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SIGMA 24mm F3.5 DG DN Contemporary

シグマIシリーズの広角単焦点レンズ「24mm F3.5 DG DN Contemporary」。重量230gと非常に軽量・コンパクトながら、金属素材の削り出しにより重厚な重みが伝わるプレミアム感のあるレンズです。
優れた解像力と本体の質感を両立した使い勝手の良いレンズをご紹介します。


sigma24f35dgdnc_送電線鉄塔真下公園内にある通り抜けできる送電線鉄塔の真下から、空を見上げてシンメトリー(左右対称)になるような構図を狙ってみました。さすが24mm、F9まで絞り込むと画面全体にフォーカスが行き渡るほど被写体深度が深まります。カメラ内レンズ補正も効いて歪みがほとんど目立ちません。鉄骨と送電線が縦横に交差する構図が幾何学模様に見えてくる面白い絵が撮れました。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/9
露出時間:1/200秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_置き忘れられたボール公園をしばらく歩いていると置き去りになったボールを見つけ、絞り開放で背景が大きくボケるように接写してみました。開放値はF3.5とやや暗く開放でのボケ方はそれほど強くありませんが、広角レンズの近接能力を生かして強調したい被写体に大きく寄れば背景の雰囲気を残し被写体を印象的に描写できます。
背景全てを完全に溶けてしまうような大きなボケでは雰囲気が消えてしまう場合もありますから、スナップ撮影にはいい塩梅です。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/640秒
ISO:100
露出補正:+0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_木漏れ日薄暗い林の中に立てられた小さな立て看板に木漏れ日が差し込んでいます。最短撮影距離約10cm、最大撮影倍率1:2の近接能力でパースを生かした近接撮影で、ちっぽけな看板があたかもスポットライトに照らされた舞台俳優のような存在感が漂うのも広角レンズが持つマジックです。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



sigma24f35dgdnc_看板接近戦が得意なレンズなので被写体にグッと接近して迫力を生み出してみました。クローズアップ的な使い方をしても画角の広さから背景の雰囲気や空気感が損なわれず写し込められるのも広角レンズの魅力です。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/1250秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:マニュアル



sigma24f35dgdnc_傘置き場
傘立てのキーナンバープレートに可能な限り接近、ご覧の通り素晴らしくシャープな切れ味。F3.5なので溶け出したようなボケではありませんが美しいボケ方で、右上の点光のボケが形の整った円形に近い丸ボケになっています。やや逆光気味の撮影でしたが画面はすこぶるクリアで、高精度グラスモールド非球面レンズ、そしてSLDガラスや高屈折率ガラスが使用されている光学性能の高さを実感しました。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:+0.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_紙垂高精度グラスモールド非球面レンズを使用したミラーレスシステムに最適された最新の光学性能は絞り開放から十分に発揮され、光量の少ない場面での描写力も申し分ない性能です。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/30秒
ISO:1000
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_ベンチ広角レンズは空間感を写し込むことが得意です。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/8
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_差し込む夕日カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/800秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_障子に映る影
無補正でも周辺減光はほとんど目立ちませんが、カメラの周辺光量補正を使用すればほぼ完ぺきに抑えられます。画面の歪みはカメラ内補正によってほぼ抑えられるので歪みもほとんど認められません。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/3.5
露出時間:1/125秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_立体駐車場カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/8
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_地下鉄入口カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/14
露出時間:1/60
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



sigma24f35dgdnc_駐輪場通路たまたま通りが立った地下通路の天井を何気なく見上げてみると蛍光灯が不規則に取り付けられているに気づきました。どうしてこのように取り付けられたか不思議でたまりません。疑問に感じる様子を24mmのパースを利用して視覚に訴えるインパクトを狙って撮ってみました。広角レンズの大きなパースは多彩な表現力に富んでいます。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/18
露出時間:1/20秒
ISO:1600
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



代々木第一体育館なんといってもダイナミックな描写力こそが広角レンズの一番の魅力。広大な空間を切り取る画角と強いパースの組み合わせによる迫力に満ちた描写力は230gの軽量コンパクトなレンズでも変わりありません。むしろこの小さな鏡筒の中に高精度グラスモールド非球面レンズや特殊ガラスが組み込まれているからこそ素晴らしい描写力を味わえるのです。価格を考えてもコスパが凄すぎます。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/22
露出時間:1/200秒
ISO:160
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



言問橋
川端康成が『浅草紅団』の中で「言問橋は直線の美しさなのだ。言問は男だ。」と書いたように力強い骨格が広角レンズの描写力によってより力強さを増しているように描写されています。広角レンズを一本持って散歩に出ると新たな発見と出会えるのも楽しいですね。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/16
露出時間:1/160秒
ISO:400
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



隙間SIGMA「Iシリーズ」は金属の外装部品に加え、操作リングや内部の構造部品に至るまで金属素材の削り出しで作られています。SIGMA・山本和人CEOは「正直、やりすぎた」と語っていますが、手にしただけでひんやりした感触がしてコンパクトな本体からずっしりとした重厚な重みが伝わってきます。
所有する満足感に溢れているこのレンズを携行して街歩きをしているだけで満足感を感じます。目にしたちょっとした発見にもスッと写真を撮りたくなるのも、このレンズの魅力だと感じます。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/11
露出時間:1/80秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



神田川最後のカットはカメラのピクチャーモードを彩度の高い風景をセレクトして、撮影したデータに画像処理ソフトで川面の濃度を上げて反射する雲をくっきり浮かび上がるようにしました。彩度の補正はしていないのですが、濃度を少し濃くするだけで肉眼で見るよりもはるかにダイナミックな描写になりました。
ほんのわずか補正するだけでこれだけ写真の雰囲気が変わるもの、元のレンズによる描写力・再現力が高いからです。美味しい料理は良い素材が欠かせないように、このレンズは撮って出しで最良と呼べる素晴らしい素材を撮れるからこそ、少しの補正でも十分美しい画像が得られると確信しました。
カメラ: α7 III
レンズ: 24mm F3.5 DG DN
絞り値:f/16
露出時間:1/30秒
ISO:640
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先




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