「クラウドが導入されたが、何をしていいかわからない」。現場からはそうした戸惑いの声も多く聞こえてくるが、貝塚氏は、「まずはできることから手を動かすしかない」と言う。
「例えば小テストは、テンプレート的にテスト機能が備わっているため、簡単に取り組めるはずです。まずは、実践してみないと、その先の議論が行えません。これまで物事を進めるフローとしてPDCA(Plan Do Check Action)がいわれてきましたが、今の教育現場では、これは当てはまりません。まず『Do』を先に行っていくしかありません」(貝塚氏)
多くの学校で導入されている「G Suite for Education」「Office 365 Education」といったクラウドアプリケーションで実現できることは多い。まずは取り組みやすいこうした小テストなどから、最初の一歩を踏み出してほしい。
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