送料無料

カメラ・レンズの選び方や
カメラライフを楽しくする情報発信サイト

Bicphotostyle

パナソニック LUMIX GX8

パナソニックの高性能ミラーレス一眼GXシリーズの3代目、「LUMIX GX8」が遂に発売となりました。
前モデル「GX7」のコンセプトを踏襲しつつも、基本性能が底上げされて、高性能、高機能化更に磨きが掛けられています。本機の注目のポイントは、進化した4KPhoto。連続した秒間30コマ連写で撮影、撮影後にお好みのコマを選び出す撮影スタイル「4K フォト」モードと、そしてボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を同時に行う6コントロール手ブレ補正システム「Dual I.S.」が搭載された点です。
実機を手にする事が出来ましたので、早速試写してきました。

パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

雲の質感や空の鮮やかな青色を忠実に再現。また、木の葉の先や、建物の屋根の瓦まで細かく描写出来る解像度の高さも向上しています。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

風になびく国旗を連写で。位置によっては旗で後ろの建物が隠れてしまうのですが、高速連写で撮ったうち、バランスのよい1枚を。通常の連写も高速で高レスポンスです。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

今はオブジェとしてのみ其処に存在しているのでしょうか。ロープで動かないように固定された舵輪です。舵輪の木、ロープ、舵輪を支えている柱、それぞれ全く別々の素材ですが、自然に質感を描写出来ています。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

逆光、さらに太陽を入れての少々意地悪な条件。被写体のシルエットが浮かび上がっている印象的なカットです。一見すると塔は真っ黒に潰れているようにも見えますが、等倍で拡大するときちんと塔のレンガの「目」まで確認出来ます。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

素早く被写体をとらえる空間認識AFで、ガラス越しのオブジェですが迷わずピタっと合焦しました。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

絞っての撮影なので、船体内部や背景の細部までシャープに描写。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

窓から差し込む光が、幻想的なコントラストを創り出しています。


パナソニック LUMIX GX8 作例 実写レポート

テーブルフォトもお手の物。ドリンクやテーブル等、背景を適度にボカしてデザートをより立体的に描写出来ました。


4Kフォトで撮影しました

パナソニック LUMIX GX8 作例
パナソニック LUMIX GX8 作例
パナソニック LUMIX GX8 作例
パナソニック LUMIX GX8 作例

秒間30コマの高速連写で撮影後、気に入ったカットを抽出できる「4Kフォト」。迫ってくる車両列車、4Kフォト機能を使えばこの通り色んなナイスショットを撮る事が出来ます。同じようなカットが続くシーンですが、よく見ると、展望席のガラスに架線柱の映りこみの有無など、この違いによっても仕上がりの印象は大きく変わります。後でじっくりと見ながらベストなショットを選ぶことが出来ます。


多機能ながら、全てが高水準
実は本機は、前モデル「GX7」と比較して若干ではありますがサイズが大きくなり、重量も増加しています(GX7:約360g、GX8:約435g、共にボディのみの重量)。
しかし、右手で握るグリップ部の大型化によってより握りやすくなり、安定感は増しています。組み合わせるレンズによってはかえってしっくり来ることも。街中でカメラを持ち歩いて撮影する方には嬉しいポイントです。
また、カメラ本体の天面部分の配置がリニューアルされ、露出補正ダイヤルが独立して実装されたため、操作感も向上しています。更に、パナソニックのミラーレス一眼では本機から搭載の6軸手ブレ補正機構「Dual I.S.」と、空間認識AFによる0.07秒のAF合焦速度に支えられた本機は、ここぞという一瞬のタイミングを逃さず、安心して撮影する事が出来ます。まさに、パナソニックの最新技術が凝縮された機種であると言えます。

  • ニコン
  • キヤノン
  • オリンパス
  • SONY
  • Panasonic
  • FUJIFILM
  • RICOH/PENTAX
  • SIGMA
  • TAMRON
  • CarlZeiss
  • Leica
  • Tokina
  • ハッセルブラッド