カメラ・レンズの選び方や
カメラライフを楽しくする情報発信サイト

Bicphotostyle

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art

今回、高画質達成を第一義とするArtラインより発売された写真愛好家待望の一眼レフ用マクロレンズ 「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art」。評価が高かったにもかかわらず、やむなく生産中止となっていた「カミソリマクロ」の異称をもつ70mm F2.8 EX DGでしたが、フローティングフォーカス等の採用により、軽量化を維持しつつも、クラス最高の光学性能により、軸上色収差を徹底抑制し、さらに進化した「現代版カミソリマクロ」として、まずはキヤノン用が登場しました。順次、シグマ用、ソニーEマウント用が発売予定されています。高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントとマウント部にシーリングを施した簡易防塵防滴機構。1.4倍(90mm/F4)、2倍(140mm/F5.6)のテレコンバータが使用可能。コアレスモーター採用により、オートフォーカス時の駆動音の低減を実現させ、様々な環境での使用に対応が可能となっています。それでは、作例をご覧ください。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/80秒
ISO:2500
開放値で捉えたPCキーボード上の「G」の文字。正確には、もっと狭い領域にピントを合わせていますが、合焦部は驚くほど鮮明であり、肉眼では捉えられないような状態と質感を拡大して見せてくれます。さらに、「レンズ光学補正(キヤノン用)」に対応し、白黒のコントラストが強い画のピントの前後に現れやすい軸上色収差をもしっかり抑制してくれます。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/100秒
ISO:100
こちらも、開放値での表現。冷たいアイスコーヒーにクリームをトロリとかけたところで、シャッターを切りました。開放値におけるボケ味と描写とのバランスは、実に素晴らしく、五感を大いに刺激してくれる表現になったのではないでしょうか。被写体や感性に合わせて絞りを調整することにより、表現のバリエーションは無限大とも言えます。光に透けたコーヒー色もいい色味です。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/5
露出時間:1/80秒
ISO:160 
「料理」や「食材」等、「食」に関わる表現は、ボケ味が美しいマクロレンズの得意分野。ボケ味により強調される食材のフワフワ感やこんがり感、野菜の新鮮さや肉のシズル感などを、テーマに合わせた絞りで存分に表現してください。どこにピントを合わせるかで美味しさの伝わり方も変化します。「70mm F2.8 DG MACRO」は、AF作動時に、フォーカスリングを回すだけでマニュアルでのピント合わせが可能なフルタイムマニュアル機構を搭載。フォーカスモードを切り替えることなく、繊細で精確なピント操作が行えます。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/3.2
露出時間:1/400秒
ISO:200
まだ固い蕾を持った開花前の紫陽花。F3.2で生じたボケ味により、1つ1つの愛らしい蕾に深い奥行きが与えられて、空間に厚みが生まれました。「70mm F2.8 DG MACRO」だからこその表現です。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/160秒
ISO:100
小さな紫陽花でしたが、マクロレンズで撮影すれば、ご覧のように立派な主役となります。花冠のようにも見えますね。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/4
露出時間:1/60秒
ISO:160
主題の背景を、適度な状況描写を残す程度に絞りました。主題の繊細な描写は、鮮明かつシャープに、そして柔らかく生じたボケ味が、ふんわりした羽根のような素材感を上手く表現しています。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/3.5
露出時間:1/400秒
ISO:100
マクロレンズを手にしなければ、全く関心を持たなかった小さな小さな世界。小指の爪にも満たないこの子も蜂(?)なのでしょうか。ピントの来ている合焦部は、まさにカミソリのようにキレキレにシャープに描写されています。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/200秒
ISO:100
FLDガラス2枚、SLDガラス2枚に加え、屈折率が高く異常部分分散性の高いガラスも1枚採用し、軸上色収差を徹底的に補正。さらに非球面レンズ2枚を採用し、最短撮影距離付近の解像感を向上させたとの事。これらの特徴によりカミソリのようにシャープな合焦部と、色にじみのないボケとの対比を楽しむことができます。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/5
露出時間:1/60秒
ISO:200
昆虫をF5程度に絞って描写しましたが、このアングルでの前後のボケ味、特に前ボケは大きく現れ、シャープな合焦部との対比により、主題がハッキリと際立っています。この素晴らしい解像感。作品として大きく引き伸ばしたくなります。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/5.6
露出時間:1/80秒
ISO:200
木の幹にピンと張られた蜘蛛の糸。合焦部は、質感とともに鮮明に描写されており、大きなボケ味との対比で、他に類のない「70mm F2.8 DG MACRO」の独特な表現が可能となっています。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/4.5
露出時間:1/60秒
ISO:125



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/500秒
ISO:100
開放値による撮影で、背景を大きくぼかしてボールをクローズアップしました。程よいボケ味です。その場の環境や気温、そして芝の匂いまでが思い出されます。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/1000秒
ISO:100
公園を駆け回る元気一杯の男の子。池の鯉に目を留めて立ち止まる男の子のその肩に、前後から優しく手を添える母…公園はいつだって愛に溢れています。今日も素敵な親子との出会いに感謝。無難な構図ですが、開放値で母子にピントを合わせたことで、スッキリとクリアな抜け感が生じました。バストアップでのポートレートでも良い仕事をしてくれそうです。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/640秒
ISO:200
放課後の子供達の公園にて。平和でのどかな愛すべき時間。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/2.8
露出時間:1/250秒
ISO:100
こちらは、昼下がりの小さな公園で見かけた1シーンです。最近、サイクリングの拠点となった街の近郊には、サイクリストが一休みできる公園が多く点在しています。距離をおいて、1カット撮影させていただきました。「70mm F2.8 DG MACRO」は、最短撮影距離から無限遠までの全ての距離での高画質の表現を実現させています。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/7.1
露出時間:1/1000秒
ISO:200
レンズは、軽量で街撮りにもちょうど良いサイズ。2つのフォーカスレンズ群を異なる移動量で動かす繰り出し式のフローティングフォーカスを採用しており、撮影距離の変化による収差変動を抑えているとの事。足で距離を測り、画角を決定。楽しい時間です。



カメラ:EOS 5D Mark III
絞り値:f/3.2
露出時間:1/8000秒
ISO:1000
1〜2時間おきに湧き出てくる泉。飛沫を画に留めたく、グッとレンズを近づけての撮影です。簡易防塵防滴機構を採用しているので、様々な環境で訪れるシャッターチャンスを、取りこぼす事なく留めることができます。

SIGMAの「70mm F2.8 DG MACRO」は、別売りのマクロフラッシュアダプターφ65mmを装着することで、マクロフラッシュ EM-140 DGの使用が可能です。また、マクロフラッシュアダプターφ65mmの内径側にφ72mmのネジを装備。φ72mmのアダプターを用いることで、EM-140 DG以外のマクロフラッシュやリングライトの装着も可能です。本格的なマクロ撮影にオススメの1本です。




  • ニコン
  • ニコン
  • オリンパス
  • SONY
  • Panasonic
  • FUJIFILM
  • RICOH/PENTAX
  • SIGMA
  • TAMRON
  • CarlZeiss
  • Leica
  • Tokina