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ニコン D4S

D4をベースにAF性能、高感度、画質がさらに磨きをかけられたD4S。
AFは「D4」で定評を得ている「シングルポイントAF」、「ダイナミックAF(9点、21点、51点)」、「3D-トラッキング」、「オートエリアAF」に加え、新たに「グループエリアAF」を搭載。高性能AFが強力にサポートします。映像エンジンEXPEED4の搭載により高感度もより強くなり、常用感度域はISO 100からISO 25600に。ホワイトバランスや動画なども進化し、フラッグシップ機として求められる、様々な条件での撮影により心強くなりました。
今回、少し使わせて頂く機会がありましたので、撮影に出かけてみました。

ニコン D4S 作例 実写レポート

定評の3DトラッキングAFなどに加え、グループアリアAFなど、D4SになってよりAFが強化されました。曇りで光のない条件、やってくる列車にしっかりと追従してくれました。


ニコン D4S 作例 実写レポート

同じく動きもののシーン。この時持参したレンズでは少々短かったので1.7倍のテレコンを使用。その際でもパワフルなAFは迷うことなくしっかり列車を追従してくれました。線路のバラスト、咲き始めた梅の花、風格ある列車の質感やカラーもイメージ通りに。


ニコン D4S 作例 実写レポート

曇り空の下の河津桜。少々ハイキー気味でやわらかな感じに撮影してみました。


ニコン D4S 作例 実写レポート

同じく曇天の下、菜の花に望遠でクローズアップ。黄色の花びらの微妙な色合いや蕊のディテールなどもしっかりと写してくれました。


ニコン D4S 作例 実写レポート

駅を巡回中?の黒猫。気づいてとっさに撮影しましたが、やはり高速なAFは心強いです。


ニコン D4S 作例 実写レポート

ピクチャースタイル風景にて。列車のディテール、咲き始めた梅の木、画素数こそ1623万画素と大人しめではありますが、さすが奥行き感、立体感のある仕上がりです。


ニコン D4S 作例 実写レポート

ISO1600にて。1600はもはや高感度ではないのかという感じです。


ニコン D4S 作例 実写レポート

ISO3200でも高感度ノイズなどほとんどなく、煉瓦や屋根の部分のディテールもしっかりと再現してくれました。ISO3200程度ではプリントを考えてても十分で、シーンによってはより高感度での撮影でも使えISO感度に対する概念が変わりますね・・・


ニコン D4S 作例 実写レポート

ISO25600でも高感度ノイズなどほとんどなく、煉瓦や屋根の部分のディテールもしっかりと再現してくれました。ISO25600程度ではプリントを考えてても十分で、シーンによってはより高感度での撮影でも使えISO感度に対する概念が変わりますね・・・


外観もパッと見はD4とほとんど変わらないのですが、グリップやサブセレクターの形状なども見直されています。大きなボディですが、ホールド性もより向上。私も手が小さい方なのですが、しっかりとホールドすることができました。

ミラーバランサーなどの改良により、ミラーバウンドによる振動を抑え、ファインダーの像ブレを低減、像消失時間の短縮や高速撮影中のフォーカスポイント常点灯などの細かい改良も多くのユーザーの声を取り入れたD4Sの魅力。
普段から使っていて、手になじみ、使いやすいということも、厳しい条件でも最高の1枚を撮るための性能に繋がるのだと感じます。
改めて、フラッグシップ一眼レフの進化とその高性能を感じると同時に、この機種でなければ撮れないシーンもあると再認識しました。

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