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ニコン フルサイズミラーレス「Z7」【第5弾】

4,575万画素の高解像度を誇るニコンZ7は、風景や静物撮影向きで高画素数の為、スナップ撮影ではオーバースペックだと評するレビュー記事を目にしたことがあります。しかし、スナップ撮影はカメラを持って軽快に感じるかに尽きるのではないでしょうか。程よい重量とフォールディングに優れているZ7を持って街に繰り出してみました。

z7p5_東京駅天井今回のスナップ撮影はJR東京駅からスタート。丸の内北口の改札前に広がるホールは近代的に改修されていますが、現在でも東京駅が歩んできた時の流れを感じる首都東京を象徴する場所です。ホールの中心に立ち天井に向かって歴史の重みを感じながら撮りました。1kgを超えるD850では時として重量を意識してしまうときもあります。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:38mm
絞り値:f/8
露出時間:1/50秒
ISO:1600
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:マニュアル


z7p5_東京駅全景バブル経済の最中、東京駅を立て壊し高層ビルを建てるという計画が上がったことがあります。そうならずによかったと、現在の東京駅駅舎を見るたびに思います。高層ビルに囲まれた中で、東京駅の存在感は一段と増してきているかのようです。向かいの丸ビルから東京駅をZ7で撮影してみましたが、レンガの細かい様子まではっきり捉えている描写力はさすがです。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:70mm
絞り値:f/8
露出時間:1/250秒
ISO:100
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



z7p5_歩行者専用30年ほど前のこの通りは目立ったショップはほとんどなく、無味乾燥なビジネス街でした。時は流れ今や丸の内はブランドショップや洒落たレストランが連なるファッショナブルなエリアに変身しました。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:38mm
絞り値:f/5.6
露出時間:1/125秒
ISO:64
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:マニュアル


z7p5_アートなオブジェさまざまなアートなオブジェがあちらこちらに設置され、道行く人の目を楽しませてくれます。その中でまるで鏡のようにピカピカに磨き上げた金属のリングを組み合わせた芸術性の高いオブジェに心惹かれました。Z7を両手で高々と持ち上げビューファインダーを覗きながら金属の輪がトンネルのように重なる角度を見つけて撮影してみました。軽量なボディとタッチパネル採用のチルト式3.2型約210万ドット画像モニターならではのアングルです。さすがZ7、金属の質感を隅々までシャープに写し出しました。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:24mm
絞り値:f/18
露出時間:1/160秒
ISO:2500
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



z7p5_国際フォーラムビックカメラ有楽町店に隣接する「東京国際フォーラム」は、カメラ雑誌や機材レビューサイトの作例写真にたびたび登場する、“定番”の撮影ポイント。巨大な鉄骨を美しく組み合わせたガラス棟の60mの吹き抜けが作り出す広大な空間は、近未来の雰囲気を漂わせていて、広角レンズを使えばカッコいい写真が撮れます。巨大な船体を連想させる天井の鉄骨や、吹き抜けを撮影した写真はよく目にしますが、さりげなく地下1階のロビーに展示室入口の壁を覆う木材に視点を置いた写真はなかなか見かけません。Z7のチルト式のモニターを使って一味違う作例を狙ってみました。Z7の高解像度は木材の持つ自然の温もりを映し出しているかのようです。鉄骨が多用されている巨大な空間に落ち着きが漂っている理由が、この木材との調和にあると撮影しながら感じました。被写界深度を深くするためf/20まで絞り込みましたが、Zシリーズの搭載された「回折補正」によってシャープさが保たれています。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:24mm
絞り値:f/20
露出時間:1/30秒
ISO:140
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:マニュアル


z7p5_有楽町ガード下いくつかのサイトで“高画素数のカメラはスナップ向きではない”と評されているようです。しかし、スナップ撮影に向いているカメラとは気軽にいろいろな被写体を撮りたくなる気持ちを沸き起こさせてくれることが一番大事。カメラの重さ、グリップの持ちやすさが撮影者の負担にかからない機材は、自然とシャッターを押す回数が増えます。普通に歩いていて見逃しそうな光景でも、パチリと一押しする楽しみがニコンZシリーズにはあると思います。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:27mm
絞り値:f/7.1
露出時間:1/200秒
ISO:1250
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:マニュアル



z7p5_4丁目交差点交差点にあるショーウインドに白鳥がディスプレイされていました。まだスマホがない時代、銀座の待ち合わせはこの場所が定番でしたが、いまや待ち合わせで利用する人も少なくなりました。通信機器が発達しすべての利便性は高まりましたが、風情が年々薄れていくことに寂しさを感じます。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:24mm
絞り値:f/13
露出時間:1/160秒
ISO:1800
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



z7p5_バーの看板被写体を探しながら銀座を歩いていると、バーの看板が目に留まりました。黒い看板がシェイカーとカクテルグラスの形に切り抜かれているシンプルな看板でしたが、切り抜かれた穴から銀座を覗いてみたくなりました。まだ開店前なので道路わきに置かれていますが、看板が小さく、看板の切り抜かれた部分を直接除くのにはかなり無理な姿勢を取る必要がありました。そんなシチュエーションで活躍するのがチルト式モニターです。モニターをチルトさせ、AFエリアモードをシングルモードに。カクテルグラスから見える背景に合わせて撮影してみると、銀座の横道がシェイカーとカクテルグラスで切り抜かれたように写りました。撮影後、背景に色が付いていると看板が引き立たなかったので、後処理でモノクロにしました。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:36mm
絞り値:f/13
露出時間:1/160秒
ISO:4000
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:マニュアル



z7p5_モノレール_汐留カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:24mm
絞り値:f/4
露出時間:1/400秒
ISO:180
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先


 z7p5_汐留東京から有楽町、銀座、新橋へとスナップ撮影しながら、気がつけば汐留まで歩いてしまいました。ふと立ち止まり、空を見上げると、ゆりかもめが新橋方面に向かって走り去ろうとしています。日没時間間近で、ビルは夕焼け空の光を浴びて赤く染まり始めましたが、背後の空はまだ青さを保っています。都会の風景を撮影するのもまた楽しいですね。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:24mm
絞り値:f/4
露出時間:1/320秒
ISO:160
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッタースピード優先



z7p5_お台場夜景1汐留からゆりかもめに乗ってお台場へ。到着した頃には日没した直後でした。美しいマジックタイムを期待していたのですが、あいにくの曇り空。ライトアップされた東京ベイブリッジを楽しもうと次々屋形船がやってきます。三脚は持っていなかったので手持ちで撮影しましたが、Z7に内蔵されている手振れ防止機能に助けられ、美しい夜景写真を撮ることができました。
カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:59mm
絞り値:f/4
露出時間:1/60秒
ISO:1600
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


z7p5_お台場夜景2カメラ: Z7
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:70mm
絞り値:f/5
露出時間:1/40秒
ISO:5000
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル



今回は都心を巡り撮影してきました。いろいろと歩き回りましたが、フルサイズ機としてはやはり軽量です。使用したレンズZ 24-70mm f/4 Sとの組み合わせで程よいホールド感が得られ、より軽快にシャッターを切ることができました。
触れて、撮って、改めて感じるZ7の「完成度」の高さを、昨年の発売からファームアップを経てまだまだ実感している次第です。

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