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ソニー α7 IV

無印α7シリーズの最新モデルソニー「α7 IV」。基本デザインは変わらず、新型センサーを搭載し有効画素数は約3300万にアップ。AF性能はフラッグシップ譲りの速さで、リアルタイム瞳検出は鳥にも対応しました。最新フルサイズミラーレスカメラのレビューをお届けします。
※撮影:2021年末

α7IV_01α7IVを手にして最初に撮影したのがこのカットなのですが、液晶モニターで撮影画を確認した瞬間、確実に画質がアップしたことが瞬時に実感できました。写し出されたススキの穂をモニターで拡大して確認すると、ススキの穂の細かいトゲの形状までがくっきり確認できて驚きました。色乗りのよさやバランスのとれたコントラスト、解像力が格段に進化したとモニターを通して一瞬で伝わってきました。
カメラ: α7 IV
絞り値:F10
露出時間:1/640秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_022,430万画素のα7IIIから3,300万画素へ解像力がグレードアップ、細かいディテールをきっちり描写する力は風景写真撮影のメイン機種として大いに期待できます。夕闇迫る曇り空の下で撮影条件としてはあまりよくなかったのですが、細微な描写力で日光の竜神峡を写し出してくれました。
カメラ: α7 IV
絞り値:F8
露出時間:1/60秒
ISO:1250
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_03カメラ: α7 IV
絞り値:F11
露出時間:1/80秒
ISO:1250
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_04低輝度環境下での高精度なAF測距を実現し、夕暮れ時や夜景の撮影でも高精度なAFを実現しています。α7 IIIよりも高い解像力を持ちながら、常用ISO感度100-51200の広い感度領域を実現しました。このカットはISO感度を12800にして撮影していますが、階調も良く出ていて美しく描写されています。
カメラ: α7 IV
絞り値:F5.6
露出時間:1/160秒
ISO:12800
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:標準プログラム


α7IV_05冬の寒さが日に日に強くなってきたのに(12月中旬)、都会は車や地下鉄から伝わってくる暖かさによってイチョウが長持ちするようですね。
カメラ: α7 IV
絞り値:F5.6
露出時間:1/250秒
ISO:12800
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:標準プログラム


α7IV_06郊外のイチョウはすでに落葉済みで枝がむき出しになっています。都心と郊外とではこうも季節感が違うのか、とびっくりしながら高解像度のα7 IVで撮影すると、無機質なオブジェのような質感で再現されました。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/14
露出時間:1/100秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_07センサーに最新のカラーフィルターを採用したことによって色再現性が更に向上。解像力の進化も加わって、色合いの深みが増して色彩の濃淡がはっきり感じられます。フラッグシップモデルα1やα7S IIIに搭載した、最新の画像処理エンジンの採用によって色再現性は更に進化しました。撮影時に感じるその場の雰囲気を損なうことなく、記憶に残る情景としてしっとりと写し出してくれる表現力を持ったカメラです。
カメラ: α7 IV
絞り値:F10
露出時間:1/100秒
ISO:200
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_08カメラ: α7 IV
絞り値:f/14
露出時間:1/250秒
ISO:200
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_09カメラ: α7 IV
絞り値:f/10
露出時間:1/160秒
ISO:160
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


α7IV_10ボディサイズは変わりませんがグリップの形状がα1、α7R IVと同じ形状になってフォールディングのフィーリングがよくなりました。各ボタンも押しやすくなったので、スナップ撮影なども軽快なリズムで楽しめることでしょう。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/6.3
露出時間:1/100秒
ISO:800
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_11初めて宮島に行くので、フェリーが見えてきたときワクワクしてきました。さっとα7 IVを撮り出して1枚シャッターを押したのですが、適度な大きさで持ちやすいカメラだなと感じました。フルサイズの中で比較的小型なボディであるαシリーズは旅行との相性は抜群ですね。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/6.3
露出時間:1/640秒
ISO:800
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_125.5段の補正効果を実現した光学式5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されているので、光量が少なく手ブレが心配なシーンの撮影も安心感感が伴います。厳島神社の本殿に向かう途中の雰囲気を損なうことなく写せたのも、手振れ補正が3,300万画素の高解像性能を最大限に引き出しくれたからです。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/4
露出時間:1/30秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_12動物の瞳認識制度も向上し、これまでフォーカス枠をピンポイントに合わせることが難しく失敗しがちだった動物の撮影や、ペットの愛らしい瞳の撮影が格段に進化しました。(すべての動物が対象ではなく、条件を伴います)
宮島観光で出会った鹿の瞳もきっちり捉えてくれました。
カメラ: α7 IV
絞り値:F5
露出時間:1/160秒
ISO:500
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先


α7IV_14事前に調べていかなかった自分も悪いのですが、厳島神社大鳥居が改修工事のため足場が組まれた上にメッシュでおおわれて全く見えませんでした。仕方なく干潮で露わになった海藻を絡めたアングルでワンショット。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/11
露出時間:1/160秒
ISO:400
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_15カメラ: α7 IV
絞り値:f/9
露出時間:1/640秒
ISO:200
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッター優先


α7IV_16日を改めて、隅田川の遊覧船に乗り込み作例撮影に出かけました。
α7 IVは携行のストレスが少ないというか、ほどよい大きさで持ち運びが楽に感じます。
携行性の高いカメラを持ち歩くと気楽に構えられることから色々なアングルで写真を撮りたくなります。帰宅後、今日はたくさん写真を撮ったな、と感じるのは携行性の高いカメラを持ち歩いたときが多い気がします。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/13
露出時間:1/500秒
ISO:800
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


α7IV_17
左から四羽目の雀にピントを合わせようとAFポイントを持っていきました。小さな雀でしかも集団で留まっている状態でどれぐらいトラッキングするのだろうと興味津々でしたが、かなりの精度で狙った雀の瞳をトラッキングしたのには正直驚きました。
α7IIIに比べて瞳AFの精度が更にブラッシュアップされたことを実感できました。
カメラ: α7 IV
絞り値:f/4
露出時間:1/2500秒
ISO:500
露出補正:+1.3ステップ
露出モード:シャッター優先


α7IV_18α7 IIIより多くの位相差測距点を搭載することでAF精度が向上しました。
α1同様の「リアルタイム瞳AF」も搭載、飛翔する鳥の瞳の検出精度も高くいったん食いつくとしっかりトラッキングして追い続けます。メカシャッター、電子シャッター問わずAF/AE追随連写は最高約10コマ/秒ですが、連写しながら飛翔するカモメを追い続けでもトラッキングが追い続け、投げられた餌を奪い合うカモメと雀が交差するシャッターチャンスをものにすることができました。
カメラ: α7 IV
絞り値:F6.3
露出時間:1/2500秒
ISO:800
露出補正:+0.3ステップ
露出モード:シャッター優先



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