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SIGMA fp 世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス

世界最小・最軽量、フルサイズイメージセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ『SIGMA fp』を携えて秋の鎌倉を散策しました。fpのコンセプトである『いつでも気兼ねなく撮れる小さく軽いボディ』を体現すべく、気軽にスナップ撮影を楽しもうと北鎌倉駅を出発しました。


sigma_fp_201910_受付の猫
円覚寺の拝観受付前にコロンとした猫がまったりしています。訪れる観光客から『まあ、可愛い』と次々に声を掛けられるのですがまったく気にする気配はなく、ちょっかいを出されも応じることもなく受付前で気ままにゆったりしています。この場所がこの子のお気に入りの場所なのでしょう。とても可愛らしかったのですっとfpを取り出して思い出に残そうとカメラに収めました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/200秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_ススキ
10月半ばまで汗ばむ陽気が続きなかなか秋の訪れを感じることができませんでしたが、鎌倉を訪れてススキの穂がたくさんあることを見てようやく秋を実感することができました。fpに装着したレンズキットのContemporaryライン・45mm F2.8 DG DNは絞り開放ではオールドレンズのようなふんわりした描写が楽しめる面白いレンズでススキの穂をまろやかに描写しています。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_石仏
訪れたお寺の境内から少し脇に入った場所で石仏と出会いました。京都のような洗練された場所ではなく自然のまま置かれている石仏たちから質実剛健を誇った鎌倉時代の趣が伝わってきます。小さなボディのfpは気軽にカメラを構えられるので、ふと目にした場面を心が感じたまま切り取る軽快なスナップ撮影が楽しめることでしょう。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/80秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_木仏
ロ仏教に『草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)』と説く言葉があります。草木や国土のような感情を持たない存在であっても成仏できる、という意味だそうですが、長い時間風雨に晒されてきことによって苔をまとい朽ちかけようとしている木仏を見ていると、まるで悟りを開いて自然に戻ろうとしているかのように感じました。フルサイズフレームのfpと優れた解像度を誇るSIGMA 45mm F2.8 DG DNのコンビによって木仏の質感を精微に写し出し悟りを開こうとする木仏の表情をしっかりとらえています。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/60秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_石仏と落ち葉の焚火
石仏の右後ろに落ち葉がぎっしり詰められたビニール袋が置かれ、その奥では燃やされた落ち葉の煙が漂っています。フルサイズの画像サイズはF2.8のレンズでも豊かなボケ味を作り出します。豊かなボケ味と高画質なレンズ性能を十分に引き出すセンサーは秋の鎌倉の魅力を画面に余すことなく描き出しました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_水たまり
小さなお寺の山門が写りこんだ水たまりにfpを向けました。fpのAFシステムは精度の高いコントラスト検出方式なのですが映りこんだ空の明るさが邪魔をしてAFではピントを掴むのが難しかったのでマニュアルフォーカスに切り替え背面の約210万ドットの3.15型モニターを見ながらピントを合わせました。クリアで鮮明なモニターはフォーカスの山が掴みやすく、水たまりに映りこんだ山門をシャープに写すことができました。シャッターを押した瞬間偶然通りがかった外国人観光客も写り込み海外からの観光客が増加している鎌倉の雰囲気が撮ることができました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/320秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_賽銭箱
素朴な賽銭箱から質素で落ち着いた鎌倉の雰囲気が伝わってきます。何気ない光景でもシャッターを押したくなるのは小さいボディのカメラならではの気軽さではないでしょうか。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/125秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_座禅堂
座禅堂の畳にも禅宗の心が生み出す枯山水の世界が感じられます。シャッター音がまったくしない電子シャッターなので撮影したこの瞬間にも座禅堂に漂う落ち着いた空気感は乱れることはありませんでした。畳の質感をしっかりとらえるためISO2000に上げて絞りを大きく閉じたのですが粒子の荒れは目立たず、フルサイズのアドバンテージを感じました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/14
露出時間:1/50秒
ISO:2000
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_水琴窟の落ち葉
水琴窟に落ち葉が無造作に散らばっています。美しい菊の花などが浮かべられた京都の水琴窟を見ると風流で美しいと感じますが、筆者は落ち葉をあるがまま、自然のまま放置しているこの水琴窟のほうが本来の仏教の姿を現しているように思いました。素朴な鎌倉の雰囲気にシンプルで武骨さも漂うSIGMA fpはとても似合うカメラです。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_山門の龍
山門の扉に木彫りの龍が飾られています。両翼を広げ今にも動き出しそうな躍動感に満ち迫力満点ですが、立ち上がって翼を広げている姿は龍というより西洋のドラゴンにも見えます。カラーモードをセピアにしてノスタルジックな雰囲気で撮影してみました。コンパクトカメラのような小さなボディであってもフルフレームセンサー搭載のfpは最高級ミラーレス一眼と変わらない高画質で被写体を描き出します。被写界深度を稼ごうとf11まで絞ったところISO4000になってしまったのですが画面を見ての通り十分鑑賞に堪える画質です。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/11
露出時間:1/50秒
ISO:4000
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_山門
立ち入り禁止の境内を山門の下から見学する観光客をスナップしたのですが、シャッターチャンスを逃すまいと慌てたのか若干手ブレを起こしてしまいました。fpには手振れ補正装置は内蔵されておらずレンズキットの45mm F2.8 DG DNにも装備されていないのでスローシャッターを切る場合には手ブレに注意する必要があります。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_下駄箱
本堂を見学しようと玄関わきの下駄箱にスニーカーを入れたとき、納められた靴の配列に絵心を感じてシャッターを押しました。“いつでも気兼ねなく撮れる”ポケッタブルなfpだからこそ絵心が沸いたらすぐにシャッターを押したくなるのかもしれません。出来上がった写真をみると隅まで歪みがなくレンズキット45mm F2.8 DG DNの優秀な性能を改めて認識しました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:3200
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_太鼓
本堂脇に障子窓から差し込む光を浴びて浮き上がる太鼓。高性能なレンズ性能をしっかり受け止めることができるフルフレームセンサーを搭載し画質に妥協しない性能を持つfpだからこそ、太鼓の存在感溢れる写真を生み出しました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:800
露出補正:-1.7ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_小熊の置物
昼食を取ったレストランの庭で柄杓を置く小熊の置物を見つけました。極端に整えずあるがまま自然の形で設置されていて鎌倉らしい質素な雰囲気が漂います。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/3.5
露出時間:1/50秒
ISO:125
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_かぼちゃ
こちらのお寺では本堂脇の部屋に色とりどりのカボチャが置かれていました。ハロウィンが近づいているからなのではと思いましたが、お寺ですし因果関係はわかりません。でも飾らず風流な雰囲気を感じます。カラーモードはスタンダートで撮影しているので素直な発色です。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:125
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_矢印
御朱印を頂く窓口前の小さな階段に進行方向を示す矢印が示されています。階段に使われている木もかなり枯れていてひびも入っている状態ですが矢印の配列に絵心を感じました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/16
露出時間:1/50秒
ISO:800
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_うさぎ
お寺巡りをしている道中、ウサギの形にくりぬかれた壁を通りかかりました。広い壁の隅にポツンと存在するウサギがとてもかわいらしくfpで切り撮しました。気ままに歩く小さな旅にも思いがけない出会いはたくさん溢れています。もし重くてごついカメラを携帯していたらこんな些細な光景は見逃していたかもしれません。小さくて軽いボディは重い機材を持つ負担から解放され心に余裕が生まれて撮影を楽しむことに集中できるのではと思います。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/3.5
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_鎌倉高校前駅
鎌倉の魅力は古寺だけではなく海が近いことではないでしょうか。江ノ電に乗り海辺に面する鎌倉高校前駅で下車しました。ホームに降りると潮の香りが漂ってきます。海を見ただけで時間がゆっくり流れるように感じるのは筆者だけでしょうか。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/3.5
露出時間:1/200秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



sigma_fp_201910_打ち寄せる波
思い出すも難しいほど久しぶりに鎌倉の海に来たので波の音を聞いていると心がセンチメンタルな気分に包まれました。ふとfpに内蔵されているカラーモードをセピアにして押しては引く波を撮影してみると、自分の心より更にノスタルジックな雰囲気が漂う写真となりました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/800秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



sigma_fp_201910_海
どんよりした天気だったので海の色を少しでも出したい、と12種類用意されているカラーモードの中から『FOVクラシックブルー』を選択して広々とした海の雰囲気がわかるように撮影してみました。出来上がった写真からは海と空に青みがかかり実際に見えるよりもすっきりしてさわやかな広い空間を感じられます。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/800秒
ISO:320
露出補正:+0.7ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



sigma_fp_201910_心象風景
fpのAFシステムはコントラスト検出方式なので光量が少なく逆光気味の被写体のピントを掴むのはすこし苦手なようです。この写真は手前の階段にピントが合ってしまいました。だが出来上がった写真には私の心象風景を映し出したかのような雰囲気が漂っています。何でも目にしたものを思いのまま撮る、ピントがずれていてもその場に漂う雰囲気を映し出す、それもまた写真の魅力だと思います。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/4
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



sigma_fp_201910_紙コップ
朝から厚い雲に覆われた中での撮影旅行でしたが、日没が近づくにつれ雨雲が近づいてきていることを感じて撮影を終了しました。鎌倉駅に向かう途中、カラーモードをモノクモームに設定して街をスナップしながら鎌倉駅に向かいました。
カメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:200
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


sigma_fp_201910_コーヒーショップカメラ: SIGMA fp
絞り値:f/2.8
露出時間:1/50秒
ISO:500
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先





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