SONY α6400
進化したAFと高速性能「SONY α6400」
2019年2月22日、ソニーからAPS-Cセンサー搭載機種で待望のミラーレス一眼が発売されました。「リアルタイム瞳AF」や「リアルタイムトラッキング」など上位機種に劣らない高速・高精度のAF性能を備えたエントリークラスの新型αとなっています。
撮影する機会をいただいたので、進化したポイントを実感しつつ撮影してきました。実写速報レポートではありますがご覧ください。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/1250秒
ISO:400
露出補正:±0
露出モード:プログラム
焦点距離:135mm(35mm換算 202mm)
早速、連写性能をテスト。撮像エリアの約84%をカバーする425点のAFポイントと高精度の追従性能で車体をしっかり捉えています。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/11
露出時間:1/2500秒
ISO:400
露出補正:-1.0
露出モード:絞り優先
焦点距離:42mm(35mm換算 63mm)
列車が橋を通り、咄嗟にシャッターを切る。高速AFのありがたさを感じるショットです。岩の質感もしっかり表現できています。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/11
露出時間:1/1600秒
ISO:400
露出補正:-1.0
露出モード:絞り優先
焦点距離:23mm(35mm換算 34mm)
同じ場所からもう一枚、今度は横位置で青空や雲の存在感を出すように。逆行だったこともあり少し絞り高めに設定しました。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/11
露出時間:1/640秒
ISO:400
露出補正:-1.0
露出モード:絞り優先
焦点距離:23mm(35mm換算 34mm)
遠めは青空なのに上空は雨雲。寒いと思ったら雪がちらりと降ってきたところを撮影。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/4.5
露出時間:1/20秒
ISO:1000
露出補正:-1.3
露出モード:絞り優先
焦点距離:29mm(35mm換算 43mm)
α6400最大のポイントはAFの進化ですが、高感度性能もしっかり向上されています。左右で明暗差がある中、それぞれに立体感も出せています。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/15秒
ISO:1000
露出補正:-0.7
露出モード:絞り優先
焦点距離:83mm(35mm換算 124mm)
ガラス越しからの一枚。今回はレンズは「SONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」をメインに使用、中望遠の焦点距離でボケも柔らかく表現できました。動画メインでないのであれば、この組み合わせはおすすめです。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/8秒
ISO:1000
露出補正:-0.7
露出モード:絞り優先
焦点距離:18mm(35mm換算 27mm)
陽が落ちかけた頃の撮影。ライトアップされた橋や光源など解像感を出せています。ノイズも少なく雰囲気を残せたのではないでしょうか。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/25秒
ISO:800
露出補正:-1.0
露出モード:絞り優先
焦点距離:28mm(35mm換算 42mm)
続いて店内に移動した後の一枚。この高感度性能なら暗所での撮影も安心です。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/1000秒
ISO:400
露出補正:-0.7
露出モード:絞り優先
焦点距離:168mm(35mm換算 252mm)
次は望遠レンズを装着して撮影、羽の質感が再現できています。動物などの撮影ではサイレント撮影時の連写が効果的、最高約8コマまで対応します。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/7.1
露出時間:1/800秒
ISO:400
露出補正:-0.7
露出モード:絞り優先
焦点距離:300mm(35mm換算 450mm)
整然と連なるボートを撮影しましたが、まだ寒い時期なので利用者は少なくやや寂しげ。色鮮やかな被写体も自然な色合いで再現できます。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/7.1
露出時間:1/400秒
ISO:400
露出補正:-0.7
露出モード:絞り優先
焦点距離:300mm(35mm換算 450mm)
着地間際のショット。決定的瞬間を捉えるスピード性能を改めて体感しました。

カメラ:
SONY α6400
絞り値:f/5.6
露出時間:1/160秒
ISO:160
露出補正:+0.3
露出モード:プログラム
焦点距離:91mm(35mm換算 136mm)
おまけショットです。別の販売員が瞳AFのテストシューティングしてきました。難しい操作は必要なく簡単にフリスビーを投げる子供の顔と瞳を捉え追従してくれました。
高速AFや高感度などのシチュエーションを見ていただきました。
一言で言えばα6400のは「簡単で速くてキレイ」。フラッグシップ機α9で搭載している画像処理エンジン「BIONZ X」を採用することでバッファメモリも増加し、連写後のストレスもありませんでした。培ってきたフルサイズの技術をAPS-Cサイズのセンサーのカメラに凝縮した新世代のエントリーモデルは、一眼デビュー機にもフルサイズユーザーのサブ機にもなるカメラです。