ナイトセール

カメラ・レンズの選び方や
カメラライフを楽しくする情報発信サイト

Bicphotostyle

FUJIFILM X-H1

「FUJIFILM X-H1」は、プロ写真家や映像作家、ハイアマチュアの方々が様々な撮影現場で求める高剛性・堅牢ボディ、かつ防塵・防滴・耐低温構造、快適な操作性やクオリティなどを実現したXシリーズ最高パフォーマンス機です。2430万画素「X-Trans CMOS III」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載し、専用開発されたフジノンXマウントレンズとのコンビネーションで卓越した描写力を発揮します。また、シリーズ初のボディ内5軸・5.5段手ブレ補正機能を搭載したことによりアクティブなシーンや夜景撮影などの幅広い撮影シーンに対応。さらに、映画用撮影フィルムをシミュレートした「ETERNA(エテルナ)」を新たに搭載。ダイナミックレンジ400%と併用することにより、ポストプロセスでのカラーグレーディングの手間を軽減し、完成度の高い映像の収録を可能にしています。今回は、小雨降る公園で、暮れ行く街で、そして波飛沫がかかる海岸でと撮影環境としては悪条件の中、本機材のみを携えて撮影してまいりました。それでは、作例をご覧ください。



FUJIFILM X-H1作例1
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/30秒
ISO:400
小雨降る公園で、フィルムシミュレーションの「クラシッククローム」で撮影しました。発色を抑え、暗部のコントラストを高めることで落ち着いた表現になります。ボディ天面には、Xシリーズとして初めてサブ液晶モニターが搭載され、主要設定などの詳細情報が表示されるので、撮影前の確認に大変重宝します。



FUJIFILM X-H1作例2
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/80秒
ISO:2000
背面液晶モニターは、上・下・右と3方向に可動するチルト式で、ハイアングル、ローアングル、縦位置ローアングルでのフレーミングで、容易に思い通りの構図で撮影できます。小雨の中での撮影で、カメラも多少濡れてしまいましたが、防滴仕様なので不安なく撮影に集中できました。お気に入りの使用頻度の高い機能となりそうです。



FUJIFILM X-H1作例3
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/3.2
露出時間:1/60秒
ISO:2000



FUJIFILM X-H1作例4
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/60秒
ISO:200
黒いテーブル上に拡がる雨の水滴のパターンに惹かれての撮影です。



FUJIFILM X-H1作例5
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/5.6
露出時間:1/150秒
ISO:200
「フィルムシミュレーション」新搭載の「ETERNA(エテルナ)」で撮影。円形のモニュメントから広場の光景を切り取りました。モニュメントの質感が、周囲の環境や空色を反映して描写され、画面上に適度なコントラストを与えてくれました。



FUJIFILM X-H1作例6
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/4.5
露出時間:1/400秒
ISO:400
フィルム交換のように表現の意図に合わせて色調や階調を変更して楽しめる「フィルムシミュレーション」は全16種。新搭載の「ETERNA(エテルナ)」で撮影しました。動画向きという事ですが、落ち着いた美しい発色とシャドー部の豊かな階調は、静止画での描写にも遺憾なく発揮されています。



FUJIFILM X-H1作例7
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/30秒
ISO:500
塾帰りの学生が歩道橋を自転車で通り過ぎる日暮れ時。開放値での撮影ですが、背景の描写は大変シャープで美しいです。



FUJIFILM X-H1作例8
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/8秒
ISO:500
フィルムシミュレーションの「Velvia/ビビッド」で撮影。高彩度の発色とメリハリのある階調表現で絵画的な印象を受けますが、階調は豊かで、立体的なリアリティのある描写力がとても魅力的です。また、強力な手ブレ補正機能で、夜景の撮影が三脚なしでもこれだけ綺麗な画質で撮影できることは「Xシリーズ」の嬉しい大きな進化です。



FUJIFILM X-H1作例9
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/6000
ISO:200
昨日の雨が嘘のような快晴の空。真っ青な海が急に恋しくなり、久々に故郷の海へドライブと決め込みました。カメラを持って車を降りると、さっそく頭上で懐かしい被写体が出迎えてくれたので、即シャッターを切りました。快適なAF操作性は素晴らしいです。フォーカスポイントを素早く変更できる「フォーカスレバー」で、容易に調整ができるという印象です。動く被写体への追従性が強化された高速・高精度なオートフォーカスは、訪れたシャッターチャンスに素早く対応できます。



FUJIFILM X-H1作例10
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/4000秒
ISO:320
波飛沫がかかる場所まで接近して撮影しました。防滴、高剛性・高耐久ボディという機材への信頼と安心感が、撮影へ臨む際の気持ちを前向きにしてくれます。シャッター速度を思い切りあげる事でイメージ通りの水飛沫が撮影できました。



FUJIFILM X-H1作例11
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/7.1
露出時間:1/800秒
ISO:400
Provia(スタンダード)での撮影です。自然な色味と豊かな階調が大変美しい。



FUJIFILM X-H1作例12
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/3200秒
ISO:400



FUJIFILM X-H1作例13
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/4
露出時間:1/1400秒
ISO:200



FUJIFILM X-H1作例14
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/3.2
露出時間:1/110秒
ISO:200
「フィルムシミュレーション」新搭載の「ETERNA(エテルナ)」で撮影。穏やかな色調が、日の落ちる前の雰囲気を上手く表現してくれました。



FUJIFILM X-H1作例15
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/120秒
ISO:100
「フィルムシミュレーション」新搭載の「ETERNA(エテルナ)」で撮影。釣り人が一人。平和で静かな時間が過ぎて行きます。



FUJIFILM X-H1作例16
カメラ: FUJIFILM X-H1
レンズ: XF16-55mmF2.8 R LM WR
絞り値:f/2.8
露出時間:1/8秒
ISO:200
フィルムシミュレーション、高彩度の「Velvia/ビビッド」で、より夕景らしく撮影。釣り人の静かに流れて行く時間を切り取ることができたのではないでしょうか。


「Xシリーズ」で初めてボディ内手ブレ補正機能を搭載したことで、手ブレ補正のなかった手元レンズも、活躍の場をさらに増やしていけそうです。そして、フジフイルムならではの多彩な色調を実現する「フィルムシミュレーション」は、操作性・機能性とともに静止画・動画を問わず、X-H1の大きな魅力です。X-H1の登場で、Xシリーズが更なる機動力を兼ね備え、充実したXマウントレンズ群とともに様々なシーンで活躍してくれるでしょう。


  • ニコン
  • キヤノン
  • オリンパス
  • SONY
  • Panasonic
  • FUJIFILM
  • RICOH/PENTAX
  • SIGMA
  • TAMRON
  • CarlZeiss
  • Leica
  • Tokina
  • ハッセルブラッド