ソニー α9

早速、動き物を撮ってみました。そこそこのスピードでやってきた電車を秒20コマでシュート。電子シャッターながらアンチディストーションシャッターにより歪みはありません。これを撮っていいるとき、他にも近くに撮影者がいたのですが、お目当ての電車が来たのに、構えているだけでシャッター音がしないので、この人なんでシャッター切ってないんだろう?的に怪訝そうに見られてしまいました。実際にはバリバリ連写しているんですがね(笑)
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f5.6
- 露出時間:1/2000秒
- ISO:320
今度はランダムにちょこまか動き回るリス君を。フルサイズのほぼ全体の93%をカバーする693点の像面位相差AFと4Dフォーカスで追いかけ続けてくれました。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f2.8
- 露出時間:1/10000秒
- ISO:640
走り回っていたかと思うと突然のお食事タイム。リス君の毛並みもシャープで、フルサイズならではのボケと立体感も魅力です。そして無音のシャッターで、動物やコンサートなどシャッター音が気になるシーンでも大活躍。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f2.8
- 露出時間:1/2500秒
- ISO:800
飛行機の離陸を連写で追いながら撮ってみました。無音シャッター時もレリーズした瞬間、測距枠の色が変わるのでどのシーンが撮れたのかをすぐに認識することができます。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f4
- 露出時間:1/6400秒
- ISO:200
再び、電車を。AF速度、喰いつきも強力。カーブを抜けてくる電車をしっかりと追従してくれました。ちなみに今回は70-200GMの1本勝負で、この場所では画角的にもう少し欲しかったので、APS-Cのクロップモードで撮ってみました。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f8
- 露出時間:1/1250秒
- ISO:320
こちらは止まっている被写体です。コックピットの窓枠のディテールなどもしっかりと表現してくれました。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f/5.6
- 露出時間:1/2000秒
- ISO:200
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f2.8
- 露出時間:1/250秒
- ISO:200
再び空港にて流し撮り。ブラックアウトしないので、アンコリが当たった瞬間を撮れたことが流しながらわかります。ピントも追い続けてくれました。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f8
- 露出時間:1/60秒
- ISO:1600
フェンス越しの撮影、しかも日没後の通過ということでかなり厳しい条件、シャッター速度を稼ぎたいので高感度、ISO12800での撮影です。
- 使用レンズ:ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
- 絞り値:f2.8
- 露出時間:1/640秒
- ISO:12800
今回は70-200GMのみでの撮影だったのですが、同時に発表されている100-400GMとの組み合わせでもさらに迫力ある1枚を捉えることができそうですのでの登場も期待が高まります。これだけの性能がつまりながら、α7IIと大きさはほとんど変わらず、この小型さでこの性能は大きな魅力。アクセサリーも充実で、望遠レンズとの組み合わせで手持ち撮影の際などでは、縦位置グリップの他、今回発売となるグリップエクステンションGP7-XEMは是非揃えたいアイテム。カメラの小型さをいかしつつ、ホールド性がかなり向上するため、是非揃えておきたいアイテムです。やはり、高速AF、高速連写は強力。動きモノもバッチリ捉えます。ブラックアウトのない連写など、無音の撮影に戸惑いましたが、すぐに慣れました。一眼レフにはできない芸当、一眼レフフラッグシップをも超えるスペックにミラーレスでの新たな可能性を強く感じた1台でした。