シャープな描写とぼけ味を活かせる、フルサイズ対応単焦点レンズ SONY(ソニー) Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼、SONY α7、α7R。ボディの発売以降、フルサイズ対応のFEマウントレンズのラインアップの拡充を期待する所ですが、そのうちの1本、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAが発売になっています。フルサイズ機への装着で気持ち長めの単焦点の標準レンズ、その組み合わせでぼけ味も、そしてシャープな描写も楽しめる1本です。
CarlZeissブランドのシリーズとして、光学設計や画質はもちろん、外観も高品位で花型のフードも付属。α7、7Rとの組み合わせもとてもバランスが良いと思います。
海岸にて

カメラ:SONY α7R
1/5000 F1.8 ISO100
まずは絞り開放にて。F1.8と大口径、そしてフルサイズ機との組み合わせで大きなぼけを活かした撮影が出来ます。そしてピントを合わせたところはとてもシャープ。杭の木目などのディテールをしっかり描写。
古タイヤ

カメラ:SONY α7R
1/100 F8 ISO100
浜辺に打ち上げられた古タイヤ。F8まで絞って。タイヤのディテールや朝日に輝く砂浜の砂の質感や波打ち際のウエットな感じもいい感じです。
朝の浜辺にて

カメラ:SONY α7R
1/125 F8 ISO100
今度は引きで撮ってみました。波、砂浜、コンクリートのテクスチャーの描写もとてもシャープで解像感ある仕上がりに。ローパスレスのα7Rの性能を最大限に引き出します。
赤いスクーター

カメラ:SONY α7R
1/125 F2.8 ISO400
屋内にあった古いスクーター。気持ち絞って。ライトのレンズ、錆、そして、原版を等倍で見ると積もった埃までも、画面を触ると拭えるのではと思うほど、リアルにビシッと描写。是非α7Rと一緒に揃えたい1本ですね。
灯台

カメラ:SONY α7R
1/800 F8 ISO100
灯台を見上げて1枚。青空に映えます。手すりの際の部分なども色のにじみなどもなく、灯台のテクスチャーもハイライト部に至るまでしっかりとシャープに描写してくれました。
小さな踏切

カメラ:SONY α7R
1/4000 F2 ISO100 +0.3
50mmに慣れていると、少し狭いかな、と感じることもあるのですが、その分、撮り方によって中望遠レンズ的に切りとるにもちょうど良い感じです。
霧笛舎

カメラ:SONY α7R
1/250 F5.6 +0.7
海風にさらされ幾度とペンキを塗られたのか、軒先はかなりゴツゴツ。そんな質感やペンキのツヤ、プレート部分の文字などもリアルな描写です。
メトロな電車

カメラ:SONY α7R
1/2000 F6.3 ISO100 -0.7
ベテランの風格な電車の側面を。傾き始めた日に照らされた窓ガラスやサッシ、車体の塗装の跡などの質感もリアルな描写です。
高品位なツァイスブランドのシリーズレンズとあって、やはりとても高画質な1本でした。
標準レンズとして、撮り方次第では広くも、一部を切りとるようにも見せられる、改めて写真の楽しさを認識できるレンズです。そして大きなぼけ味と、ピントが来たところのシャープさはさすがSonnar。是非ともα7、α7Rと組み合わせたいです。特にα7Rではローパスレスセンサーの性能を最大限に引き出してくれます。これからのラインナップにも期待大です!
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