Panasonic 交換レンズ LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH.
開放F値2.8-4.0、35mm判換算で16-36mm画角の超広角ズームレンズです。厳しい光学基準をクリアして「ライカブランド」を名乗るのに相応しい描写性能を実現、さらにナノサーフェスコーティングの採用でゴーストやフレアを低減しているとのこと。試し撮りをして参りましたので、ご覧ください。

絞り値:f/8
露出時間:1/500秒
ISO:200
広角端にて撮影、当然ですが肉眼で眺めるよりも遥かに広い範囲を切り取ってくれます。発色も派手過ぎず丁度良く、周辺部の歪みも見受けられず文句なしです。

絞り値:f/8
露出時間:1/3200秒
ISO:200
露出補正:-0.7
逆光といういやらしい場面においても、黒潰れすることなくきちんとアンダー部も色が描き分けられており、コントラストもしっかりしています。映り込みも無く、良い仕上がりです。

絞り値:f/8
露出時間:1/320秒
ISO:200
露出補正:-0.7
自転車のディテールまで細緻に写しこまれているのも感心しましたが、橋の木や水面の質感も、まるでその場に自分が居るかのように描写されていると感じました。

絞り値:f/2.8
露出時間:1/2500秒
ISO:200
露出補正:-0.3
ボケ味も見事です。絞り開放・広角端での撮影でしたが、思ったとおりに被写体(花)を浮かび上がらせることが出来ました。最短撮影距離も約23cmと短いので、被写体に寄ってボケを活かした迫力のある画も撮影可能です。

絞り値:f/5
露出時間:1/1300秒
ISO:200
露出補正:-0.3

絞り値:f/5
露出時間:1/800秒
ISO:200
露出補正:-0.3

絞り値:f/5.6
露出時間:1/2500秒
ISO:400
露出補正:-0.3
広角ならではの、遠近感を活かした一枚です。こちらは動いている被写体(モノレール)です。GH5の性能と合わせて、動いている車両内の人物まで描写できています。
今回は街歩きにて使用しましたが、扱い易い広角ズームレンズなのでスナップや風景撮影など様々なシーンで活躍できるレンズだと思います。また、比較的小振りな重量なのでGH5と組み合わせてもコンパクト感は損なわれないので、外に撮りに出たい欲を刺激してくれます。フードにもロック機構が付いていて不意に外れ落ちることもないので、まさにお出掛けにピッタリなレンズと言えるでしょう。ライカブランドならではの、高品位な外観もオススメポイントの一つです。