んでいました。雨に濡れるシーサーや、しっとりと光る屋根を柔らかく描写で捉えています。このレンズは被写体の纏う雰囲気を写し出すレンズ力を持っています。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:130mm
絞り値:f/8
露出時間:1/160秒
ISO:160
露出補正:-1.7ステップ
露出モード:マニュアル



tamron_35-150mm_ティー
雨が止み薄明かりが差してきた浜辺を散策している最中、喉が渇いたので砂浜側にあるレストランでブラックティーを注文。柔らかいボケ味に包まれた、キンキンに冷えたグラスの表面に張り付いた水滴が、ブラックティーの清涼さを引き立てています。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:72mm
絞り値:f/4
露出時間:1/160秒
ISO:64
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


tamron_35-150mm_敷き詰められた貝殻
引き潮で干上がった海辺を散策していると、海水が溜まった窪みの中にびっしり敷き詰められた小さな貝殻の塊を見つけました。写真ではわかりませんが貝殻は澄んだ海水で覆われており、フィルター効果によってより鮮明に貝殻が写し出されています。レンズのシャープな描写力によって、目で見た光景と同じ美しさで写真に収めることができました。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:102mm
絞り値:f/6.3
露出時間:1/640秒
ISO:320
露出補正:±0ステップ
露出モード:プログラム



tamron_35-150mm_カメの上
雨上がりの海辺近くの駐車場にある、甲羅干しをするウミガメ像の上に猫がまったりしています。仲良く“甲羅干し”する姿がかわいらしくてシャッターを切りました。焦点距離を120mmにして撮影すると、猫とウミガメ象が共に強調され、画面にぴったり圧縮されました。
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:120mm
絞り値:f/6.3
露出時間:1/640秒
ISO:560
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



tamron_35-150mm_カモ
こちらは公園でまったり羽休めをしているカモ。特に凄い写真という訳でもない何気なく撮った写真なのですが、焦点距離150mm絞り開放で撮影すると、カモの周囲がまろやかなボケで存在感が浮き出るように写っています。柔らかいボケ味がこのレンズで一番気に入りました。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/320秒
ISO:560
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


tamron_35-150mm_くちなしの花に囲まれた標識
このカットもカモとシャッタースピード・絞り共に同じ条件での撮影です。原宿を散策している最中にふと目に留まった標識を撮影したのですが、穏やかな光も手伝って柔らかな描写で表現されています。しっとりとした雰囲気が漂っています。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:
絞り値:f/4
露出時間:1/1000秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



tamron_35-150mm_ビル裏の咲く花
都会にはビルの裏にこんな花がひっそり咲いています。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:35mm
絞り値:f/5.6
露出時間:1/50秒
ISO:160
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



tamron_35-150mm_ユリ
ビルの裏に咲いた花を撮ってからしばらくして“本物”の花と出会いました。薄曇りの柔らかい光で照らされた花を撮るとしっとり写ります。味わい深い描写です。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:82mm
絞り値:f/3.5
露出時間:1/1000秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


tamron_35-150mm_ウコンの花
カメラ: Nikon Z7マウントアダプター FTZ 使用)
焦点距離:35mm
絞り値:f/4
露出時間:1/1000秒
ISO:125
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



tamron_35-150mm_蓮
蓮が密集する池で葉に溜まった大きな朝露の雫にピントを合わせました。絞りを開放にして焦点距離150mmで撮影すると周囲の蓮の葉が柔らかくボケてゆくなかでシャープに写る雫の存在感が強まった写真となりました。写真から梅雨の雰囲気が伝わってきます。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/500秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


tamron_35-150mm_鯉
水面に映える蓮の花を撮ろうとレンズを向けていると、突然鯉が水中から姿を現しました。水面にすっかり顔を出す直前のタイミングでシャッターを押したので、頭全体が水に覆い被されている瞬間を捉えました。まるで新種の生物のような面持ちで写っていて不思議な感じがします。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:135mm
絞り値:f/4
露出時間:1/500秒
ISO:1250
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



tamron_35-150mm_金属
焦点の合った位置はシャープ。そしてアウトフォーカスの部分はまろやか。柔らかいボケ味でピントの合った被写体が優しく浮き上がる感じがします。ポートレートに使用すると被写体を優しく浮き上がらせるレンズではないでしょうか。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/200秒
ISO:400
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



tamron_35-150mm_原宿
ストリートのカラフルなペイントも鮮やかでシャープに再現しています。ストリートショットを撮るにはやや大ぶりなレンズかもしれませんが35-150mmの焦点距離は街の表情を捉えるのには最適なズーム域です。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:35mm
絞り値:f/16
露出時間:1/15秒
ISO:125
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



tamron_35-150mm_明治神宮1
梅雨の谷間、薄曇りの空の下明治神宮を散策しました。気温もそれほど上がらず快適な陽気で、明治神宮内の公園で芝生に腰を下ろした人がゆったり流れる時間を楽しんでいます。90mmの画角は誇張することなく自然に近い形で被写体の姿を映します。
木々の彼方に写る新宿のビル街が写っていますが、都会の中にこのような安らぎをもたらす空間があることも東京の魅力なのかもしれません。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:90mm
絞り値:f/5.6
露出時間:1/640秒
ISO:250
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


tamron_35-150mm_明治神宮2
静かな午後の一時(ひととき)、日ごろ感じるストレスもこの場所では消え去っていきます。木々囲まれた奥の陽だまりで寛ぐ女性が感じる心地よさが伝わってきます。写真から伝わってくる雰囲気はポートレートズームと評されるこのレンズだからこそ写せたのかもしれません。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:145mm
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:450
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:マニュアル


tamron_35-150mm_明治神宮3
人気のないベンチに雀たちがたくさん集まってきて羽休めをしています。どうしてこのベンチがお気に入りなのかはわかりません。だが、ポートレートズームで撮影した写真からは変哲もないベンチが存在感溢れる姿に見えてきます。
カメラ: Nikon D850
焦点距離:150mm
絞り値:f/4
露出時間:1/1600秒
ISO:250
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



作例の撮影を通してこのレンズから感じたのはタムロンが「あらゆるシーンで、一瞬の表情を美しく描く」と謳っているように、ストリートショットの様々なシーンを通して一緒を美しく切り取ることができたことがその言葉を証明しています。撮影したどの作例写真からも被写体のまとう雰囲気が感じられることは“クリアな画質と柔らかなボケ味を両立させている”被写体の魅力を充分に引き出すこだわりの光学性能が生み出した結果に違いありません。


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